今日のチャーミー
98年版
ごめんね 9月24日 木曜日
毛玉がすごい
これはあたしの責任であるが、この間大雨が降った後、ブラッシングをサボってしまったのである。
すると、翌日にはもう、どーにもならない毛玉が、チャーミーの体を埋め尽くしていた。
これは、虫が巣食ってしまう。。。
どんなに解こうとしても、この毛玉はほぐせない。困った私は、
毛刈り
を実行することにした。
こんなに絡まっていては、もちろんバリカンの刃は入らない。
地道にはさみでチョキチョキ切ることにした。
チョキチョキチョキチョキ
チャーミーはいい子でじーっとしていた。
「よしよしいい子だ」
チョキチョキチョキチョキ
ビクッ カプッ ダダダダダダダダダ(逃げ去るチャーミー)
「なんだよーどうしたんだよー?」
急に驚き、私の手を軽く噛み、逃げすさったチャー君。
そして、呼んでも呼んでもチャーミーは戻ってこない。どころか、私が近づくと逃げる始末。
?
「飽きちゃったのかしら?」
いや、そうではなかった。根本から毛を切っていたつもりだったが、どうやら、皮膚まで切ってしまったようだ。
続行不可能となったので、そこで毛狩りはいったん中止。
彼は現在、
胸と背中の半分だけハゲである。
あれから4日経ったが、チャーミーは私にまだ体を触らせてくれません(汗)
このまま、虎刈りのままでいいのかい?>チャーミー
もう切らないから、毛刈らせてよー ごめんよー そんなんじゃ近所に恥ずかしくて散歩にいけないだろう(;_;)
(ってお前が悪いんだろ。責任転嫁するなよ)
歌う 9月19日 土曜日
最近チャーのことで妙に気になることがあった。
我が家は周りに家がないので、私は夜中でもなんでもギターをかき鳴らしながら歌ったり、ブルースハープを吹いたり、ピアノを弾いたり、大声で歌ったりなんでもありである。(はた迷惑な奴・・)
そんなとき、必ず不思議なうなりごえのようなものが聞こえる。もちろん、犯人はチャーだと踏んでいた。でも、確かめたことはなかった。
昨日も、私は家に帰ってから、ギターを取り出し、ジャカジャカと弾いていた。
すると、いつものように、なんだかうなり声のようなものが聞こえる。
気にはなりながらも、無視。
次に、ブルースハープを取り出し、
プワ〜ン
と吹いていた。
すると・・・・
フヲヲヲンヲヲオ〜ワヲヲヲ〜♪
という声がひときわ大きくなった。
恐る恐る玄関の方にブルースハープを吹きながらにじり寄ると、チャーがきちんと「お座り」の姿勢をしながら上を向きどうやら歌っている様子。
おろ・・・歌っているのけ?
とチャーに話しかけると、素知らぬふり。
私は、チャーの目の前にドッカリと座り、再びブルースハープを吹く。
すると、
フヲヲヲンヲヲオ〜ワヲヲヲ〜♪
やはり歌っているようだ。
それにしても、すごい音痴(汗)
だだだだだ誰に似たの?(汗)
鍛えねば。そして、TVの天才ペット番組にでも出演させようか?(無理だよ無理)
恥じらい 8月3日 月曜日
うちのチャー君には恥じらいというものがない。
ラッキーはうんこをするときいつも庭でコソコソもしくはお散歩の時も草むらに入って用を足し、砂をかけていた。
でも、チャーは庭でも人が通るアスファルトがひいてある真ん中に堂々とするし、道でも真ん中にする。もちろん、砂をかけるフリすらしない。
これは、犬種の性質なんだろうか?それとも、犬の性格なんだろうか?
