香取神社 埼玉県三郷市彦川戸1丁目  
現在の祭神 経津主命
本地 十一面観音

「新編武蔵風土記稿」巻之三十
(葛飾郡之十一)

上彦川戸村

香取社

八幡稲荷の二座を相殿とす、 当社は上下彦川戸の地界にあり、 両村の鎮守にして、村内光福寺下彦川戸村玉蔵院両寺の持なり、 社内に本地仏十一面観音を安ず

「埼玉の神社 大里・北葛飾・比企」

香取神社

  三郷市彦川戸1-250(上彦川戸字居村)

歴史

 一間社流造りの本殿には、本地仏の十一面観音像を安置している。 また『風土記稿』には「八幡稲荷の二座を相殿とす」と載せている。
 別当は、上彦川戸村の羽黒行人派光福寺と、下彦川戸村の真言宗玉蔵院の二寺であった。