宇宙船レッド・ドワーフ号
シリーズ1・ストーリー・ガイド

レッド・ドワーフ メインページ




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01話 それは終わりから始まった THE END 1998年10月02日放送

 宇宙船レッド・ドワーフ号で働く2等技術士のリスターとその上司の3等技術士のリマー。 その仲はまさしく最悪。彼らはメンテナンスが仕事だが、ディスペンサーの修理や排水溝の詰まり直しなど ロクな仕事しかない。

 ドワーフ号ではジョージの宇宙葬が行われている一方で、2人は部屋でくつろいでいた。昇給試験を受け るリマーだが、勉強と称して体に教科書を写しており、リスターはフィジーで羊と馬を買って牧場を開くという夢を 語る。

 ジョージのホログラム化の歓迎レセプションで盛り上がるドワーフ号のクルー。リスターは船長に 黙ってフランケンシュタインという子供をはらんでいるメス猫を飼っていた。リマーは昇給試験を受けるが、試験を まったく理解できず、その上カンニングした部分を手でこすって消してしまいイカレて気絶してしまう。

 リスターは船長に呼び出される。猫を飼っているのがバレてしまった。船長は検疫を受けてない猫で船や クルーがどうなっ てしまうかわからないと言う。船長はリスターに猫を渡すか時間停止カプセルで18ヶ月の謹慎とどちらを選ぶかと 言われて、リスターはカプセルによる謹慎を選ぶ。

 ホリーによってカプセルから出るリスター。リスターはホリーからドワーフ号の全クルーがドライブプレートの 修理不充分で爆発し、致死量のカドミウム2を浴びて死んでしまったと聞かされる。リスターはホリーに放射能が 安全レベルに下がるまで300万年もカプセルにいたと言われる。
 生き残ったのはリマーだけだが、リマーはホログラム化していた。リマーはリスターがカプセルに入ったために、 ドライブプレートの修理を手伝えなかったので事故が起きたと言いがかりをつける。事故の原因はリマーだった のだ。

 突如、現れるキャット。リスターとリマーはキャットに遭遇する。ホリーは猫と子猫を安全な部屋に隔離しており 死なずにすんだのだが、300万年の時により人間が猿から進化したようにキャットは猫から人間に 進化したのだ。

 リスターとリマーの部屋に集まる3人。キャットは猫の学校で教わった猫の伝説を語り始める。 それはフランケンシュタインが聖なる母でアホのクロイスターに救われるが、クロイスターは冷凍されてしまう。 しかし彼は帰ってきて約束の地フューシャルに彼らを導くだろうというものだった。それが自分のことだとリスター は気づき、フューシャルならぬフィージーに行くためにリスターはホリーに地球へと進路を取れと言うのだった。


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02話 未来は突然やってきた FUTURE ECHOES 1998年10月09日放送

 ホリーはドワーフ号が24時間以内に光速の壁にぶつかるので、ドワーフ号を光速以上の速度で航行させる ために忙しかった。そんな中でリマーは髪を短くしろとうるさくホリーに言うので、ホリーはリマーにオカマのカツラ をつけてしまう。

 光速を超えるのでカプセルに避難の準備をするリスターとキャット。リスターはロボット金魚のレノンと マッカートニーが壊れていたので修理する。キャットとリスターはオカマカットのリマーに遭遇。リマーは気づかず に自分がクルーカットだと思い込んでいる。リスターはリマーに鏡を見てみろと言い、そして 気づくリマーだが、ホリーは忙しくて留守録が出てくる。

 光のバリアを突破したドワーフ号。ホリーの様子が少しおかしい。リスターは鏡の中で自分のちょっと先の 動きが見えたり、未来のリマーの映像とチグハグの会話をしたりと異常な体験をする。
 リマーを追いかけるリスターの前に「歯が欠けた」と叫んでキャットが走り去る。だが、部屋に入るとすれ違った はずのキャットが部屋にいた。ホリーはこの現象は「未来エコー」のせいで光速を超えたために未来に 起きることを今の時点で見れるのだというのであった。そして、リスターは自分の部屋に赤ん坊2人と自分が写っ ている写真を見つけるがこれも未来エコーなのだ。この現象は速度を落とさない限り続くとホリーは言う。

