大穴持像石神社 石川県羽咋市寺家町 式内論社(能登国羽咋郡 大穴持像石神社)
気多大社の境外摂社
旧・県社
現在の祭神 大穴持神・少彦名神
本地 薬師如来

「羽咋市史 中世・社寺編」

神宮寺の消長[LINK]

習合の神仏号
気多神社の祭神を素盞嗚尊・大己貴尊とし、その神威は大蛇退治によることから本地垂迹として大己貴尊を勝軍地蔵に、白山社を十一面観音に、若宮は正観音、奥宮の素盞嗚尊・櫛稲田姫命は金剛界・胎蔵界の大日如来、摂社の大穴持、少彦名尊は薬師如来、弓矢船明神は千手観音、天満宮は十一面観音、稲荷大明神は水月観音としている(正覚院文書)。 また、泰澄が勅命により気多神社奥宮に参拝した時に現れたのは勝軍地蔵と不動尊だという。