あっこママの出産報告♪

蘭月(かづき)♪
2003年4月24日誕生!!

■妊娠37週を超えてから、陣痛まで■
凌奨を妊娠していたとき、私は妊娠8ヵ月まで仕事をしていたし、 姉が初めての子どもを出産し、そのお世話の為に大きなお腹で、1ヵ月ほど実家に帰っていました。妊娠後期でありながら、仕事と家事と 育児と・・・・・今から思うと無理をしていたなぁ〜と思います。そのことが原因かどうかはわからないけれど、凌奨は何の前触れもなく、 34週で生まれてしまいました。だから、この妊娠では、絶対に早産したくない・・・と言う思いと、自分の身体は早産しやすいから、 特に注意しなくてはならない・・・早産するかもしれない・・・と言う思いがありました。しかし、順調に時間は進み、臨月になり、 妊娠37週を越え・・・更にお腹は大きくなって行きました。すると今度は、赤ちゃんが大きくなり過ぎると産むのが大変・・・と、 出産に対する恐怖が沸いて来ました。その恐怖はどんどん膨らみ、焦りになりました。“早く陣痛がきて欲しい”と。。。。。 ほんと・・・ちょ〜身勝手な母親です(^^ゞ(^^ゞ(^^ゞ変化があったのは4月21日月曜日夜・・・少し血液の混ざったおりものがありました。 “おしるし?!”と思った私は、「いよいよだっ!」と、陣痛を心待ちにしていました(^^ゞしかし、不規則な痛みはあるものの、陣痛にはならず、 普通通りに暮らしていました。そして、待ちきれなくなった私は4月23日水曜日に、ルームランナーでゆっくり3キロ歩きました。 そして・・・その日の午後11時半、明らかに“おしるし”とわかる出血があり・・・その直後から5分間隔もないような陣痛が襲って来ました。

■陣痛から出産まで■
夜中11時半、もちろん凌奨はもう寝ています。準備しておいた鞄を用意し、 凌奨の保育園の準備もし、着替え、病院に電話し、義母に電話し・・・・・そのパタバタしている間に凌奨が起きてしまい、 凌奨も着替えて、午前0時半ぐらいに出発。病院までは20分。午前1時前に到着。 陣痛の間隔はほとんどないものの、痛みはそれほど強くない。まだ笑っていられる余裕がある。子宮はまだ1cm。。。 とりあえず1時間ほど様子を見たけれど・・・出産まではまだ時間がありそう。 入院する部屋まで凌奨の様子を見に行かせてもらいました。凌奨は夜中にもかかわらず、義母と仲良く遊んでいる♪ その姿を見て、とても安心しました。そして・・・分娩室へ戻り・・・すると急に痛みが強くなって来ました。 最初、パパと会話をしていた私は、もうパパの問い掛けにも答えることが出来ず、ただ耐えるのみ。それでも子宮はまだ2cm。。。 まだ時間がかかると思った看護婦さんは、「何かあったらナースコール押してね」と言って、パパと私を残し、部屋を出て行きました。 少しして「ブチッ」と音がしたと思ったら破水。痛みが一気に増して来ました。もう私はパニック寸前。それでも子宮はまだ6cm。。。 もう何も話すことさえ出来ず、目も開けていられない私に、看護婦さんが「お母さん、目を開けて。時計見える?今、3時10分。 4時までには産もうね。頑張って!」と。。。 そのとき私は“4時までこの痛みが続いたら、死んじゃうわ。あと10分で産もう!”と思いました(^^ゞ(^^ゞ(^^ゞ 結局本当にそれから10分程経った午前3時22分に出産!!!