 突如、ドワーフ号に振動が起こる。リスターがブリッジに行くと、リマーが今、リスターがナビゲーション システムを修理しようとして死ぬところを見たという。リスターは自分が死なないように未来を変えようとする。 そのために、キャットがロボ金魚を食べて歯を折らないようにすれば未来が変わると考え、ロボ金魚を食べようと しているキャットを助けようとするが、もみ合った拍子にキャットの歯が折れてしまう。

 呆然とするリスター。その時、ホリーはナビゲーションシステムが故障して緊急事態と述べる。ナビゲーション システムを修理しなければどっちみち死ぬので、リスターはリマーに死ぬ時に何を着ていたのかと聞いて、 別の服に着替えて修理に向かう。修理は成功し、リスターは死ななかった。

 部屋に戻ると、未来エコーの171歳のリスターがいた。未来のリスターはリマーが死ぬのを見たのはリスター の子供で次男のベックスレーであると言い、さらにカメラを持って医療ユニットに行けという。医療ユニットの 前に行くとユニットからジムとベックスレーの2人の赤ん坊を持ったリスターが出てきて、 現在のリマーは写真を撮るのだった。


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03話 昇進は宇宙のいのち BALANCE OF POWER 1998年10月16日放送

 レッド・ドワーフ号のブリッジで乾燥したチキンや粉末状ソーセージパテ、過熱済み宇宙食のチェックをする リスターとリマー。リスターはいいかげん飽きて酒を飲みに行きたいといいだす。さらにリスターはタバコを欲しい とリマーに言うがリマーがタバコを全て隠していた。

 リスターはホリーにリマーをなぜホログラムにしたのか聞く。ホリーはリマーがリスターと会話した単語数 が多かったと言うが、リスターは1400万語の会話のうち700万語はリスターがリマーにゴキブリと言って、残り 700万語はリマーがドジと言ったんだと言い、怒って出て行ってしまう。

 バーで一人寂しく酒を飲むリスター。過去の同僚と同じ酒場でバカ騒ぎしたことを思い出す。そのうち 同僚たちにリスターがコチャンスキーは身分不相応だと茶化される。
 その場にリマーがやって来た。自分の復習予定表はどこだとリスターに聞くと、リスターはステーキソースを こぼしたから洗って干してあると言う。リマーは再試験のために違反だが飲んでいる学習ドラッグのせいで リスターの会話を暗記してしまった。
 リスターはその昔の懐かしい思い出がイヤになり、ヤメロと叫んで頭の中から思い出を振り払う。

 キャットがリマーが隠したタバコを見つけた。リマーは魚を6匹やるから元に戻せと言うとキャットは 喜んであっさり納得する。

 「ラスタビリー・スカ」の音楽に興じるリスターのところにリマーがやって来た。リスターはリマーに コチャンスキーとデートしたいからホログラムのデータ・ディスクの場所を教えて欲しいと言うが断られてしまう。 リスターは怒るが上官に逆らうなとリマーは言う。怒ったリスターは試験を受けて士官になってやると言う。

 リマーのデータ・ディスクが劣化しており、リマーの腕がピーターセンの毛むくじゃらの腕になってしまった。 リマーはリスターがどこにいるかホリーに聞くが、ホリーは極秘情報だと言う。リマーはピーターセンの腕は 汚くて嫌いだというと、ピーターセンの腕に目潰しをやられたり、急所を殴られKOされる。

 リマーは勉強しているリスターを見つける。リスターはシェフの試験を受けると言う。さらにリスターは 学習ドラッグを使用していた。リマーはそれは違反だと言うが、リスターはドラッグはリマーのロッカーで見つ けたと言う。

 リマーはリスターが試験を受けないように説得するが失敗する。シェフ試験の時間にコチャンスキーの ホログラムが現れる。驚くリスター。コチャンスキーはシェフの試験なんか受けるなというが、リスターはあっさ りとリマーの仕業と見抜く。コチャンスキーはディスクを交換してリマーに戻る。試験が終わり、試験結果を 受け取るリスター。リスターはシェフ試験に合格してリマーよりも階級が上になったのだった。


