アフターケア
イベント販売等、商品のアフターケアページです


■インクジェットプリンタ対応デカール使用上のアドバイス

ワンフェスで販売したデカールは、現在日本では流通していない海外製のデカール「スーパーカル」です。
ケイトレーディングのミラクルでカールに比べ、フィルム厚が薄い(私の感想)ので段差が目立ちにくいです。
以下は奇天烈堂で使用している方法です。(プリンタ:エプソン PX-201)

プリンタ
 印刷の鮮やかさは少し落ちるが、エプソンの顔料インクプリンタ「PXシリーズ」が便利。
データ
 元データの解像度はできるだけ高く設定する。
 私は通常1400dpi、面積が大きい場合は700dpiで製作。
印刷設定
 用紙と印字品質は高くする。
 PX-201の場合、「フォト光沢紙」設定が良い。(「普通紙」設定だと印刷が少し荒い)
印刷
 デカールの無駄を無くすために以下の方法で印刷。
 @紙にテストプリント
 Aテストプリントを見て余白を考慮した必要分のデカールを切り出す
 B切り出したデカールをマスキングテープでテストプリントの上に固定
 Cデカールを固定した紙を再セットしてプリント
乾燥1
 「フォト光沢紙」設定にすると、インク量が多くなり乾燥に時間がかかるので、ドライヤー等でインクを十分乾燥させる。
コーティング
 染料インクの場合、水性のクリアーは滲むのでNG。
 缶スプレーは塗膜が厚くなりがちなのでお勧めしません。
 私は塗膜に柔軟性のある「ソフビカラー」をエアブラシで吹いています。
乾燥2
 貼り付け作業時の印刷ハガレ、ズレ(顔料インクで起きる)を避けるため、コーティング後はしっかりと乾燥させる。
 チェック用ダミー印刷部分を作り、爪楊枝の先で軽く擦って定着をチェックすると良い。
カッティング
 染料系インクの場合、印刷ギリギリでカットすると水が浸透して滲むので、少し余白を設けるか、カッティングした後、
 断面に再度コーティングスプレーを吹く。

HOME