チャーがうんこをしたくなったとき、だいたい道路のど真ん中である。
道路のど真ん中でクルクル回り出す。ふんばりながら。そんな時車が来ようもんなら、大変だ。ひっぱって端に連れて行こうとするが、その移動する間、ボロボロうんこを落としてゆく。それを車のタイヤに踏まれたりなんかしたら、拾うのが一苦労である。
しかも、大型犬なので、うんこが大量である。コンビニの小さい袋(ジュース一本買ったときに入れてくれるくらいの袋)だったら、満杯である。
手につく恐れ大。別に、我が子同然だから、汚いとは思わないが、やっぱりちょっと嫌(笑)
この、悪癖は直させようと努力しているのだが、3年経って未だ直る気配はない。
道路の真ん中でしようとしたとき、怒っても、うんこがだめなのかとがまんしてしまい便秘になってしまったことがあった。
道路の端でしようとしたとき、誉めたら、うんこがいいことだと勘違いして、どこでもうんこをするようになりかけた。
うーん。。。しつけってムズカシイ。
チャーにも見えたの? 7月28日 水曜日
久しぶりに幽霊を見てしまった。
それは、見ず知らずの人ではなくゆりのおじいちゃん。
先週末、彼のお父様が東京にみえたのだが、深夜0時頃我が家で話をしていたときのこと。
急に、めちゃでかい声で「ゆりこぉっ」と呼ばれた。私は親父が呼んだのだと思い、「なんで隣に座ってんのに、んなでかい声出してんだ?(怒)」と思いながら親父の方を見た。すると、彼と彼のお父様と親父と会話をしているではないか。「あれ?親父じゃない・・・」
そこで、「あれ、おじさんかな?」と思った。(声がとても似ているのだ) そこに、玄関のドアが
ガタガタッ
と音をたてた。そして、チャーが
ワオワオ
と吠え始めた。
だから、帰ってきて荷物だらけでドアが開けられないとかで呼んでいるんだな、と思い玄関に向かった。
しかし・・・
誰もいない
はて、気のせいか?どろぼうか?でも、「ゆりこ」って呼んだよな。誰かが・・・
不可解な気持ちで、部屋に戻り話にまた参加した。
しかし・・・・・
廊下を誰かが歩いている
この家に今いるのは、あたしと親父と彼と彼のお父様の4人だけのはず。
恐る恐る廊下の方にチラリと目をやった。
紺色の着物の裾が・・・
驚いて目を即座にそらしたので、顔は見なかった。
「着物・・・!?」着物なんて着てる人うちにはいないぞー?でも、嫌な感じはしなかった。だから、「ああ、うちの先祖の誰かなのかな?」と思った。
1.ゆりこと名前を呼ぶ
2.親父やおじさんに声がそっくり
3.着物を着ている
この三つを考え合わせると、じいちゃんのような気がしてきた。もう、話に参加してるどころの騒ぎではなく、ずっとうわの空だった。
相変わらず、チャーは吠えていた。
帰りの車の中で彼に「ねーさっきうちに私たち以外に誰かいなかった?」と聞いた。(彼も霊感が強い)
すると
「あー。廊下のところにいた紺とか黒っぽい着物の人?」
うわぁ。あたしの勘違いじゃなかったらしい・・・。
そして、その後親父に聞いた。
ゆ:「ねー、親父の声っておじーちゃんと似てた?」
父:「んー?どうかなー。わかんね。なんで?」
ゆ:「いや、さっきじーちゃんらしき人がうちにいたから」
父:「はぁ!?」
ゆ:(ことの詳細を説明)
父:「げ。親父、紺の着物好きでいつも着てたよ・・・。親父かもなぁ。でもほんとかぁ?幻でも見たんじゃねーのか?」
ゆ:「信じなくてもいいけど、見ちゃったのは事実だもの。」
父:「うへぇ」
ゆ:「彼も見たって」
父:「うわぁ、まじ?」
私はおじーちゃんの顔を写真でしか知らない。それは、私が産まれて4ヶ月で亡くなってしまったから。
ゆりこが思ったのは、おじーちゃんの記憶がなく、何もしてもらった記憶の無い私に、じーちゃんが、「ゆりこの結婚」という「ゆりこ」にとっても「家」にとっても一大事のこの時に、
「今までも見てたし、これからも見てるからな。安心しろよ。」
と、じーちゃんが言いに来てくれたような気がしてならないのだ。
今回の「じーちゃん登場」を実際に見たのは、ゆりこと彼とチャーの三人。
犬って霊が見えるってよく言うけれど、たぶん見えてたんだろうなぁ。
チャー君 仲間ぢゃ〜ん♪(笑)
悩み多き年頃のチャー 6月4日 木曜日
朝ごはんをあげようとしたら、なんだかチャーの元気がない。「どうしたの?」とチャーに聞いた。すると、彼は「やれやれ」という顔をして、私を見上げた。
「ん?どしたぁ?」とまた聞くと、視線を私からそらし、斜め下を向いて、
ふぅ〜
とため息をついた。
「・・・・・」(なんか悩みでもあるのか?(謎))
結局ご飯はすごい勢いで食っていたから、体調が悪いわけではないらしい。でも、食欲もあるから、すごい悩みって訳でもないのか?
