カテーテル検査・・・2010もうすぐ春♪
    2年半ぶりの入院。
    凌奨10歳。体重23kg。
    体も大きくなったけど、心の成長も著しい凌奨。
    少しずつ理解して、先の見通しが立てられて・・・我慢も出来る!
    今まで暴れていた検査も、いい子で受けられているから・・・何とか頑張れるかな?!

【3月8日】・・・入院日
朝7時ちょっと過ぎ出発。やはり渋滞に巻き込まれつつ。何とか9時に到着。
外来で入院前の診察を受けて、病室へ。
レントゲン・心電図。採血。検尿。
入院時の検査の説明。

【3月9日】
点滴のルート確保。肺血流シンチ。
エコー。

【3月10日】・・・検査日
朝6時から24時間水分量チェック。
午前9時から絶食。午前11時から点滴開始。
午後2時頃検査開始。
検査は1時間ちょっと。そのあとCT撮影。
・・・暴れまくったらしくて、かなりの量の薬を使い、安静に・・・(^^ゞ
検査後の説明。
午後5時過ぎに病室に戻って来ました。
それから40分間、薬の効いた状態で緩やかに暴れて(-_-;)・・・その後、寝ました。

【3月11日】
朝、点滴のルートを外し、付いていたモニターもすべて外す。
ホルター心電図(24時間)開始。

【8月12日】・・・退院日
ホルター心電図外す。
退院の説明。


入院前の外来診察で、「もう手術になります」と言われていたので、カテーテル検査が終われば・・・次は手術と考えていました。
手術が避けられないことはわかっていたので、何とか蘭月の卒園・入学時期にぶつからないように。それに入学したての不安定な時期は避けたい。
手術の時期や、手術入院中の蘭月のことをどうやって乗り切るのか・・・考えていました。

入院の説明で、エコーとカテーテル検査では、かなり出てくる数値が違うので、もしかするとすぐに手術ではなくて、数年後になる〜かもしれません。と。
とにかくカテーテル検査をやってみなければわからない・・・と。

前回・前々回のカテから担当してもらっている主治医の先生はもうおられなくて、今回から女医さんです♪
凌奨が10年前に初めて入院したときからおられる先生だったけど、担当してもらったことはなかったので、今まではゆっくりお話する機会もありませんでした。
凌奨の病状の説明はもちろん・・・ちょっと昔話したりして、お話が楽しかったです(*^_^*)

今回のカテーテル検査は、手術を決める重要な検査。
前回は肺動脈の狭窄部分をバルーンで広げたけれど・・・今回、狭窄部分によって、もしバルーン出来ればバルーンして改善させられたら・・・手術は少し先延ばしに。
けれど、狭窄部分によっては、バルーンをして逆流を増やしてしまうことにもなるので・・・わからない。
肺動脈弁部分の狭窄具合、肺動脈奥の狭窄具合、右心室の容量・動き、血液の中のストレスの数値・・・などなどから、結論が決まる。

検査後・・・今回は、バルーン治療にはならずに、検査のみ。
前回のバルーン治療の効果が続いていて、やはり問題のあるのは、肺動脈弁部分のバルーン出来ない狭窄。
しかし、エコー検査での差があり、予想ほど悪化していなかった。
・・・と言うより、2年前のカテーテル治療のときと、どの部分をとっても・・・あまり変化なし。
早急に手術する〜というような内容ではなかっただけに、ホッとしましたっ(*^_^*)

しかし、どの検査結果も・・・手術を考えるギリギリのライン。
2年間あまり変化がなかったからと言って、安心出来る状況ではないらしい。
小さい頃心臓手術を受けて、早い子であれば小学校の高学年頃、不整脈で倒れることがあるらしい。・・・そうなってからでは遅い。
すごく運動好きで、スイミングやマラソンをする場合は、不整脈になりやすいので、早めに対処する必要があるけれど、 凌奨の場合・・・動くの嫌いだし(-_-;)
退院直前の24時間心電図の結果もまだ出ていないし、いろんな検査結果が出てから・・・カンファレンスで今後のことを決定します・・・とのこと。
つまり・・・結果は、2ヶ月後の外来診察まで先送りになりましたっ。

手術だと思って入院しただけに・・・ちょっと嬉しい結果ではありました♪
少しでも先延ばしになると言うことは、それだけ蘭月が大きくなり、小学校生活に慣れていく・・・ということですから。
蘭月もいろんなことが理解出来て、しっかりはしているけれど、やはりまだまだ保育園児です。
蘭月が小学校で新しいお友だちをいっぱい作って、頑張れる環境が整ってから・・・手術が理想的です。
もちろん・・・凌奨自身のことを忘れている訳ではないですがっ(^^ゞ

入院中の凌奨は・・・ビックリです(*^^)v
採血しても、ルート確保しても、泣かずに歩いて病室に帰って来ました。
エコーも、薬を使うことなく、ジーっとされるがまま。凄過ぎるっ♪
この10年間ちょっと、泣いて、暴れて、叫んで・・・ずっとそんな凌奨を見て来たので、本当に成長を感じました。
先の見通しが立つということは、凄いことです。我慢すれば終わる〜理解したんですねっ。

そして・・・新しくなった病院が更に進化していて・・・凌奨の大好きなガラス張りのエレベーター。
2階からでも、3階からでも、そのエレベーターも、エスカレーターも見られます(*^_^*)
入院中、ほぼ毎日・・・廊下に座り、その様子を眺めていました。1日2時間くらいは見てたかも♪
凌奨にとって、その楽しみがあることは、とってもとっても大切なことで・・・頑張れたひとつかもしれませんっ。

入院初日に、養護学校の担任の先生が来てくれました♪
遠いのに・・・わざわざありがとうございますっ(*^_^*)
しかし、入院初日だと言うこともあり、凌奨の気持ちはガチガチっ(>_<)
嬉しかったのに、なかなかお礼も言えなかったねぇ。そして・・・写真撮るのも忘れてしまった。残念〜。
検査翌日に、私の弟も来てくれました♪
遠いし、更に仕事も休んで・・・ありがとぉねっ。
検査が終わったから、浮かれ気分の凌奨。思う存分エレベーター観察してる後ろでおしゃべりしてました。
しゃべりすぎてまたも写真忘れたぁぁぁ(^^ゞ

『いたい。もうおわった。おうちかえろ。』
そればかり繰り返していた凌奨(*^_^*)
頑張ったから〜帰れる。ちゃんとわかってます。
そして・・・『かづき。おむかえ。』
・・・とも言ってました。蘭月のこと心配してたのかな?
さすがお兄ちゃんです♪

入院中、パパと一緒に頑張ってくれた蘭月は・・・少し寂しそうな様子はあったものの、大丈夫だったみたいです。
蘭月もカレンダーを見ながら、ちゃんと帰ってくる日を理解出来ていたし。
金曜日のお迎えでは「ママ〜」と抱きついて来てくれましたっ♪

とりあえず・・・2か月先の診察日までは日常に戻ります。
どうなるのかなぁ〜?