羽黒山湯上神社 福島県会津若松市東山町湯本 旧・郷社
現在の祭神 倉稲魂命
[配祀] 玉依姫命
本地 聖観音・軍荼利明王・妙見菩薩

「新編会津風土記」巻之三十三(陸奥国会津郡之七)

湯本村[LINK]

○羽黒神社〈境内東西五町二十五間南北三町五十九間免除地〉  羽黒山の頂上にあり、祭神は倉稲魂神なり、 縁起に據に天平中行基此国に来り、紫雲のたなびくを見て此峰頂に尋ね登りしに忽ち三足の烏飛来り、又軍陀利妙見正観音の三尊其形をあらはしければ、行基其霊瑞に感じ三社権現を此所に勧請し、側に一字の梵刹を建て羽黒山東光寺と号く、 其後法流の院宇三百余区ありて山下に連り、近里に満つ〈院内村は其遺名なりとぞ〉

「福島県民百科」

羽黒山湯上神社[LINK]

会津若松市東山町湯本字寺屋敷。 祭神倉稲魂命をまつる。 729年(天平1)行基が山頂に現れた三足烏を見て霊瑞を感じ、軍陀利、妙見、観音の三尊を当地に勧請した。 以来蘆名氏の信仰も厚く、会津羽黒信仰の中心となり、別当東光寺が管し、修験道場として栄えた。 明治初年東光寺が廃され、現在の社名に改めた。 社宝に本地仏である銅造観音菩薩立像がある。 奈良前期の作で、県重要文化財に指定されている。