第2回オリジナル音楽CD作成大会
今日は、以前失敗に終わった「オリジナル音楽CD」に再挑戦である。
ケーブルは「抵抗なし」
前回の失敗で一番疑わしかったのはケーブルだったので、今度は店でよく訊いた。店員に「パソコンでも何でも、LINE INに繋ぐなら”抵抗なし”ですよ」とあっさり言われてしまった。やっぱりケーブルが間違えていたんだぁ。クソ〜。
関連したことを色々訊くと、ステレオから出力させる場合、カセットデッキの裏の「ピンジャック」に繋ぐ方が若干音質は良いかもしれないが、表の「ヘッドホン」からでも取れます。その場合も、「抵抗なし」のケーブルでいけます。とのこと。結局、色々な方法が出来るようにケーブルやらアダプタやらを買ってしまった。
今回は、一番簡単な方法で、ステレオではなく、カセットレコーダのヘッドホンと繋ぐことにしてみた。
録音レベルの調整
「WaveStudio」を起動し、録音スタンバイ。カセットテープを再生すると、録音レベルがちゃんと動く。今度は大丈夫だ。しかし、この音量の調節が難しい。「ミキサー」が付いているので、それで調節出来るのだが、テープ全体のピークは不明である。録音レベルを見ながら全曲聴けばいいかもしれないが、そんなことはやってられない。おまけに、録音レベルは動いているが、その音は何故かスピーカから出ないのでをモニタできない。それに、この録音レベルは、目一杯いくとどれくらいオーバーしたのか分からない。仕方がないので、「ミキサー」の「録音ボリュームコントロール」で「ラインインレベル」を最大にして、あとは録音レベルを見ながら、カセットレコーダのボリュームで適当に調整した。
録音
さて録音であるが、1曲1曲を切って録音するか、まとめて録音してしまうか。まだやってはいないが、まとめて録音しても、あとで切り貼りは出来るだろう。デジタルなんだから。よく分からないが、面倒なので全部まとめて録音することにした。60分テープでオートリバースにして。しかし、これはあとで面倒なことになったが。
巨大なファイルができた
録音が完了した。ファイルを見てみると、何と!650MBほどもある。やはりマルチメディアは恐ろしい。そして、さすがにファイルがデカイので、波形の表示に時間がかかる。特に、「プレビューウインドウ」のなんとトロイことか。途中から気が付いて、「プレビューウインドウ」の表示はOFFにしたが、それでも波形を表示しているウインドウの表示に時間がかかる。やはりもう少し細切れにして録音すれば良かった。
曲をエディット
またまたマニュアルも見ず(と言うよりマニュアルが無い)、メニューを見渡すと、「編集」に「切り取り」「コピー」「貼り付け」がある。やはりデジタルデータである。元のファイルから少し前後を大きめに1曲分コピーし、別の新規作成のファイルにペーストする。そして曲の前後を切り揃えて保存する。1曲のファイルの一部分を「ズーム」して、その部分だけを再生したり削除したりも出来るので、結構正確に編集が出来る。「ワン、ツー、スリー、フォー」なんてのもきちんと削除できる。
ただ、エディットする時、元の巨大なファイルに戻るたび表示が遅いのでイライラさせられる。しかも、元のファイルから「切り取り」は出来なかった。何故かと推測すると、元のファイルは約650MBで、そのディレクトリが1GBなので、切り取り後にほぼ同じ大きさのファイルの保存は不可能だったのだと思う。コピー&ペーストする時は大きめにするので、切り取りは使わないが。
音量調節
650MBのファイルから1曲ずつ切り出すと、なんと!25曲にもなった。60分で25曲にもなるのは、かなり短い曲があるためである。25曲全てをもう一度WaveStudioに開き、適当に聴いてみる。すると、音量がバラバラであるのが分かる。WaveStudioで録音する時は均等なはずなので、元々カセットテープに録音する時の音量がバラついていたのであろう。
ここでメニューを見てみると「特殊効果」に「音量の増幅」というのがある。試しに200%にしてみると、確かに音が大きくなる。さらに500%にもしてみたが、音が割れる訳でもなく音は大きくなる。これは便利だ。さすがデジタル!開いているファイルのウインドウの右のスクロールバーを最も下にし、波形を表示させ、特に目立つものだけを視聴してから適当に増幅させた。
CD-RでBurn!
ファイルが揃ったので、あとはCD-Rで焼くだけである。Gearのマニュアルの「Writing CD Audio disc from Wave files」に従い、「CD Project」を作り、「Test」でスタートする。もう慣れたもんである。ただ、一つ気になるのは、「The physical image of track 1 does not exist. Do you want to use the virtual image?」との表示が毎回全ファイルに対して表示されることである。別に問題ではなさそうだが。
オリジナル音楽CD完成
CDが出来上がった。Gatewayに入れてみる。
出たぁ!音が出たぁ!!それにしてもヒドイ演奏だぁ〜!!!
という訳で、やっとオリジナル音楽CDは完成した。ただ、一つ気になるのは、まだ音量調節のコツがつかめていないことで、出来上がったCDも市販の音楽CDに比べるとやや音が小さいものになった。まだ、工夫が必要なようである。