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04話 神様はオレ様? WAITING FOR GOD 1998年10月23日放送

 リマーはホリーに乗組員の個人情報が見たいと言うが、ホリーは船長ではないと見れないと言う。 リマーは5秒待って船長が復活しなければ責任者は自分だと言い、5秒後にリスターの個人評価をホリーに 言わせる。下痢が理由の病欠が多いとか昇格の可能性ゼロとか散々。しかし、リマーの評価は昇格の可能性 は「お笑い種」とさらに最悪だった。その後、ホリーは未確認物体をキャッチしたと報告する。

 リスターが部屋で猫サピエンスの本を読んでるとトースターが自分の存在証明について話し掛けてきた。 リスターはトースターの話を退け、本の匂いを嗅ぐ。猫サピエンスの本はラインに沿って色々な匂いがし、匂いで 文章を構成するのだ。リマーはその事を聞いて呆れる。そこにホリーが未確認物体を視界に捉えたと報告してき た。

 キャットはキャットフードを探している途中にリマーと会う。リマーがキャットに触れようとするとキャットが 「オレのピカピカを持って行くな」と言う。ピカピカとはヨーヨーだった。キャットはヨーヨーで遊ぶが、遊び方は やはりバカだった(笑) リマーは未確認物体がポッドだったとわかると、すぐに回収した。

 リスターの部屋にキャットが猫族の聖書を持ってやって来た。リスターは猫族の救世主クロイスターの 挿絵を見て自分だと言うが、キャットは「何で神がそんな顔なんだ?」と取り合わない。リスターはホリーに 猫語辞典を渡すから翻訳してくれと言う。その時、リマーがポッドを回収したと部屋に走りこんできた。
 リスターは観察室に回収されたポッドを見るとホリーに安全かどうか聞き、ホリーは安全だと言った。
遅れて来たリマーはこれは宇宙の知的生命体のカプセルだと言い張る。リスターはリマーが止めるのも無視して  観察室に入る。1ヶ月は検疫をするからすぐ出るなと叫ぶリマーだが、リスターはあっさり出てくる。
リマーがサービスロボットを呼びに行っている間に、リスターがポッドに書かれている文字をよく見ると、 そこには「レッド・ドワーフ ゴミポッド」と書かれていた。リスターはホリーにどうして言わなかったのか聞くと、 「からかってみたかった」と答えが返ってきた。

 夜、眠れないリマー。リマーはあのポッドがエイリアンのものだと興奮していた。リスターはあれはゴミ だと言うが、リマーは信じない。リマーはポッドからオッパイが6つの美女のエイリアンが出てくると 想像し始める。

 朝になるとホリーが猫族の聖書の翻訳が終わったとリスターに言ってきた。翻訳によると、クロイスターは リスターのことで、フィジーに買う予定の牧場はホットドッグとドーナッツの店になり、その店は天国のイメージと なってしまっていた。聖書によるとその店で働く猫は色付きダンボールで作った矢の飾りのある聖なる帽子を かぶる事になっていた。リスターは他の猫族がどうなったか聞くと、ホリーは聖戦があって何千年も2つの グループに分かれて争い、ほとんど死滅したと言う。2つのグループとは帽子の色が赤と信じるものと青と 信じるものだった。
 リスターは「帽子の色で争うなんてバカだね、ホントは緑なのに」と言う。
 その後、猫族のグループは休戦して2隻の箱舟を建造してフィーシャルを探すたびに出たのだ。彼らは クロイスターがフランケンシュタインに残した言葉を頼りに旅に出たのだが、その言葉とは 「靴下7足、シャツ1枚」だったが、それはリスターの洗濯物リストだった。
 猫族はそれを星図だと信じて旅に出るが、最初に出発した船は惑星に激突し、もう1隻は今も宇宙を さまよっていると言う。

 リスターはポッドの解析をするリマーの元で自分のせいで猫族が死んだことについて話し合っていた。 リスターは猫族に謝りたいというが、リマーはうるさいからあっちに行けと言い、猫族の神様の話なんかより、 リマーはエイリアンに付けた名前であるクエーガー(QUAGAARS)を信じると叫ぶ。

