薬師如来座像(木造) 寺伝では行基菩薩の作と称せられている。 この像に附属する十二神将十二躰と共に、明治維新の際福岡市住吉の住吉神社の本地仏として祀られていたのを、神仏分離の為、住吉宮座主円福寺から当院に移転されたもの。 像は藤原時代の製作で、胎内に慶長十五年康厳の修理墨書銘がある。