もともとは同人誌として発行されていましたが、法人化して商業ベースへ転換しました。付録ゲームはオリジナルゲームと再録ゲームが収録されていますがオリジナルの方が多いです。オリジナルゲームはレック臭のする非常にださいユニットデザイン(数字に使うフォントが肉厚すぎて、色使いも独特。はっ、グラフィックデザイナーが老眼なのかも(笑))でシートを見ただけでげんなりさせられるのが残念です。マップデザインはさほど酷いものでもないのに、どうしてユニットデザインがここまで酷いのか不思議です。しかし、それに目をつぶると非常に興味深いテーマが多いことに気づきます。5号と7号のゲームは面白そうなのでプレイしてみたいとは思っています。それとは逆に、三国志や戦国時代物はマルチプレイの性格が強くてソロがしにくいところがあり、ほとんど興味の対象となりません。
2008/12/08 というわけでNo.19以降は興味の対象となるゲームが付録の時しか買っていません
リプレイコミックが最高ですね。故シミュレータ誌の末期の頃からファンです(笑)。
付録ゲーム:真・バルバロッサ
レックの親分の髭の大佐がデザインしたバルバロッサ作戦のゲームです。ルールブックを残して全てがどこかに行ってしまったため、これ以上の事は書けません。見つけましたが調べていません。
付録ゲーム:戦略級関ヶ原 〜家康最大の誤算〜
カードとマップとユニットのゴージャスなコンポーネントです。興味がないので内容は調べていません。
付録ゲーム: 決戦! ガダルカナル!
翔企画のSSシリーズのリニューアル版です。1942年8月から11月までの4ヶ月間で、日米共に陸海空の3軍を統合してガダルカナル島の奪取を目指します。スケールは1ターン10日、エリア戦闘、1ユニット1隻、連隊です。カウンター数65個だけです。陸軍ユニットの戦力は日米とも同じ2で、部隊数と補給物資の量が全てです。戦闘は6出ろシステムです。コマンドコントロール上の制限がないため、もともと戦力的に優勢な日本軍が、3軍を統合して有利に戦闘を進めることになるようです。
リプレイコミックがめちゃくちゃ面白い。
付録ゲーム: 激闘! マンシュタイン軍集団(ドン軍集団の戦い Stalingrad to Khalikov
1942〜43) 略称:激マン
スターリングラード包囲線から第3次ハリコフ攻防戦までを扱います。ビッグゲームになりますが、The GamersのEnemy at the Gates(今ならCase
Blue)と扱うテーマで範囲も同じです(あちらはフルマップ4枚だけど)。スケールは1ヘクス13km、1ターン2週間、ユニットは師団規模です。カウンター数252個。マップはフルマップ1枚(無コートでいい感じ)。ルールはB5で7ページ。マップデザイン、紙質とも非常に良好で、ユニットデザインのだささが非常に惜しい仕上がりです。ユニットをカットして並べてみると、もしかしたらこのださいデザインがよく見えるのかも知れないと、密かに期待しています。
付録ゲーム:FIGHTING GENERAL PATTON 〜Bastongne 1944/ Prague 1945〜
アド・テクノスの「走れパットン」から2タイトルを再録しています。バストーニュはパットン第3軍のバストーニュ救助作戦で、プラハはパットンが暴走してプラハでソ連軍と闘う仮想戦です。バストーニュのスケールは1ヘクス:2km、1ターン:半日、ユニットの規模:大隊です。プラハのスケールは1ヘクス:7.5km、1ターン:1日、ユニットの規模: 連隊〜師団です。
ユニット数は252。マップは各ハーフサイズ1枚(薄めのコート紙で扱いづらい。ぺらぺら)。ルールはB5で12ページです。
付録ゲーム: 五虎三国志II 孔明北伐
これもカードとマップのゴージャスなコンポーネントです。しかし、これまた興味がないので内容は調べていません。
特別企画:フセイン最後の賭け
付録ゲーム: Storn in the East
中央軍集団の国境突破からスモレンスクへのダッシュを扱います。リプレイコミックで見るかぎり、チット引きをうまく使った面白そうなゲームのようにみえます。1ヘクス15〜17km。1ターン2日。ユニットの規模は師団。マップはフルサイズ1枚(コート紙だが厚手)で独ソ国境からスモレンスクまでをカバーします。ルールはB5で4ページだけです。
初期のソ連軍はドクトリンに縛られてなにもできず、ドクトリン解除チットを引く事で行動の自由が増して行くシステムとなっています。損害はステップロスで吸収し、ロス状態で損害を受けると除去されます。
付録ゲーム: 甲越軍記(川中島五箇度合戦次第) & 英仏百年戦争(血戦ジャンヌ・ダルク)
「太平記シリーズ」の第二弾と第三弾という扱いで両作品とも基本システムは同じらしいです。マップはエリアに分けられており、各エリアの支配マーカーを破壊しあうシステムのようです。甲越軍記は西を上にしたマップで、エリア数は13個に別れています。英仏百年戦争はフランス全土とイングランドのハドリアヌスの壁以南がマップ化されています。
付録ゲーム: 激闘! キエフ奪回作戦 〜リュティシ橋頭堡1943〜
