このホームページについて
東京出身、千葉県在住の昭和34年生まれで:、会社勤務をしています。 家族は妻と長男、長女がいます。
2005年と2006年の正月に暇に任せて自転車で出かけた時に撮りためた写真でホームページを作り、年賀状
替わりにHPのアドレスを送ってみました。 稚拙な文章なので読んでもらえるか心配でしたが、何人かの方から暖
かい感想を頂きました。そこで調子に乗って2007年の正月に再度、内容を更新してHPを作ってみました。
まず、自転車との付き合いですが、高校卒業前の休みにアルバイトでお金を貯めて日米富士自転車のフジカセ
ットシリーズのランドナー (旅行用の自転車)を購入し、同級生3人と出かけた房総一周旅行が最初の泊まりがけ
のサイクリングでした。大学に入ってからは北海道を1ヶ月近くかけて1周するなどしていました。
社会人になって最初のボーナスで、土屋製作所/エベレストシリーズのロードレーサーを購入しました。 ランドナ
ーと比べてはるかに高い運動性能とシャープな動きは別世界でしたが、脚力が伴なわいためなかなか乗りこなせ
ず、一人で練習に励んでいました。 中年となった今では全く考えもしないのですが、平日でも週2、3回は帰宅後
22時過ぎでも自宅周辺の町田街道でトレーニングをしていました。 ある冬の夜にふいに後ろから追いついてき
た、地元の今野製作所がバックアップしているケルビム・レーシングチームのOさんに声をかけられ、土曜の朝の
練習に誘ってもらいました。 さっそく練習にに加えてもらい、チームでレースにも出かけるようになりました。
数年はあちこちの市民レースに参加していましたが、日刊スポーツ主催の西湖周回レースに出場し、先頭集団
のゴールスプリントで集団落車に巻き込まれてしまいました。診断は肩鎖関節脱臼で靭帯3本が断裂しているとい
うことで、手術のため1ヶ月の入院生活を送ることになりました。 看護学校の付属病院に入院、若い看護婦さん
がたくさんいらっしゃって、とても楽しい1ヶ月ではあったのですが、真面目なサラリーマンとしてはもう一度怪我をし
て入院ということになるとまずいと感じ、レースからは遠ざかってしまいました。 しかし、当時の自転車でのいろい
ろな経験が、その後の自転車生活にたいへん役立っています。
チームを暖かくサポートしていただいた今野製作所社長ご夫妻、チームのキャプテンだったNさん、その他の練
習にご一緒されたたくさんの方々には今でも大変感謝しています。 当時はまだ小学生で一緒に練習していた社
長のご長男・真一さんは、今では立派な後継者として活躍されていて感慨深いものがあります。
結婚からしばらくご無沙汰となっていましたが、最近は改めてサイクリングの楽しさを感じるようになり、自転車に
乗る機会が増えてきました。
もう一つの里山保全計画ですが、茨城県中部に住んでいた祖父母が亡くなり、住居が無人となってしまいまし
た。 両親が出かけて畑や家の周りの草刈りなどの管理をするようになりました。 私も年に1、2度手伝っていま
したが、その両親も最近は齢を重ねるに連れて体力が衰え、畑も雑草が目立つようになってきました。
一方、ここ数年サイクリングで山里を訪れ、お年寄りが畑を丹精を込めて作っている様子など、日本の原風景に
触れる機会が増えてきました。 都会とは別世界の中で爽やかな気持ちになると同時に、祖父母が暮らしていた
里も維持程度はしてあげたいと思うようになりました。
しかしながら、会社勤めで週末に仕事が入ることもあり、またサイクリングに出かけたり、家族との時間も少しは
必要なため (^_^;) 、最低限の労力で、かつ楽しめる方法が無いかと考えていた時に出会ったのが、当HPで紹介
しているヘアリーベッチという緑肥植物です。 幸い子供たちも興味を示して手伝ってくれることもあり、家族との貴
重な交流機会としても役に立っています。
私の中ではサイクリングと里山保全で共通するものが多いように感じています。 ホームページのタイトルを考
えてところ、ショージ君で知られる漫画家で、かつ庶民の食文化についての偉大なエッセイストでもある東海林さだ
おさんの『もっとコロッケな日本語を』を読んでいてタイトルを決めました。 東海林さんの文庫本は必ず初版で購
入し、輪行の車中でも愛読しています。
2007年1月3日
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