草加神社 | 埼玉県草加市氷川町 | 旧・村社 |
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現在の祭神 | 素盞嗚尊 [配祀] 天照大神 [合祀] 猿田彦命・大山咋命・伊弉諾尊・伊弉冉尊・岩長姫命・大己貴命・国常立命 |
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本地 | 十一面観音 |
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歴史
当社は、元来は氷川神社と称し、南草加村の鎮守として祀られてきた社であった。 その創立については、天正のころ(1573-92)武蔵国一宮の氷川神社の分霊を勧請し、小祠を建立して祀ったことに始まるといわれ、その後、享保二年(1717)四月十六日に正一位の神位を受けるに至ったと伝えられる。 また『風土記稿』南草加村の項に「氷川社 村の鎮守とす、竜光寺持」とあるように、江戸時代は真言宗の竜光寺が別当であった。
信仰
主祭神の素盞嗚尊は、男子の出世や武運に霊験あらたかであるとされている。 [中略] なお、現在の神体は、素盞嗚尊の座像であるが、神仏分離までは本地仏の十一面観音菩薩像を祀っていた。