香取神社 埼玉県三郷市上口1丁目  
現在の祭神 経津主之神
本地 十一面観音

「新編武蔵風土記稿」巻之三十
(葛飾郡之十一)

上口村

香取社

本地十一面観音を安ず、 村の鎮守なり、 東光寺持

「埼玉の神社 大里・北葛飾・比企」

香取神社

  三郷市上口1-74(上口字郷)

歴史

 当社は、口碑によると、下総国一の宮香取神宮を勧請したものという。 『風土記稿』には「香取社 本地十一面観音を安ず、村の鎮守なり、東光寺持」と載る。 この本地仏は、現在も本殿に安置されており室町初期の作と伝えられる。 また、別当であった東光院は、荒神山薬師寺と号する真言宗の寺院で、当社の東側に位置している。