■ウェア

BIKEの次に必要なものと言えばオフロード用のウエアです。
エンデュ-ロにチャレンジするのであればやはりそれなりのものが必要になります。
かっこだけでなく身を守ると言う事を考えながらそろえていくようにしましょう!

ヘルメットはツバ付きの軽いもの、いわゆるオフロードメットであれば何の問題も
無いし、ゴーグルタイプで無ければレースの参加を認めないなんて事もありません。
長時間のレースに耐えられる軽くて丈夫なものが良いです。もちろん好みのデザイン
である事が一番重要です。
ゴーグルは複数持っていた方が良いです。途中で泥などで汚れた際に交換することも
十分あり得ますので

グローブはツーリング用で無くオフロード用の薄くて細かな動きに対応できるもの
が良いです。
しかし中には軍手で出る人もいるぐらいですからあまり神経質になる事はありません。
僕も泥だらけのレースの際には軍手を利用したりします。一つだけだと泥でツルツルに
なったりした時に困るので複数持つか、予備に軍手を持つと良いでしょう。

腰のあたりにあるピンクのものはウェストベルトです。腰を守ってくれる重要な働きと
思いっきり圧迫して内臓を押さえ込み長時間のライディングでも疲れが少ないようにしてくれます。
これが無いと内臓が下がってしまい長時間走ると気持悪くななったりします。。。。

その下にあるのは腰を守るガードと膝を守るニーパットです。

この他に必要なものはブーツプロテクタぐらいでしょうか?ブーツは様々なメーカから
いろんなモデルが出てるので好みで選ぶと良いですが気を付けなければならないのは靴底です。
エンデューロでは『歩く』と言う事は当然の如くある事なので靴底がツルツルでなく
ちゃんと泥の上でも歩けるようなものを選ばなければなりません。その点を考慮すれば
あとはどのメーカでもかまわないと思います。ただし最初は硬くて長時間履くと痛いです。
ミンクオイルをたっぷり塗る事を繰り返して早く足になじませましょう!
 

これら全てのウエアは身体を守る上で重要なものです。
ヘルメットは当然転倒時に頭へ衝撃を抑えます。
ゴーグルは前を走っているBIKEのリヤタイヤからの飛び石から顔を守ります。
また林道のコースを走ったりしていて横から出ている草木が突然目の前に現れたときに
目を守ってくれます。
グローブが無ければ転倒時に手の皮がそげる事だってあるかも知れません。
ウェストベルトは転倒時の腰への衝撃も和らげてくれます。
パッドやガード類、プロテクタは当然転倒時に直接のダメージを和らげてくれます。
ブーツは大切な足を守ってくれます、これだけ頑丈だと足首が変な方向を向いたりもしないです。


これら全て重要です!
どれか一つでも欠ける事は好ましく有りません。

僕はBIKE乗り始めの頃、林道でKDXに追い抜かれ飛び石が身体に当たった事に腹を立て
腕も無いのに追いかけ、コーナーを曲がりきれず崖から転落した事があります。
若かったです。。。(20歳ごろの話し(^^ゞ) 
でもちゃんと装備をしていたのでとりあえず崖の途中の木に引っかかって死なずに
済みました。 

その時の転倒シーンは今でもスローモーションの様に頭に浮かべる事が出来ます。
まずBIKEから投げ出され、がけっぷちの縁石に叩きつけられ崖の途中をゴロゴロ転がり落ち、
途中の木に必死で飛び移り引っかかる事ができたのです。
その間全身が地面に叩きつけられました。
その時の装備は。。。 ヘルメット、グローブ、厚手の皮ジャン、ブーツです。
これだけでも自分の命を守る事が出来たのです。 転倒のあとなんとか崖から這い上がり
戻れたときには体中が痛かったです。 もし装備をしていなかったら。。。。
今考えてもぞっとしますよ。 特に最後に木に飛び移った時には顔面が思いっきり木の
幹にぶち当たりました。 ゴーグルが無ければ丁度木の幹が直接顔に当たり強打して
気でも失ってそのまま崖の最後まで落っこちて岩の上に転落していたかもしれません。


装備は慎重に、それでいて自分を演出する最高の手段です。じっくり選んでコーディネート
しましょう!