BABYLON


メソポタミアの古代都市。
紀元前十八世紀にバビロニア王国の 
ハンムラビ王が首都に定めて以来、
オリエントにおける政治文化の中心として栄える。
しかし 
その『栄』に奢り、人既に神成らん、と、『バベル』という名の 
天に届く『塔』を築いた。
絶対者たる『神』が、それを許す筈もなく、
人々はその『塔』に舞い降りた『神』の『罰』として、
共通の『言葉』をなくした。
『人間』が常に繰り返す『人間』であるが故の『愚かさ』の証し。

災いなるかな バビロン 
神の怒りに沈む都市