血圧レベルの定義と分類
SBPとDBPが異なる分類に属する場合は、より重症のカテゴリーを適用する。
予後に影響を及ぼす因子心血管疾患の危険因子リスクの層別化に利用 ・収縮期血圧と拡張期血圧のレベル(グレート1〜3) ・55歳を超える男性 ・65歳を超える女性 ・喫煙 ・総コレステロール値>6.5mmol/L(250mg/dL) ・糖尿病 ・心血管疾患若年発生の家族歴 予後に悪影響を及ぼす他の因子 ・HDLコレステロール値の低下 ・LDLコレステロール値の上昇 ・糖尿病における微量のアルブミン尿 ・耐糖能異常 ・肥満 ・座りがちの生活習慣 ・フィブリノーゲン値の上昇 ・社会経済的に高リスク群 ・人種的に高リスク群 ・地域的に高リスク群 TOD:標的臓器障害 ・左室肥大(心電図、心エコーあるいはX線所見) ・蛋白尿、かつまたは血漿クレアチニンの値の軽度上昇(1.2〜2.0mg/dL) ・ 超音波あるいは放射線医学検査による粥状動脈硬化性プラーク(頚動脈、腸骨動脈、大腿動脈、大動脈)の証拠 ・網膜動脈の全体的あるいは部分的な狭細 ACC:循環器合併症 脳血管障害 ・脳梗塞 ・脳出血 ・一過性脳虚血発作 心疾患 ・心筋梗塞 ・狭心症 ・冠動脈血行再建 ・うっ血性心不全 腎疾患 ・糖尿病性腎症 ・腎不全(血漿クレアチニン値>2.0mg/dL 血管病 ・解離性大動脈瘤 ・閉塞性動脈硬化症 進行した高血圧性網膜症 ・出血あるいは滲出 ・乳頭浮腫 * TOD:Target organ damage(標的臓器障害;従来のWHO第期高血圧に相当) * *ACC:Associated clinical conditons(循環器合併症;従来のWHO第。期高血圧に相当)
予後にかかわるリスクの層別化
|
| ||||||||
別の日に行った検査で2回以上確認できれば糖尿病と診断してよい。 糖尿病型であっても次のいずれかの条件1つが満たされれば糖尿病と 診断してよい。 @ 糖尿病の典型的な症状(口渇、多飲、多尿、体重減少など)がある 場合 A HbA1c≧6.5%の場合 B 確実な糖尿病網膜症の認められた場合 |
高脂血症治療のガイドライン 血清総コレステロール 240 mg/dL以上というのは、他に何もリスクファクターとしての疾患を持っていない人の基準と考えてください。 高血圧や糖尿病を持っている人では血清総コレステロール220 mg/dL以上という値は治療が必要な値と考えてください。 高コレステロール血症の診断基準値
高コレステロール血症の診断基準値
高トリグリセライド血症の診断基準値
低HDL・コレステロール血症の診断基準値
|
このページをご覧になる場合は、「Netscape Navigator 4.0」もしくは「Internet Explorer4.0」以上をご推奨します。
Copyright(C) AISEI Association.All Rights Reserved.Last update 1999/9/14