五社神社 大阪府池田市鉢塚2丁目 旧・村社
現在の祭神 国常立尊・建速素盞嗚尊・五十猛尊・住吉大神・穴織大神
本地 五智如来(大日如来・阿閦如来・宝生如来・阿弥陀如来・不空成就如来)

「大阪府神社文化財図録」

五社神社十三重塔[LINK]

 鉢塚古墳は五社神社の境内、社殿背後に位置する古墳で、巨大な横穴式石室の入口が開かれ、古くから特殊な信仰をあつめている。 内部の石室は高さ5.2メートル、長さ6.4メートル、幅3.3メートルの玄室と、長さ6メートル、幅2メートルの羨道を備え、いずれも花崗岩の巨石を用いて構築されたものである。
 玄室の奥壁に接して中央に高さ5メートルに及ぶ石造り[十]三重塔が建てられ、その右側に不動明王の梵字を彫った板碑と、左側に半肉彫の地蔵立像が安置されている。 この十三重塔の材質は凝灰岩で、相輪部分だけは材質様式を異にするので後補と考えられる。 基礎の側面にはそれぞれ一対の香狭間が彫り出され、鎌倉期の石燈篭の基礎の香狭間などと共通する時代様式をみせている。 第一層の軸部四面には月輪の中に金剛界四方仏の梵字を肉太の薬研彫りに彫ってある。 五社大明神はこの金剛界五智如来を本地とするところから社号がでた。