楽々連の楽書き 吉田屋の段
   

「お雪とお墨の会話」
お雪 「おすみちゃん、ちょっと聞いて!」
お墨 「どーしたの、おゆきちゃん。血相変えて」
お雪 「うちの息子ね」
お墨 「源之介ちゃんがどーかしたの?」
お雪 「うちの人がよそでつくった子だと思って育ててきたのに・・・」
お墨 「ん?」
お雪 「まったく他人の子だったのよ!!!!!!」
お墨 「えっっっっ!!」
お雪 「ひどいでしょ」
お墨 「お雪ちゃん!知らなかったの??伊左衛門さんの子でしょ」
お雪 「えっっっっ!!」
お墨 「まあ、おゆきちゃん、生みの親より育ての親というじゃない。」
お雪 「でも・・・この先・・・お話がどう展開するか・・・」
お墨 「・・・・・」
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