Sunset Games

Drive on Stalingrad Sunset Games, 2001/SPI, 1978

PGGシステムで1942年夏のドイツ軍のスターリングラードへの攻勢を扱います。フルマップ2枚とカウンターが660個です。マップの西の端にハリコフがあり、マップの東の方(端っこではない)にスターリングラードがありますが、これだけを北側マップが納めています。南側マップはロストフからコーカサスにかけての大平原です。

ゲーム期間は6月28日-7月4日の第1ターンから12月13日-19日の第25ターンまでです。
スケールは1ターン 7日、1ヘクス約16km(10マイル)、1ユニットは、ドイツ軍の場合は歩兵が師団、機械化部隊が連隊から構成され、ソ連軍の場合は歩兵と騎兵が師団、機械化部隊は軍団(旅団集団)、軍司令部から構成されています。
ドイツ軍の歩兵師団と山岳猟兵師団は4ステップあります。4ステップを現すためには4面必要ということで、師団それぞれに置き換えユニットが準備されています。このためユニットの整理が非常に重要になります。機械化部隊は2ステップなので1ユニットで済みます。
ソ連軍の一般師団はアントライドになっており、0-0-8から12-11-8とピンきりです。アントライドの師団は1ステップのみ、一般師団は2ステップあります。ドイツ軍には司令部がないようです。
ドイツ以外の枢軸軍はイタリア第8軍、ハンガリー第2軍、ルーマニア第3軍と第4軍で、全てアントライドユニット(1ステップ)です。それぞれの軍司令部が存在します。

スタック制限は3ユニット+司令部です。

同一師団効果はドイツ軍の機械化師団特有のもので、師団を構成する全ユニットがそろって初めて成立し、攻防時とも戦闘力2倍です。
諸兵科連合効果はありません。

マニュアルの構成が見慣れたウォーゲームとはちょっと違った感じになっており、必要な情報がどこに書いてあるのかよくわかりません。

Army Group South Sunset Games, 2002/SPI,1979

PGGシステムの1941年の第一次キエフ攻防戦、1941年の第一次ロストフ会戦、1943年の星作戦 - 第三次ハリコフ戦、1944年のコルスンの4つのミニゲームを収録しています。会戦ごとにスケールが違っており、場所も時間も離れているため、相互に連結することはできません。
1会戦はハーフマップ(A2)1枚とカウンター200個で構成されています。

PGGシステムなのでユニットについてはDrive on Stalingradとほぼ同じです。ドイツ軍機械化部隊は連隊規模、枢軸軍歩兵は師団規模、軍司令部(キエフなら第1装甲集団、第2装甲集団)で構成されます。
この時期はソ連軍に戦車師団と機械化歩兵師団が存在しています。

同一師団効果も同じです。

史上最大の作戦 Sunset Games, 2000/翔企画, 1982

エポックから出ていた史上最大の作戦のリメイクです。マップは非常に美しくなっています。ユニットはエポック版からあまり変わっていませんが、締まった感じがします。

フルマップ(A1)1枚 へクス対辺15mmで実際の4kmを現します。
カウンターは13mmの12×11が5シートで660個です。

1ユニットはドイツ軍が歩兵が連隊と装甲が大隊規模です。イギリス軍は旅団規模ですが、機甲師団所属の戦車は連隊規模となっています。アメリカ軍は連隊規模ですが、独立戦車大隊が多数存在します。

ドイツ軍の装甲師団は装甲擲弾兵2個連隊と装甲2個大隊で構成されており、歩兵師団はおおむね歩兵3個連隊で構成されています。一部の師団は2個連隊しかありません。
イギリス軍の機甲師団は戦車3個連隊と自走砲兵1個旅団から構成されており、歩兵師団は歩兵3個旅団と砲兵1個旅団から構成されています。支援用の独立機構旅団も9個用意されています。
アメリカ軍の機甲師団は戦車3個連隊と自走砲兵1個旅団から構成されており、歩兵師団は歩兵3個連隊と砲兵1個旅団から構成されています。支援用の独立戦車大隊が35個用意されています。

聯合艦隊−フリートバトルズ Sunset Games, 2004/Hobby Japan, 19??

ホビージャパンから出ていたFREET BATTLESのリメイクです。国産箱入りのウォーゲームです。Tactics誌で発表されたユニットとシナリオを含み全部で40個のシナリオです。ユニットはセンターがずれていて気分が悪いです。

A4版のハードマップ9枚
カウンターは800個です。
1ユニットは軍艦1隻を現します。


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