空手道 ビジネスマンクラス 練馬支部
作者:夢枕 獏
・いやぁ〜〜 題名からして オイラ好みの本だな〜〜 (^0^
ビジネスマンとしては 読まずに要られない!! (なんてね ^^;)
小説の流れは ある事件をきっかけに、サラリ−マンおじさんが
「強くなりたい !!」と 心に闘志を燃やしてしまい。 空手を習う。
と 私にかかれば素敵な世界もたった2行となってしまうあたり、
こういう書き方の限界に近づいてきたのかもしれない。(^^;
内容を書くことによって 読むつもりの物を 読む前からバラシテしまうのが、
とっても恐くって....何処まで書いていいもんかと いつもハラハラして
これ書いてます。 (^^;
こういうのを書かれている方は凄いと思います。最近特に感じます。
さて。 何が魅力かと言いますと、やはり もうオジサンに成ってしまった
RAI.こと私は こういう風に出来たらいいなぁ〜〜って題名見た瞬間に
思ってしまいました。
なぜなら 最近(昔からかな^^;)とくに感じることが多くなったのが、
「過ぎてからしか 理解できないものがある。」ということです。
その中でも「力」。
腕力・体力・知力・精神力・・・・・等と「力」の付く物は魅力溢れるものが
たくさんありますが、 特に「腕力」というか、物語の主人公が求めた、
”暴力に対抗する力”がほしいですね。
こういう風に書くと、単純に”空手”やその他の格闘技を習って、
その技を相手にバンバンたたき込むってのが目に浮かびますが....
この小説はそんなに単純では無かった。
全て読み終えた後に まだこの様な感じ方しか出来なかったとすれば、
多分 この小説を 見てはいるけど、読んで無かったと思いますよ。
(それとも まだ それがこれからの人か。 うらやましいですよ。(^^ )
クライマックスで主人公の得た物は 凄く沢山の物が有ったと思います。
まだまだ 若い方達が この小説を読むと 多分「なんだぁ〜〜」って
感じると思います。
私の言っている事が分かってもらえる読み方ので来たひとへ。
「過ぎてからしか 理解できないもの・・・」意地悪ですよね....
せめて、心の中だけでも主人公のようになりたいもんですね。(^^
−− 講談社 −−
空手道 ビジネスマンクラス 練馬支部 (1992/12/4)
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