バルーンカテーテル検査・・・2007夏♪
    2年ぶりの入院。
    凌奨8歳。体重18.5kg。
    成長し、力も強くなった凌奨。
    でも、検査も痛いのも絶対我慢出来ない。
    今までと違って・・・ママで大丈夫か?と言う不安が少し・・・(^^ゞ


【7月30日】・・・入院日
朝7時出発。渋滞に巻き込まれつつ。何とか9時に到着。
外来で入院前の診察を受けて、病室へ。
新しく出来上がったばかりの病院。うわっ〜居心地良さそう〜♪
レントゲン・心電図。
パパが到着後、検査の説明。

【7月31日】
点滴のルート確保・採血。
おしっこの検査。
エコー。

【8月1日】・・・検査日
午後11時から点滴開始。午後11時30分から絶食。
午後3時頃検査開始。
2時間の予定が、帰ってきたのは午後6時。ふぅ〜(@_@;)
検査後の説明。

【8月2日】
朝、点滴のルートを外し、付いていたモニターもすべて外す。
ホルター心電図(24時間)開始。

【8月3日】・・・退院日
朝、またルート確保し、肺血流シンチ。終わったらルートも外す。
ホルター心電図外す。
退院の説明。


凌奨のカテの翌日に、11時間の大手術を頑張った耀康(ようこう)くん♪
歳はかなり違うのに、プレイルームに行くと、微妙〜におもちゃの取り合いをしていたふたり。
とっても元気な可愛い笑顔に、あっこママ癒されましたっ(*^_^*)
手術後、まだまだ大変な日が続くけれど、頑張って!!


凌奨と同じで、ダウン症でファロー四徴症の奨(しょう)くん♪
名前まで一字同じで、運命を感じずにはいられません(*^_^*)
「・・・まだ受け入れられない。」と話していた奨くんママ
でも、奨くんのことを話すママは十分に前向きでした♪
私もまだまだ頑張っている途中。一緒に頑張っていこうね♪


カテの翌日、まだまだ機嫌の悪い凌奨。そんな日に大好きなヘルパーさんが来てくれました♪
入院して以来、始めて見る凌奨の本物の笑顔でした(^_-)-☆
病院内でいつもママと手をつないでいた凌奨。その時は嬉しそうにヘルパーさんと手をつなぐ。
本当に安心出来る存在で、大好きなんだなぁ〜と再実感(*^_^*)
遠くの病院まで・・・本当にありがとうございました♪

入院の説明で、右心室の負担が大きく、筋肉が悪くなる前に手術した方がいいと言われました。
以前「大人になる前に・・・」と言われていたのに、状況はあまり良くないようで、手術が近い未来に感じられる 説明の内容でした。

前回のカテから担当してもらっている主治医の先生は、とても気さくで話しやすい。それに、とても説明がわかりやすい。
いろんな疑問があってもなかなか聞けなかったり、どう聞いていいのかわからなかったことも、この先生のおかげで、 私たちの頭の中がスッキリした感じ♪
でも、理解出来た内容は、理解したからこそ・・・厳しいものなのだけれど。

検査の前日、エコーのときに、小児外科の先生も少し立ち会われて・・・「早くオペした方がいいなぁ。」と。
エコーで見る限りでは、かなり右心室の負担が大きく、悪い症状が出てからオペしているようでは、遅い・・・と。
エコーのあと、凌奨の暴れ具合がすごいので、明日の検査は最初から全身麻酔と言うことに・・・(^^ゞ

今回のカテは、初めてバルーンカテーテルをすることに。
カテーテルの先の風船を膨らませて、狭窄している部分を広げる。
凌奨の場合、以前に手術した肺動脈弁が機能していなくて、逆流してる。でも、その部分で狭窄があり、その先の肺動脈でも 狭窄している部分がある。右心室の負担の大きい状況で、肺動脈弁の部分の狭窄はある程度必要。その先の狭窄はないほうがいい。 血液を流れやすくするため。
今回その肺動脈の狭窄部分にバルーン治療する。以前手術している場所でかなり固くなっているので、足の付け根の両方の静脈から カテーテルを入れて、同じ場所でふたつの風船を膨らませて血管を広げます。