 リスターはキャットを探していた。キャットは自分の祖父の元に居た。キャットの祖父は目が見えず、 信仰を捨てたと言い、帽子を燃やせと叫ぶ。キャットはそれが気に入っていたので、自分でかぶって燃やしたと 言う。
 老猫はクロイスターは偽りの神なんだと叫んだ時、リスターがその部屋の入り口にあった黄金の ドーナッツを頭に載せ、黄金のソーセージを持って部屋に入ってきた。リスターはキャットを脅して老猫に クロイスターに見えると言わせる。信じる老猫。リスターはなぜ船に乗らなかったのか聞くと、老人と病人は 置き去りにされたと答えた。
 その後、キャットの父親が生まれたが、仲間は次々と死んでしまい、老猫は信仰を捨てた。老猫は 帽子を焼いてしまったと嘆くが、リスターがキャットの頭から帽子を取って、老猫に載せた。老猫は「奇跡だ。 人生最高の日だ!」と叫んで死んでしまう。

 観察室でリマーが見守る中、リスターがポッドを開ける。中にはローストチキンが入っていた。 エンディングの曲の途中にリマーが「これはゴミポッドだ!!」と叫ぶ。


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05話 本当の自分はどっちだ CONFIDENCE AND PARANOIA 1998年10月30日放送

 昼メロを見ているリスター。そこにリマーがやって来てリスターがだらだらしているのを咎める。リスターは 今朝、士官ブロックに行ったと言うが、リスターはまだ汚染を除去していないと言う。リスターはコチャンスキーの 夢の記録を探しに行ったのだ。リスターはコチャンスキーの個人情報を見れれば、彼女が自分のことをどう思って いるかわかるのにと嘆く。

 真夜中、リスターは気分が悪く、医療ユニットに向かうが途中で倒れてしまう。ホリーが緊急通報 でリマーに連絡する。リマーはキャットに手伝ってくれと言うが、キャットは昼飯を中断して助けるなんて嫌だと 言う。リマーはロボットにリスターを運ばせる。

 医療ユニットでリスターは単なる肺炎だと言うが、リマーは300万年でウィルスが変化しているから どんな病気だかわからないと言った。
 リスターはコチャンスキーをデートに誘わなかったことを後悔するが、 リマーは彼女なら「あなたとデートするくらいなら豚のケツにキスするわ」と言うだろうと決めつける。リスターは 自分とデートすることは変なのかと聞くと、リマーは1546年ワルシャワ市長が突然燃え上がり、12世紀 ブルゴーニュに鰊の雨が降ったなどと世界には異常なことが起こるものだと言う。リスターは人の心には 自惚れ屋と臆病者が住んでおり、自惚れ屋が自分をけしかけるが、肝心な時には居ずに臆病者が自分を 萎えさせると言う。

 病気にうなされるリスター。彼らの部屋に鰊の雨が降り出す。ホリーは理由はわからないが、このような 現象は12世紀のブルゴーニュで同様の事件が起きたと言う。さらに変な男が現れて突然燃えて消える。

 リマーはリスターが気づくと、リスターが熱を出して見た幻覚が生きていると言う。リスターはそう言われ て確かにその夢を見たと言った。さらに、リマーは操縦室に2人の男が現れたと言う。それはリスターの心に 住む、自惚れ屋と臆病者だった。

 リスターとリマーは操縦室に来る。自惚れ屋と臆病者に対面するリスター。リマーはこの幻覚をどうする 処理するか聞くが、リスターは自惚れ屋におだてられて聞く耳を持たない。

 宇宙嵐がレッド・ドワーフ号に近づいてきた。自惚れ屋はリスターをおだててコチャンスキーに会いたいな らホログラムで呼び出せば言いというが、ホリーはホログラムは1体しか維持できないし、データディスクをリマー が隠してしまったと言う。

 リマーはサービスロボットに臆病者を処理させようとしたが失敗する。その時、リスターと自惚れ屋が ドワーフ号の必要としていないパワーを切ればホリーはもう一体のホログラムが作れると言う。だが、リマーは 賛成しない。リスターは睡眠室の外にデータディスクがあると考えると、リマーは見ていたのかと叫ぶ。

