| 頓証寺殿 |
香川県坂出市青海町 |
綾松山白峯寺(真言宗御室派別格本山)の境内社 |
「金毘羅参詣名所図会」巻之五
崇徳天皇陵〈白峯の半腹にあり、茶毘し奉りここに葬る所なり〉
六条判官源為義塔 鎮西八郎為朝塔〈御墓の前、左右に列す〉
御廟霊殿〈御陵の左の傍に宮造す。崇徳帝帝御自筆の御影を安ず〉
本地堂 十一面観世音菩薩〈春日作。本社の前左にあり〉
鎮守社〈同右に列す。山主の天狗相模坊の影像を安置す。その形兜巾鈴掛を装ひ、修験者のごとしといふ。霊験ことさら新たなりとぞ〉
拝殿〈例月二十六日開扉ありて、祭祀執行あり。国中参詣多し〉
御供所〈拝殿の傍にあり〉
「讃岐国名勝図会」巻之八
頓証寺
崇徳天皇社〈また御名錐出雲丹大腹富貴雀咲彦弥高厳大明仙〉
相模坊〈同堂異位、智証大師作〉
石燈籠〈源頼朝公寄附。本社脇にあり。世にこれを模し、頓証寺形といふ〉
〈左近桜・右近橘〉
西行腰掛石
十一面観音堂〈これは崇徳天皇御本地仏なり〉
御供所
崇徳天皇御陵〈すなはち荼毘所なり。石玉垣あり〉
〈源為義墓・源為朝墓〉
[中略]
崇徳院、長寛二年八月二十六日崩御ましまして、この山に荼毘し奉る。
今の陵これなり。
明治11年、白峯神社(金刀比羅宮境外摂社)となる。
明治31年、金刀比羅宮境内に摂社白峰神社を建立し、本社は白峯寺頓証寺殿に復す。