天満神社 香川県綾歌郡綾川町滝宮 旧・県社
現在の祭神 菅原道真
[配祀] 吉祥姫命
[合祀] 武甕槌命・猿田彦命・少名彦命・野見宿禰・嶋田忠臣・度会春彦
本地 十一面観音

梶原景紹・梶原竹軒「古今讃岐名勝図絵」巻之七

滝宮村 天満宮[LINK]

〇天満宮 同所[滝宮神社]境内に在り、社人社僧同上[社人大西左伝、社僧龍燈院]、二月廿五日、御法楽、同廿七日、百手異数、七月廿五日、御菩提会念仏踊、 此所は弘法大師の甥智泉大徳誕生の地なり
天満神社(県社) 菅原道真公を祀る天暦二年二月
本社 幣殿 拝殿 鳥居  ○本地観音堂十一面観音(菅[ママ]相御像)  摂社(荒神、広瀬、龍田、五社大明神、弁財天並境内にあり)
当寺は人皇五十八代光孝天皇御宇仁和三年正月十六日菅[ママ]相当国大守に任し給ひて此地は国の中央なる故当郡府中村に官舍を構へ居給ふ時当院内に自国分石を建給ふ (今二王門脇にあり奥州宮城重壺の石碑に準するもの) 龍燈伽藍御院再興なし玉ふ
同四年夏四月より旱して苗生せす万民多く死するを聞玉ひて祭文を作り一七日断食を遊され城山の神に雨を祈り七日満の日大雨降けれは国民悦ひの余り踊をなせし事在り (祈雨の事は城山郡の所へ書せし故爰に略す、念仏踊の事は次に書す) 其後任終りて京師に帰り玉ふの時国民おしみ奉り大船に取付歎きけるとなむ 延喜元年丞相権師となり玉ひ築紫に左遷在りて同三年二月廿五日配所に薨し玉ふと聞く、 国民旧恩を慕ひ時々盂蘭盆の踊の折なれは龍燈院住侶空澄と謀て鉦皷を鳴して踊歌をなし御追福を営み奉りぬ(今の御菩提会念仏踊是なり) 天暦元年神と成玉ふと聞く同二年神廟を爰に摸して氏神と崇め奉る