大野神社 | 埼玉県比企郡ときがわ町大野 |
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現在の祭神 | 国常立尊 [配祀] 大日孁貴命 |
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本地 | 毘沙門天 |
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歴史
当社は、景行天皇四十一年に皇子日本武尊が東夷征討のため当地を巡行した際、国常立尊を鎮祭して身形神社と称したと伝える。
[中略]
江戸時代には、秩父七妙見の一社となり、北滝山妙見宮と称していた。 秩父神社を中心に郡界七か村に分霊したのが秩父七妙見である。 当社は、『風土記稿』に「妙見社 村の鎮守なり、例祭正月十四日・四月八日」と記され、内陣には毘沙門天が奉安されている。 毘沙門天は多聞天の別称で、北方の守護神であるため、北辰(北極星)と北斗七星を祀る妙見信仰により奉安されるところとなった。