香取神社 埼玉県三郷市上彦名  
現在の祭神 経津主命
[合祀] 倉稲魂命・菅原道真
本地 十一面観音

「新編武蔵風土記稿」巻之三十
(葛飾郡之十一)

上彦名村

香取社

村の鎮守なり、 稲荷、天神の二神を相殿とす、 本地十一面観音、 地蔵院持

「埼玉の神社 大里・北葛飾・比企」

香取神社

  三郷市上彦名264(上彦名字本田井堀内)

歴史

 『風土記稿』上彦名村の項に、「香取社 村の鎮守なり、稲荷、天神を相殿とす、本地十一面観音、地蔵院持」とある。 これに見える地蔵院は、彦名村円明院門徒で、今も当社の東側に隣接しており、昭和六十一年に集会所が建設されるまでは氏子の寄り合い場となっていた。 また、本地十一面観音については、その所在が不明となっている。