Windows95再インストール
まずパーティションでだいぶ悩んだ。このマシンにはWin95だけでなく、お試しコーナーとして、Win98beta、Win95OSR2、さらに、WinNT Workstation、WinNT Server、果てはLinuxまでインストールしたいと思っている。考えてみると、4.3GBなんてあっという間だ。で、さんざん悩んだが、結局疲れてどうでも良くなり、次のように決めた。
HD | パーティション | 容量 | 内容 | ||
AC34300 | 0 | 基本 | 600MB | Windows95,System Commander | |
1 | 基本 | 600MB | Windows98beta | ||
2 | 基本 | 600MB | Windows95OSR2 | ||
3 | 拡張 | 論理1 | 1000MB | Windows Common Area | |
論理2 | 600MB | WindowsNT Workstation | |||
論理3 | 600MB | WindowsNT Server | |||
論理4 | 95MB | 予備 | |||
AC21200 | 0 | 拡張 | 論理1 | 1000MB | Linux Native |
論理2 | 200MB | Linux Swap |
本日は、先頭のWinodws95のインストールを行う。久しぶりのWindows95のインストールだが、最低限のインストール手順をDOS起動のFDにセットしているのでこれは楽勝。
次に、カードやドライバをインストールしていく。もっと良いやり方があるのかもしれないが、適当な順番で一つずつ設定していった。
1.ビデオカードドライバ(Power Window T64V)
これは楽勝。ドライバディスクを入れて、ごく普通にインストール。
2.モニタ設定(FlexScan E55D)
モニタに付いていたFDを使うだけ。これも楽勝。
3.サウンドカード(SB AWE64)
PnPではあるが、これはISAなので少し緊張。SoundBlasterが通常取りに来るIRQ5が空いているので問題なくクリア。かと思ったら、デバイスマネージャを見ると、ビックリマークが出ている。SoundBlasterに付いているIDEのCD-ROMである。全く余計なものだ。
マニュアルを見るとその解放の仕方が出ているが、書いてあることが少し食い違う。「ハードディスクコントローラ」の中の「スタンダードIDE/ESDIハードディスクコントローラ」で、IRQ14とIRQ15以外のIRQを使っているものを使用しないようにするとあるが、そんな物は無く、ビックリマークが出てIRQ10を使っているのはCD-ROMである。まあ、やり方だけ参考にして、CD-ROMの[デバイスの使用]の[Original Configration]のチェックボックスを外し、さらにIRQの割付をIRQ15にして他のデバイスとわざとバッティングさせてIRQ10を解放した。
4.SCSI H/A(Tekram DC-390U)
これも楽勝。
5.NIC(NE2000)
ISAであるが、以前簡単に完了したからとナメテかかったらドツボった。
DOS(USモード)でユーティリティを起動し、空いているIRQ9にNICを割り当て、Windowsを立ち上げるが「新しい〜」には引っかからない。仕方がないので、ハードウエアウイザードをかけると、NE2000を見付けたと表示。しかし設定途中で、先程設定したI/Oポートアドレスが空いていないことを発見し、インストールを中止。再びISAユーティリティで調整し、Windowsを再起動。しかし、起動途中で文字化けが発生した。その後の結果から推測すると、どうもウイザードを中止するとおかしくなるようで、再度設定をすれば自然と直った。
しかし、起動した画面は640x480Modeだった。見事にPower Window T64VとNE2000がIRQ9で当たっている。しかし、なんでPower Window T64VはわざわざIRQ9を取りに行くんだ?IRQ10もIRQ11も空いているのに。ISAの居場所を意識できないとしても、最初にIRQ11を取りに行ったくせに、なんで今度はIRQ9を取りに行くんだろう。よ〜分からん。仕方がないので、またまたISAユーティリティでNE2000をIRQ10にして、Windows上でも手動設定でIRQ10にした。
STEP-A | STEP-B | STEP-C | STEP-D | |
SB AWE64まで | SB IDE CD-ROM使用不可
Tekram DC-390Uまで |
NE2000まで | 最終 | |
IRQ5 | SB AWE64 | SB AWE64 | SB AWE64 | SB AWE64 |
IRQ9 | アキ | アキ | Power Window T64V × NE2000 !!! | Power Window T64V |
IRQ10 | SB IDE CD-ROM | アキ | アキ | NE2000 |
IRQ11 | Power Window T64V | Tekram SCSI H/A | アキ | アキ |
IRQ12 | アキ | Power Window T64V | Tekram DC-390U | Tekram DC-390U |
あと分かり辛かったのは、I/Oポートアドレスだった。NICのISAユーティリティでは、300H、240H、280H、2C0H、320H、340H、360Hから選べとあるが、Windows上では同じ4桁の数字ではあるが表記が違うようで、240Hを選択するとWindows上で0240-025Fとなる。これが分かるのにも時間がかかった。それからMedia Interfaceを選べとあるが、これもreadmeを見て初めてTP=10BASE-T、THIN=10BASE-2、THICK=10BASE-5であることが分かった。
あ〜疲れた。