1943年、クルスク戦後のソ連軍の攻勢を扱います。双方ともユニット数が極めて少なく、支援チットで部隊を補強しながら戦うことになります。支援チットといっても、戦車旅団、独立重戦車連隊、重自走砲連隊、パンター旅団、戦車連隊、ティーガー大隊、突撃砲、高射砲、自走砲などの直接補強するチットから、使用すると捨て札しなければならないものまで各種そろっています。ドイツ軍25個師団、ソ連軍25個軍団(各1ユニット)しか登場しないため、戦線を張って対峙するよりは激しい機動戦となりそうです。
基本単位の部隊以外は全部チット扱いの消耗品というのはちょっと抵抗がありますが、どんなものでしょうか。評判は悪くないようです。
旅順港強襲 〜Storm over Port Arthur〜(2004,Game Journalオリジナル、デザイナー:
ふーらー中村)
日露戦争開戦100周年記念ということで日露戦争のゲームです。エリアマップを使用して旅順を攻略します。攻城戦であるため動きはなく猛烈な消耗戦となる、かなり辛いゲームという評価もあります。ユニットのサイズが大きいため(1/2インチ?)ユニットの取り回しは楽な模様。日本軍とロシア軍の歩兵ユニットの戦闘力は同じで数は日本軍のほうが多く。ロシア軍には機関銃ユニットや海軍歩兵ユニットが、日本軍には白襷隊や工兵隊が特別に与えられています。砲兵の数は日本軍のほうが多く、28センチ砲の威力は圧倒的です。
ユニット規模は歩兵が大隊、工兵が連隊を表します。1ターンは1ヶ月です。マップには当時の地図を使用し、その上にエリアの境界線がかぶせてあります。このマップを見ると、正面からの力攻めは愚策であることがわかります。
付録ゲーム: 捷一号作戦、幻のレイテ湾海戦
付録ゲーム: 壬申の乱
付録ゲーム: ロンメル戦車軍団の再版、ドイッチュラント・ウンターゲルト
SSシリーズのロンメル戦車軍団の再販とDr.高梨のヨーロッパ戦線の戦略級ゲームの再版だそうです。1ユニットはロンメルが1個大隊から連隊または旅団を表し、ドイッチュラントは1ユニットが1個軍から軍集団を表します。
付録ゲーム: スターリングラード強襲
「ストームオーバー・アルンヘム」のシステムにカードドリブンシステムを組み合わせた、エリア制のスターリングラード攻防戦です。リプレイとリプレイコミックを見る限りではターン数が少なく、エリアの数も少ないです。従って展開はかなり派手で激烈なものとなりそうです。1ユニットはドイツ軍が1個大隊、ソ連軍が1個連隊を表し、1ターンは約2週間を表します。
付録ゲーム: 東部戦線 冬期戦 41〜42
旧アドテクノスのゲームの再販第2弾です。ドイツ軍のタイフーン作戦からソ連軍の冬期反撃を再現します。1ユニットは1個師団を表し、1ターンは1週間です。両軍ともに1ユニットが1個師団というのは、独ソ戦の作戦級ゲームでは珍しいです。
付録ゲーム: 激突!バルジ突破作戦 〜第三帝国の逆襲〜 Reich Stricks Back
No.9の「激闘!キエフ奪回作戦」の5年ぶりのシステム第2弾で、バルジの戦い(ドイツ名: ラインの守り)を再現します。1ユニットは1個師団を表し、それをチットで補強するスタイルです。
付録ゲーム: The Sun of Austerlitz
急アドテクノスのゲームの再販です。命令チットシステムで軍団単位に活性化して
付録ゲーム: ドイツ装甲師団長 PANZER 2
東部戦線末期のドイツ装甲師団の戦いを扱います。カウンター数252個、フルマップ1枚、1ユニット1個中隊、ゲーム期間16ターンで2日間。
部隊を編成して任務チットを引いて任務を決めます。
付録ゲーム: 激闘! スターリングラード電撃戦
激闘! マンシュタイン軍集団システムで青作戦からソ連軍の反撃開始までを扱います。期間は1942年6月から12月です。フルマップ1枚、カウンター数252枚、1ターン10-15日で全9ターン。1ユニットは師団。
付録ゲーム: 激闘! レニングラード電撃戦, ドイツ歩兵師団長(ドイツ装甲師団長2モジュール)
激闘! バルバロッサ電撃戦連結キャンペーン第1作です。激闘! マンシュタイン軍集団システムでバルバロッサ作戦を再現するそうです。まずは北方軍集団のレニングラード攻略です。期間は1941年6月から9月。フルマップ1枚、カウンター数117個、1ターン10-15日、1ユニット1個師団。
ドイツ歩兵師団長はドイツ装甲師団長2を拡張して東部戦線末期のドイツ歩兵師団長の活躍を描くそうです。カウンターはドイツ軍65個のみです。
付録ゲーム: 激闘! スモレンスク電撃戦
激闘!バルバロッサ電撃戦連結キャンペーンの第2作です。激闘! マンシュタイン軍集団システムでバルバロッサ作戦を再現するそうです。中央軍集団のスモレンスク攻略です。期間は1941年6月から9月。フルマップ1枚、カウンター数252個、1ターン10-15日で全9ターン、1ユニット1個師団。
モスクワ追加マップとスモレンスク+レニングラード二連結キャンペーンルールが本誌に掲載されています。
付録ゲーム: 激闘! キエフ電撃戦
激闘!バルバロッサ電撃戦連結キャンペーンの第3作です。激闘! マンシュタイン軍集団システムでバルバロッサ作戦を再現するそうです。南方軍集団のキエフ攻略線です。期間は1941年6月22日から9月10日。フルマップ1枚、カウンター数252個、1ターン10-15日。1ユニット1個師団。
三連結キャンペーンルールと連結マルチプレーヴァリアントが本誌に掲載されています。