住吉神社 | 埼玉県深谷市宮ヶ谷戸 | 旧・村社 |
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現在の祭神 | 上筒男命・中筒男命・底筒男命・神功皇后 [合祀] 天照大神・菅原道真・木花之佐久夜毘売命・須佐之男命・天手長男命・伊邪那岐命・伊邪那美命・豊宇気毘売命 |
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本地 | 歓喜天 |
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歴史
当社は、『風土記稿』宮ヶ谷戸村の項に「聖天社 村の鎮守、無量寺持」と記されるように、元来は聖天社と呼ばれ、歓喜天を本地仏とし祀る神仏混淆の社であった。 それが、神仏分離によって社名は住吉神社に、祭神は上筒之男命・中筒之男命・底筒之男命に神功皇后を加えた、いわゆる住吉四神に改められ、明治五年に村社となったのであるが、現在も「聖天様」の通称で呼ばれることが多い。
なお、当地に鎮守として聖天社が祀られるようになったのは、当地が「妻沼十二郷」の内の一村で、妻沼の聖天社への信仰が厚かったこととかかわりが深く、恐らくは村が開発された時にその分霊を勧請したものと思われる。