愛宕神社 埼玉県本庄市中央1丁目 旧・無格社
現在の祭神 火之迦具土命
[合祀] 天手長男命・若宇迦能売命
本地 勝軍地蔵

「埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉」

愛宕神社

  本庄市中央1-5-2(本庄町字仲町)

歴史

 当社の位置は、臨済宗妙心寺派の寺院である開善寺の旧寺領の南東端に当たる。 [中略] 当社は、『風土記稿』本庄宿の項にも開善寺の境内社として記載されているところから、寺の鎮護のために創建されたものとも思われ、『児玉郡誌』は「天正十九年城主小笠原掃部太夫信嶺の勧請せし社なりと伝ふ」と載せる。
 神仏分離の後は、開善寺の管理を離れ、地元仲町の人々によって祀られるところとなった。 [中略] なお、神仏分離の際、本地仏として本殿内に安置されていた勝軍地蔵木像は開善寺に預けられることになり、現在も同寺で大切に祀られている。