八幡神社 | 埼玉県熊谷市須賀広 | 旧・村社 |
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現在の祭神 | 誉田別命(応神天皇) |
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本地 | 釈迦如来 |
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八幡社
村の鎮守なり、 弓矢八幡と号す、 本地仏釈迦を安ず、 釈迦寺の持
信仰
『風土記稿』須賀広村の項では、当社について「村の鎮守なり、弓矢八幡と号す、本地仏釈迦を安ず、釈迦寺の持」と記されている。 この文中に見える釈迦寺とは、当社の東に隣接する天台宗の寺院で、文政二年(1819)に奉納された当社本殿の御帳には「別当如意山(釈迦寺の山号)四十九世春乗代」の墨書が見える。 また、内陣には宝永二年(1706)銘の厨子に入った騎乗の八幡大明神像が安置されているが、『風土記稿』に見える「本地仏釈迦」は神仏分離の際に他所へ移されたものであろうか、殿内には見当たらない。