
久しぶりにケルビムの真一さんに会おうと思い、幕張メッセで開催されたサイクルモードに出かけてきました。エコブ
ームの風に乗り、最近の自転車人気はたいへんなものがあります。
今回で5回目の開催となるサイクルモードですが、年々参加者も増えているようです。この日も人、人、人であふれ
かえっていました。

ケルビムのブースに向かう途中、スギノテクノに寄ってみると画期的な新製品が発表されていました。 何が画期的
かというと、クランクの規格(P.C.D)が110mmと74mmの両方を兼ねているところです。 ロードレーサーは通常11
0mmのクランクを使い、その場合のフロントギアのインナーの最小歯数は34。 それよりも小さな歯数を使いたい場
合、ギアの枚数が3枚あるトリプルギアが選択肢となります。 そうするとインナー側はよいのですがアウターのギアの
歯数が必要以上に多く、普段はほとんど使いません。
現在、ツーリング車に使用しているフランスT.A社のクランクは特殊な構造で、フロントギア2枚でインナーの歯数が
28を使用できますが、剛性と精度がもう一つ。 変速のときにチェーンが外れてしまうことがあります。

発表されていたのはコンパクトプラスという構造のもので、ロード用のOX801D、クロスカントリー用のZX801Dの2
タイプです。 ギアの裏側を見ると、110mm用と74mm用のどちらのギアも装着できるように工夫されています。デ
ザインもすっきりしていて好印象です。 スタッフの方に聞いたところ来年4月に販売予定とのこと。 スギノさんに大き
な拍手です! ツーリング用には42×26ぐらいがよさそうです。 さっそくケルビムのブースから真一さんを連れ出し
て、これがで出たらT.Aとの交換よろしくと、頼んできました。

老舗のサドルメーカーの英国ブルックス社のブースです。 レトロな自転車とロゴがいいですね。

こちらは全世界の優良ディーラーに贈られる100個限定の非販売モデル。 B17 STD SHAGGYというモデルだ
そうです。文字通り毛だらけのサドルです。

Bike guy(ユニコ)とANTAREX(東京サンエス)のブース。 どちらもピカピカとたくさんのライトが光りついつい引き寄
せられてしまいます。 両社ともに防水性能の製品を展示していましたが、水槽の中の製品は印象的でした。

電動アシスト自転車も多数出展されていました。 写真はヤマハのコンセプトモデルのパス・エア。ハイブリッド方式
だそうです。 こんな自転車が出てきたらうれしいですね。

英国の高級車アレックスモールトンに似たモデルが目に付いて寄ってみたキモリという会社のブース。クロッサスと
いうモデル。特徴のあるフレームに加え、トルクバランサーシステムというショックアブソーバーが装着されて、乗り心
地が良さそうです。 こんな自転車で街乗りしたいものです。
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国際貿易関西という会社のOSSO(オッソ)というブランド
の自転車。まるで宮殿か美術館のような雰囲気で、鏡
張りのターンテーブルにシンプルできれいな自転車が展
示されていました。
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