妙見社 群馬県高崎市引間町 三鈷山妙見寺(天台宗寺院)の境内社
現在の祭神 妙見大菩薩
本地 七仏薬師

「栗栖郷妙見大菩薩縁起」

妙見菩薩御本地内証之事
倩、妙見大菩薩の内証を鑑みるに、則北斗七星也、或九曜星とも号す、 御本地は是七仏薬師の一体分身也、 以下略之、

妙見菩薩往古鎮座上野国之事
爰に本朝四十五代の帝、聖武天皇の御宇に及て、神亀七年に、勅願として上野国群馬郡花園村と言所に妙見菩薩を剏て勧請し奉る、 七星山息災寺と号す、時に行基菩薩綸命を承て建立開基し給へり、 即本尊妙見七仏薬師の垂跡として七体にして御座す、 或行基菩薩自作し玉ともいひ、又は西天波羅門僧正の将来毘首竭磨天の作せりとも伝ふ