ここでは僕の北海道ツーリングで使用した、歴代のカメラを紹介します。
☆ペンタックス ESPIO928
丁度僕が、北海道ツーリングに初めて行った時使用していたコンパクトカメラです。自分で初めて買ったカメラでもある。
焦点距離28mm〜90mmとコンパクトながら扱いやすい焦点距離を持つので、部屋の中の撮影でも、バイクツーリングなどでサッと取り出して写す時などでも、けっこう重宝しました。
性能的にもリモコンが標準で装備されていたり、0.5ステップで±3まで露出補正が出来たり、多重露光が出来たり、最長10分のバルブ撮影が出来たりと、隠れて高性能なカメラです。
聞いた話では、プロカメラマンもサブカメラとして使っていた人がいたらしいが・・・99年に利尻島で壊れてしまい、それ以降は一眼レフで撮る事になる。
☆オリンパス L−30
ESPIO928の故障から、新たに買い換えたカメラ。
レンズ一体型一眼レフという、今では不人気なデザインコンセプトが特徴。
一眼レフのT形に比べて、L形はユーザーに対してホールドを矯正する効果があると僕は思うので、このカタチは好きです。
また、焦点距離28mm〜110mmという4倍ズームも扱いやすく、北海道ツーリングで大変役立ってくれました。ESPIO928に比べて大きくかさばるので、ポケットに入れて持っていくことは出来ないけど、首からぶら下げてジャケットの下に入れて走っていました。
レンズのフタまで一体化しているので、ジャケットの下から出してサッと撮れるのがいい。何より、通常のレンズ交換式一眼レフに比べて格段に軽いのがいいし、一応一眼レフなのでパララックスを気にする事も無い。
性能的にも広角GN16、望遠GN25の大光量フラッシュを標準で装備していたり、さりげなく動体予測AFを装備していたり、最高1/2000で内蔵フラッシュが同調したりと、隠れて高性能なカメラです。α−7Digitalを使い出した後に久しぶりに手に持ってみたら、まぁ何て軽くて使いやすいカメラなんでしょー!って感動した。
2000年〜2004年の北海道ツーリングまで使用した。そして今年持って行ったカメラはこれである・・・
☆ミノルタ α−9
言わずと知れた”あのα−9”である。
今となっては伝説となったミノルタ製プロ向け一眼レフである。
現在は生産終了なのに未開封品を見つけたのである。
はっきり言って衝動買いである。
ファインダーの見やすさとピントの山の掴みやすさは最高である。
ファインダー視野率は100%である。
シャッター速度は最高1/12000秒である。
ゴツいし重い。だけど金属で覆われたボディは頑丈そのものである。
フラッグシップなのにフラッシュを内蔵しているところは、旅カメラとして大いに助かるのである。
空シャッター音は素っ気無いが、フィルムを装填したときのシャッター音は、シビレるほど素敵である。
最高1秒間に5.5コマの連射は36枚撮りフィルムを7秒以内にカラにしてしまうが、怖くて使えないのである。
フィルム巻き戻しも、初めて見た時はあまりの早さにビックリしたのである。このボディに、レンズとしてタムロン 28−300mmF3.5-6.3XR Diとミノルタ AF85mmF1.4G(D)を持っていく事にした。