 リスターと自惚れ屋は外に出ようとしていた時、リマーは自惚れ屋が医療マシンを壊して、リスターの 病気を治さないようにしていると言うが、リスターは相手にしない。リマーは行方不明の臆病者を探すがホリー は船に居ないという。
 リスターと自惚れ屋は外に出てディスクを見つける。リスターは臆病者はどこに行ったのか と聞くと、自惚れ屋は自分がリスターの病気を治すと消えるから医療マシンを壊して、臆病者も殺したと言う。 リスターは暑いから船内に戻ると言うと、自惚れ屋が暑いならヘルメットを脱いでみろとリスターに詰め寄る。 リスターは酸素が無いから死んじゃうと言うが、自惚れ屋は「酸素なんて必要無い、俺が証明してやる」と 言って、ヘルメットを脱いで爆発してしまう。

 リマーはリスターが持って帰ってきたディスクを使っても意味は無いというが、リスターは取り合わない。 リスターがホログラムを出すと、コチャンスキーではなく、もう一体のリマーが出てきた。リマーはコチャンスキー のデータボックスに正直に彼女のデータを入れて置くものかと言う。


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06話 2人リマーで大混乱 ME^2 1998年11月06日放送

 隣の部屋に引っ越すことになったリマー。リマーの新たなルームメイトは分身であるもう一人のリマーだ。 リスターは手伝いをさせられるが、そこでリマーが死ぬ時にホリーが撮ってくれた「アーノルド・リマーに捧ぐ」 というビデオを見つける。

 リスターはリマーが居なくなったので睡眠室で靴下を辺りに撒き散らしたりとやりたい放題。そこで、 先ほどのビデオを見つける。リスターはビデオを見ることにする。そのビデオでは、リマーがホリスター艦長に ドライブ・プレートの修理について咎められていた。その時、突然爆発が起き、リマーは吹き飛ばされる。そして 死の間際にリマーは「ガスパーチョ・スープ!!」と叫んだ。

 リマー&リマーは自分の部屋で運動をしていた。新たなリマーは限界に挑戦すると言い、古いリマーの やることを修正する。古いリマーも俄然やる気になった。

 朝4:30に「絶叫目覚まし」で起きた古いリマーは、オーシャン・グレーからミリタリー・グレーへとペンキ塗 りの仕事をサービスロボットにやらせる。そこに、リスターがやって来て「なんでガスパーチョ・スープと言ったの ?」と聞くがリマーは答えない。

 こっそりとリマー&リマーの部屋に忍び込むリスター。リスターはドワーフの辞書に隠してあったリマーの 日記を盗み読む。そこには「11月25日 ガスパーチョ・スープの日」と爆発のあった6週間前にそうとしか書いて なかった。

 リスターが遊んでいるとホリーがリマー&リマーがケンカしていると言ってきた。ケンカでトラブった古い リマーは少し居させてくれとリスターの部屋にやって来る。
 リスターとキャットが映画を観ていると古いリマーがやって来た。そこに新たなリマーがやって来て、さらに ケンカがエスカレートした。リスターはどっちかが消えるしかないと言い、「どちらにしようかな」で 古いリマーが消えることに決まってしまった。

 ドワーフ号の操縦室に集まるリスターとキャットと新リマー。リスターは新リマーに外に行けと言う。 古リマーが儀礼用の軍服でやって来る。
 リスターは再度、「ガスパーチョ・スープ」について聞く。リマーはどうせ死ぬのだからとそれについて 話し出す。昔、リマーが勤続14年目にして艦長にディナーに誘われ、リスターは艦長と士官とテーブルに着いた。 リマーは「ガスパーチョ・スープ」が冷たいスープとは知らず、シェフを呼んで暖めさせ た。そしてその時みんなが笑っていたのはシェフを笑っていたと思っていたのだが、実際は「ガスパーチョ・スープ 」をフーフー言いながら食べてるリマーを笑っていたのだ。それ以来、リマーは食事には誘われず、キャリアが 無くなったとリマーは語った。
 リマーはさっさと私を消せと言うと、リスターはもう消したと言う。実はリスターはガスパーチョ・スープ」の話を 聞き出すために芝居を打ったのだった。






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