世界文化社から「レクリエ」という情報誌が刊行されています。レクリエの巻頭ページにある「季節の壁画」に手作りテーション.comが監修した作品が掲載されました。作成途中の様子なども記事になっています。 全国の書店で販売中ですので是非手にとってご覧ください。


・2014.1.1
あけましておめでとうございます。
手作りテーション.comの更新が滞ってしまっており申し訳ありません。
定期的な更新を目指して頑張っていきますのでよろしくお願いします。

・2013.9.18
「手作りテーション広場」が新しいアドレスへ移転しました。
・2013 8.19
過去のセミナー:「来年の干支を作ろう」を公開しました。
過去のセミナー:「キーボードセミナー:和音」を公開しました。

・2013.7.21
過去のセミナー:「クレープ紙で秋桜を作ろう!」を公開しました。
過去のセミナー:「キーボードセミナー:長調と短調」を公開しました。

2013 7.1
過去のセミナー:「市民大学キタモト学苑の様子」を公開しました。

・2013 6.17
関東セミナー「手作りテーションセミナーの案内」を更新しました。
関東セミナー「キーボードセミナーの案内」を更新しました。
過去のセミナー「関東セミナー:キーボードセミナー」を更新しました。

・2013 6.12
関東セミナー:「手作りテーションセミナーの案内」を更新しました。
関東セミナー:「キーボードセミナーの案内」を公開しました。
東海セミナ−:「キーボードセミナー・手作りテーションセミナーの案内」を公開しました。
過去のセミナー:「割り箸額をつくろう」を公開しました。
過去のセミナー:「市民大学キタモト学苑の様子」を公開しました。

・2013 5.3
関東セミナー:「7月および8月のセミナー開催予定日」を更新しました。
東海セミナー:「7月および8月のセミナー開催予定日」を更新しました。
過去のセミナー:「市民大学きたもと学苑の様子」を公開しました。

・2013 4.20
関東セミナー:「手作りテーションセミナーの案内」を公開しました。
関東セミナー:「キーボードセミナーの案内」を公開しました。
過去のセミナー:「キーボードセミナーの様子」を公開しました。
過去のセミナー:「ビュッフェ風あじさいを作ろう」を公開しました。

・2013 4.6
「関東セミナー:キーボードセミナーの案内」を公開しました。

・2013 3.24 正式オープン!
「色柄文字の作り方」を公開しました
「ラミネートコースターの作り方」を公開しました
「貼り絵富士の作り方」を公開しました

・2013 2.24 テスト運用開始しました。



「遊びリテーション」という言葉があります。「遊びを通じてリハビリテーションをしてゆこう!」という意味です。簡単に言えば、「遊んで元気になろう!」という提言です。

その言葉に影響されて、私の作った言葉が「手作りテーション」です。二番煎じの言葉です。遊びリテーションという粋な造語がなければ、手作りテーションという言葉は到底生まれなかったでしょう。

手作りテーションの基本的考え方は、遊びリテーションのそれと全く同じです。「手作り作品を通じてリハビリテーションをしてゆこう!」という意味です。遊びリテーションと同様に、簡単に言えば、「手作り作品を作って元気になろう!」という提言です。

作業療法士



手作りテーションの基本的な考え方は、作品づくりに対して「安い!簡単!カッコいい!」を実践することです。

「安い!」のY、「簡単!」のK、「カッコいい!」のKの頭文字をとって「YKK」と名付けました。チャックで世界的に有名な会社ですので、すぐに覚えてもらえます。さらに、それらをひとくくりにして「手作りテーション3原則」としました。ちなみに私は言葉遊びが大好きで、NHKやJALやJCBなどの語呂合わせをいろいろ考えたのですが、結局この言い方に落ち着きました。

最初の「安い!」とは、不況・不景気が挨拶言葉になるような時代であればこそ、作品づくりのための材料費はできるだけ安くしなくてはいけないというコスト意識を意味しております。さらに安いということは、どこでも手に入れられる身近な材料でもあるということです。したがって“百均”は材料調達のための大切な場所になっております。さらにチラシや段ボールなどの不要品を使う点で「モッタイナイ運動」につながるのでは、とも考えております。

次の「簡単!」とは、作品づくりの工程が易しいという意味です。私の関わる現場は高齢者が対象ですので、工程が難しければ作品づくりはできません。そこで最も求められる配慮すべき点は「片手でもできる」「知性を問わない」という点です。要するに、脳卒中片麻痺などの運動障がいや認知症などの知的障がいがあっても誰でも簡単に作ることができ、したがって失敗がなく、しかもそれぞれの作品に個性を反映した作品作りを目指しております。

最後の「カッコいい!」とは、見映えのする作品ができるという意味です。最も肝心な「K」です。「終わりよければすべてよし」と言われますように、安い・簡単を満たしていても、作品の出来映えがすべてを決めてしまいます。物でも、「安かろう」「悪かろう」では消費者は納得しないように、作品づくりでは作った本人が作品に対する誇りを持ち、第三者に見せたくなるような作品の質が求められます。だからこそ作品づくりに参加者は楽しみを覚えるわけです。この楽しさに端を発して、「熱中」「集中」「夢中」の空間を演出するために「カッコいい」が問われるのです。

余談になりますが、こうしたYKKにOTという文字を加えて、「OTYKK」とも言っております。私はOT(作業療法士)ですから、「OTが行うYKK」という意味かと思われるかもしれません。実はここにも言葉遊びを仕組んでおります。つまり「『小原』の考えた『手作りテーション』は『安い!』『簡単!』『カッコいい!』」となり、手作りテーションセミナーの根幹となる考え方をこの略語に込めています。


さまざまな障がいを持ちながらも、「手作りテーション」とは創作活動(手作り作品)を通じてリハビリテーションをしてゆく過程を意味しています。

具体的には、糊とハサミと紙が手作りテーションを進める上で最も大切な材料になります。
糊は、使い勝手を考慮して、スティック糊を主に使っています。ハサミは、100円のハサミでも紙が十分に切れます。紙は、主にニッセンのカタログが極めて使いやすく、とても重宝しております。

糊の頭文字は「N」です。ハサミの頭文字は「H」です。紙の頭文字は「K」です。あわせて「NHK」となります。
したがって、手作りテーションを進める上で最も大切な材料はNHKなのです。