真相は謎である。恋の悩みだろうか?
チャーくん教えて!!!
腹減ったよう〜(;_;) 6月11日 木曜日
私は、ぐっすり眠っていた。
「ワヲワヲワヲ〜〜〜ン(;_;)」という叫び声で目が覚めた。「なにごと???」チャーになんかあったのか、もしくはどろぼう?と思い、玄関にあるチャーのゲージまで走った。
すると・・・?
めしー!!!
という上目遣いの瞳でママを見るチャーの顔。
「ああ・・・腹減ったのね・・・。昨日、そういや、えさが切れていつもの半分しかあげなかったわね。」
「ウンウンウン」とうなづくチャー・・・
めしを食わせて、ふと時計を見ると、朝の4時35分・・・・%◇$▽☆◎□
よじさんじゅうごふんんん??? はやすぎ・・・。
もちろん、もう一度6時30分くらいまで寝ようと布団に戻りかけると、
「ワオワオ〜〜〜(せっかく起きたんだから今から散歩いこ。散歩♪)」
「はぁ。そうね。(ため息)」
かくして、私はいつもより2時間以上も早く起こされ、2時間以上もの長い散歩の旅に出るはめとなりました。トホホ・・・
チャー君もうちょっと寝かせてね(;_;)
騙され続けるチャー 6月14日 日曜日
部屋のお掃除をするとき、チャーを外にある大きなサークルに入れておきます。掃除機に過剰反応をするからです。(笑)
しかし、チャーはこのサークルが大嫌い。私が掃除をしようとする気配を感じ取ると、一目散に遠くへ走っていきます。
そんな毎日ですが、彼はいつも騙されてしまいます。そう、昨日も・・・(笑)
チャーを無視して、私がサークルに入ります。すると、警戒しながら、入り口の反対側に来て、「わんわん(何してんのー?」と話し掛けてきます。
私は「ん?別に」とチャーにそっけなくして、サークルの中をうろうろしていると、チャーは「わんわん(ねー遊んでよー)」と言います。
私は「ここに来たら遊んであげるよ」と言うと、「そーやってまた騙すんだろ?」という目をしながら、サークルに入ってきます。
そして、私に体当たりしては、外に出ていき、また入ってきて、体当たりをしては出て行きを繰り返します。
「落ち着きないわね。遊ばないわよ」というと「わぉーん(なでれー)」とスリスリしてきます。
そして、なでなでしてあげていると、気持ち良くなってしまうのです。ちゃーは我を忘れ、あおむけになって体をぐにぐにし始めます。
ここでチャンス到来。ゆっくりと、かつ、すばやく(どんなだ?)サークルから私は出て、扉を閉めます。
その音に反応して「ハッ!!!」とこっちをチャーは振り返り、「げげげ」という顔をして、「わうわうわう。がうがうがう(まただましたなーくそーおぼえてろよー)」と抗議の嵐。
私は、「ごめんね。ちょっとだけね」と言い残し、家の中に入るのでした。
彼は、掃除が終わって家に入るとき、ふてくされて、2時間くらいは一言も口をきいてくれません。
でも、結局さみしくなって話し掛けてくるのですが。
でも、また週末、きっと彼は騙されるんでしょうね。(笑)
そして、同じ事が繰り返されるのでしょう。