立岩神社 岐阜県高山市朝日町立岩 旧・村社
現在の祭神 大己貴大神・少毘古那命
本地 観世音菩薩

「飛騨の神社」

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一、由緒  当神社は文禄年中(皇紀2252-2255 西暦1592-1595)に勧請奉祀したものと言われている。 延宝のころ当地方では、白山社を称するところが多かったが、当神社もまたその一つである。
 古くは桑野の竜巌山にあったものを、現在の境内地へ移したものかとも言われているが、定でない。
 『元禄水帳』に、「除地観音堂堂境内四畝十二歩」とあり、本殿には「宝暦二年九月二十六日大工藤原包昭・蒲平五郎・同藤原安保・五郎左衛門・奉造立、当社権現本地観世音、氏子諸願成就」と書いた棟札がある。 覆は安政五年、更に昭和十五年の再建である。
 『一宮神名記』に、「御霊代立岩、是は古来観音堂にて、除地四畝十二歩有之、当時の産土神といつの頃にか相祭り、毎年湯花神事等仕候。尤傍に五輪抔も有之、尚木仏二体御座候。」とある。
 天明のころ、「石仏」と称したが、これは神は仏陀の権現であるとの思想から、御神体が石のゆえにかく言ったものであろう。