2006年4月23日(日)  GPSログ
江戸川サイクリングロード 〜 利根川サイクリングロード 〜 渡良瀬遊水池  88km 曇り



  

 週末の時間に余裕あり & 気力充実 & 風がそんなに強くない、という時に出かける江戸川サイクリングロードの上 流側の終点が関宿です。 今日はさらに関宿を越えて、千葉、茨城、栃木、群馬県の境にある渡良瀬遊水池に出か けてみることにしました。
 関宿までは自宅から60km弱ですが、出発が遅かったので到着するとすでに13時近くになりました。 昼食にいつ も寄るけやき茶屋で、お気に入りの煮込み定食を食べました。 煮込みもおいしいのですが、地元のおコメで炊いた ごはんが最高においしいでお替わりしたくなるほどです。 お替わりするとその後走るのが辛くなるのでここは我慢し て、利根川に掛かる境大橋を渡り茨城県側に進みました。



  

 境町にある観光船・高瀬船さかい丸の船着き場で一休みして、利根川の上流に向かって右岸を進みました。
 
 最近、関宿博物館で勉強して知ったのですが、江戸時代前半まで利根川の河口は東京湾にあったそうです! つ まり今の利根川は人工的に造られたものなのですね。 その後、洪水対策のため水系を徐々に東に遷し、最終的に 現在の銚子を河口にしたそうです。  これによって江戸の洪水が減ったのと同時に、東北地方からのコメなどを運 ぶ水上輸送ルートが、房総沖を通らずに距離が短く水難事故も防げる銚子から利根川を上り、関宿から江戸川を 通って日本橋まで運べるルートができあがったとのことです。 高瀬舟はその頃に活躍した船です。



  

 江戸川サイクリングロードは自転車の通行量が多いですが、こちらの利根川では同業の方は全くお会いしません でした。 完全舗装で気持ちよく走れました。 
 利根川に合流する渡良瀬川沿いに入り、もうすぐ目的地の渡良瀬遊水池というところで、川岸に小舟が浮かんで 趣のある風景になってきました。



    

 さらに進むと湿地らしい風景に変わり、鳥のさえずりも賑やかになってきました。 橋を渡るといよいよ渡良瀬遊水 池です。



   

 初めて来ましたが、家から比較的近いところにこんなところがあるんだぁと感じる不思議な場所です。 湿地帯が目 の前全体に広がり、まるで北海道にでも来たような感じです。




   

 ゲートの横を通り、3つある渡良瀬貯水池のうちの一つ、第一貯水池の中にある谷中湖 (やなかこ) に入りました。  谷中湖はハート型の湖で、かなり広いです。 サイクリストの方も数人見かけました。



   

 ここまで来るとさすがに往復を自走するのは大変なので、予定通り埼玉県側にある東武日光線・柳生駅から輪行 で帰宅しました。



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