今回のバルーンカテーテル治療終了後・・・
右心室の容量が・・・前回198%⇒165%へ。(250%〜300%になると確実にオペらしい。)
右心室・左心室の差・・・前回75・25⇒65・35へ。(普通の人は55・45くらいらしい。)
BNP(心臓ホルモン)・・・前回215⇒71へ。(低い方が良いらしい。)

前回のカテ後始めた利尿剤の効果もあり、検査結果は悪化しているものではありませんでした♪
しかし、右心室のこと、不整脈のことなど・・・いずれの手術に向けて、少しでも負担を減らし、良い時期に手術の選択が出来たら〜と思います。

岐阜県総合医療センターは現在建設途中。会計などはまだ不便なものの、本当にピカピカの、快適な病棟・病室。
以前の最悪な環境と違い、同じ治療を受けていても、穏やかな空気が流れていて・・・子供も親も、余裕がある感じがする(*^^)v
テレビとか冷蔵庫、携帯電話の使用、お風呂、部屋の広さ、プレイルームの環境、みんなでの食事・・・そして窓からの眺めとか。 些細なことでも、頑張れる力になります。建て替えてくれて・・・良かった(^^ゞ

あっそうそう…今回の入院でも、凌奨やっちゃいました(>_<)
入院2日目。ひとつ上の階のコインランドリーに行こうとプレイルームの前を通りかかったら、どうしても動かない。 たくさんのお友だちがいて、お母さんたちも「大丈夫よ」と言ってくれたので、ひとりでコインランドリーへ。 戻ってくると・・・いない(@_@;)まわりのお母さんたちが「今までここにいたよ。いない?」と。探してもいない。 この病棟に入るには、足を入れてドアを開ける。それも2重ドア。凌奨が開けたことはない。 ・・・凌奨はこのドアを開けて、エレベーターに乗って、9階で降りて、小児科のナースステーションで泣いてた(^^ゞ みんなで探してくれて・・・たまたま私が9階に探しに行って、発見!
その時以来、外側のドアは完全ロックされてしまい、出入りするのに看護婦さんに開けてもらうことになり・・・かなり不便に。 みんなに迷惑かけちゃいましたっ。ごめんなさいっ(^^ゞ

・・・厳しい現実をしっかり受け止めた今回の入院。
そして、検査を受ける凌奨の様子に、成長も感じられた入院。
そして・・・また嬉しい出会いもたくさんあった♪
きれいな穏やかな病棟の中にも、たくさんの戦いと苦しみと、そして悩みがある。みんなそれぞれ違う。
でも、一緒に御飯を食べることで、一緒にプレイルームで過ごすことで、いろんな話が出来たり、悩みを共有出来たり。
凌奨の今を楽しく生きる〜ということとともに、未来を考える時間でもありました。

帰りの車の中で、笑い続けていた凌奨(*^_^*)
家に着いたら、おもちゃで満足そうに遊んでいる姿♪
この夏の大仕事が終わりましたっ。ふぅ〜♪

★☆・・・番外編・・・☆★
家でお留守番の蘭月。
携帯が病室でつかえたので、テレビ電話で話したりしていて、とても元気だったので安心していました。
しかし・・・金曜日、保育園のお迎えに行くと、先生に「1週間とても不安定でした。」と。
先生たちに甘える姿も多く、お友だちともめることも多かったらしい。
更に、仲良しのお友だちをけがさせてしまったらしい。
蘭月に聞いてみると「けんかした」としか言わないし(^^ゞ
・・・早速、お友だちの家に謝りの電話。
お迎えに行った時も、しがみついて「ママ寂しかった」と。
1週間の出来事をしゃべり続けた(^^ゞ
普段「かづちゃんはパパが大好きなの。ママはお兄ちゃん。」と言うほどパパ大好きの蘭月。
ママがいないことでそれほど変化のあった蘭月にちょっと嬉しかったりする私(^^ゞ
・・・夜、凌奨と蘭月と3人でお風呂に。
凌奨は1週間ママを独り占めだったので、蘭月のことをするママに怒り、蘭月は必死でママに 甘えようとする・・・何だかとってもモテモテのあっこママでした♪