楽々連の楽書き 野崎村の段
   
幼稚園にて
梅薫先生 「今日は『野崎ごっこ』をします。じゃ、お光になりたい人は?」
おなごども 「しーーーーん」
ぴかる 「いまどき、好きな人のために身をひくなんてはやらないのよね」
梅薫先生 「あらそう、ぴかるちゃんは何がいいの?」
ぴかる 「そりゃお染でしょう。おしゃれだしさ」
梅薫先生 「じゃ、久光になりたい人は?」
おのこども 「しーーーーん」
梅薫先生 「あら、どうして?久光はお光からもお染からももてもてなのよ」
にゅー之助 「僕なんかさ〜普段からもてもてなんだからこんな時は勘弁してよ。もてる男はつらいんだよ〜」
梅薫先生 「じゃ、にゅー之助くんは何がしたい?」
にゅー之助 「そうだね、僕は船頭かな。気楽だし派手にできるし目立つし」
I少年 「僕は三味線弾き」
一同 「おおおおおおおおお!」
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