■出産から対面まで■
妊娠してから、出産まで・・・・・いろいろ不安もあったし、心配もしました。 凌奨が生まれてから、“私は元気な赤ちゃんを産めないかもしれない”と思っていました。 だから出産までに、元気な赤ちゃんが誕生することを想像しても・・・そうじゃなかった場合を想像しても・・・涙が出ました。 もし元気な赤ちゃんを出産することが出来たら、きっと・・・すごく感激して泣いてしまうだろう・・・と思っていました。 しかし現実は、出産直後の私はヘロヘロフラフラで・・・“終わった。やったぁ。”と思うのが精一杯で、泣くことさえ忘れていました(^^ゞ 大きな泣き声が聞こえて、胸のところに赤ちゃんをのせてもらいました。確か最初に・・・「こんにちは。」と、言ったと思います。

■対面からカンガルー抱っこまで■
赤ちゃんはお風呂に入れてもらい、着替えて・・・ママのところへ 戻って来ました。そして、カンガルー抱っこ。寝たままの私の胸のところに、うつ伏せで赤ちゃんを寝かせます。泣いていたはずの 赤ちゃんも、安心したかのようにジーっとしています。凌奨のときは、そのまま救急車で運ばれてしまったので、カンガルー抱っこが 出来ませんでした。私は、こんなふうにカンガルー抱っこ出来たことが本当に嬉しくて嬉しくて・・・♪ パパからは「お疲れさん。ありがとう。」と言葉を掛けてもらいました。それから・・・3時間、カンガルー抱っこで休んでいました。 何度も看護婦さんから「赤ちゃん預かろうか?」と言ってもらったけれど、すごく気持ち良さそうに寝ているから可愛そうで、 ずっと抱いていました♪すごく幸せな時間でした♪

■カンガルー抱っこから部屋まで■
午前6時半過ぎ、赤ちゃんを預かってもらい、私の体を拭いてもらい、 パジャマに着替えました。外はもうすっかり明るくなっています。少しウトウト・・・はしたものの、全然寝ていません。 それなのに少しも眠気を感じませんでした。“やり遂げた・・・元気な赤ちゃんを産んだっ!”と言う満足感で いっぱいでした。。。部屋に戻ると・・・パパは布団で、凌奨はタタミで寝ていました(^^;;; 出産した病院は、ほとんどが洋室だけれど、ひと部屋だけ和室があり、ちょーどその和室が空いていて、 その和室にしてもらいました。夜中遊んでいた凌奨と、出産まで立ち会っていたパパは・・・もちろん熟睡状態(^^;;; その2人の姿を見て・・・笑ってしまうと同時に、すごく幸せな気持ちになりました♪穏やかな朝だなぁ〜なんて(^^;;; 私はもちろん出産直後で疲れきってはいたけれど、パパを起すのも可愛そうで・・・座ってそのまま2人を 見ていました。。。。。

■部屋に戻ってから対面まで■
少しして2人とも起き、 みんなで朝ご飯を食べて・・・・・午前9時頃、赤ちゃんを連れて来てもらいました。 凌奨と蘭月・・・初めての対面♪もともと寝不足で機嫌のあまり良くない凌奨。蘭月を見て更に機嫌は悪くなり、 初めて私が蘭月のオムツ替えをしている姿を見て・・・・・突然壁や床に頭を打ち付けて、ボロボロ泣き出しました。 更に、部屋の隅に行って、ごみ箱を投げました(^^;;;いつもは穏やかな凌奨なのに、あまりの様子に、本当にびっくりしてしまいました。 オムツ替えを終えて、ただ凌奨のことを抱きしめることしか出来ませんでした。

■対面から退院まで■
入院は4月24日から28日まで。 その入院中、パパと凌奨は毎日蘭月と私に会いに来てくれました。 しかし、凌奨はどうしても蘭月を認めたくないらしく、蘭月に近づかないのはもちろん、 蘭月が寝ている付近には目も向けませんでした(^^;;; 蘭月が泣くと部屋を出て行こうとするし、床に頭を打ち付けるし・・・・・ 凌奨が必死に拒絶しようとしている姿がありました。 パパも私も、これほどまでに凌奨が拒絶し、それを表現するとは思っていなくて、 ちょっと心配になりました。この拒絶は退院しても数日続きました。 蘭月は、少し黄疸の値は高いものの、よく飲み、よく泣き・・・元気いっぱいです♪ 4月28日、母子ともに無事退院となりました。