カテーテル検査・・・2005夏♪
ほぼ3年ぶりの入院・・・蘭月の存在・・・凌奨の成長・・・もちろん心臓のこと・・・。
いろんな不安の渦巻く中、この入院は始まった(^^ゞ

【8月1日】・・・入院日
蘭月を保育園に送った後、病院へ。
入院・検査の説明
レントゲン・心電図・身長体重の測定。(99.1cm、18.1kg)

【8月2日】
点滴のルート確保・採血。
肺血流シンチ。
エコー。

【8月3日】・・・検査日
検査は予定時間よりも早く、午後2時頃始まった。
終了したのはほぼ1時間後。
なかなか麻酔が効かなかったらしく・・・呼吸器を付けて帰って来た。
検査後の説明。

【8月4日】
朝、点滴のルートを外し、付いていたモニターもすべて外す。
ホルター心電図(24時間)開始。

【8月5日】・・・退院日
ホルター心電図外す。 退院の説明。


根治手術後から良い経過を辿り、薬もなく心臓病とはかけ離れた生活をしていました。
正直・・・よほどのことがない限り、今回の就学前のカテーテル検査が最終目標だと思っていました。
・・・それは、あまりに楽天的な私の性格によるものか(^^ゞそれとも先生の説明不足か?・・・

今回、入院してすぐの説明の段階で私の頭の中は・・・切り替わった。
凌奨の“ファロー四徴症”と言う病気がそんな甘い病気じゃないと言う事。
凌奨の術後の経過が、特別良い訳でも、悪い訳でもないと言う事。
少なくとも一生病院とは切れないし、検査も入院も続くであろう事。
そして・・・大人になる前には再手術が必要だと言う事。

入院してからカテーテル検査までの2日間のいろんな検査で、やはり心臓の負担が大きくなっていることが 確認されて、今回のカテーテル検査も、バルーンカテーテル治療になる可能性が高いと診断された。
結局はいろんな条件やバランスの中で、治療は見送りになった。

検査が治療に切り替わる条件として、心臓の左右差。または、心臓の右心室の圧が50以上。
根治手術後、右心室の圧が20だったのが、今回35まで上がっていました。
肺動脈弁逆流・・・その為に、右心室に血液が流れ、圧が掛かります。
そしてその圧の為に、三尖弁逆流も起きていて、肝臓が少し腫れています。

肺動脈の狭窄と逆流。
うまくバランスを保ち、少しでも負担を減らし、カテーテル検査やバルーンカテーテル治療を 繰り返して、再手術・・・と言うのがこの先の予定になりそうです。

「これで病院とも縁が切れたらなぁ〜♪」なんてのんきに考えていた私はおばかさん(^^ゞ
ショックは大きかったけど、やはりつぎはぎの心臓なんだから・・・当たり前かなっ。

血液検査の結果が悪くて、4年間なかった薬が再開されてしまいました。
利尿剤(ラシックスとアルダクトン)と圧を下げる薬(レニベース)・・・オムツの取れていない凌奨に利尿剤は ちょっとつらいけど・・・心臓を良い状態に保つため、仕方ないね。頑張らなくてはっ!!


根治手術のとき、一緒に入院していた彩吏ちゃんと♪
偶然同じ日に入院で・・・ビックリ!
ほんと、2人とも大きく、元気になりましたっ♪


ベットがお隣さんだった幸佑くんと♪
4歳なのに・・・凌奨よりお兄ちゃんに見える(^^ゞ
仲良くしてくれてありがとぉ♪

たった4泊5日の入院だったけど、また出会いもあり、楽しい時間もありました。
久しぶりに再会し、ゆっくり話した彩吏ちゃんのママとも「こんなふうに出会ったり、いろんなことを知ったり出来るのも この子たちのおかげね」・・・って。
本当にそう。久しぶりにそういう気持ちになって・・・たまの入院もいいなぁ〜って思ったりして(^^ゞ

3年ぶりの検査で麻酔が切れた凌奨は・・・大暴れっ。
4、5人がかりで抑えたけれど、どうにもならずに・・・ママは呼ばれましたっ(^^ゞ
う〜ん・・・大きくなったわっ(^^ゞ
検査の時以外は、ママを独占出来てゴキゲンだった凌奨です・・・♪

お留守番の蘭月は、家でも保育園でも姉の家でも・・・とても良い子だったようです。
病院の公衆電話で聞く「ママ、大丈夫」「うん、元気」「ママ、大好き」の言葉には・・・ちょっと涙出ましたっ。

みんなの頑張りと、みんなの協力と応援があったから、また乗り越えられました♪
とりあえず当分は・・・また穏やかな毎日が送れそう〜♪♪