日本の中年以上のヨットマンのほとんどが 学生時代にお世話になった歴史的小型レース艇「A級ディンギー」、GL工法バージョン!


船台の上にモールドフレーム(型枠)を立てて並べ、細い角材を通してあてがって、実際の外板の割り振りを確認しているところ。 このあとステム(船首材:積層)キール(単材)とトランサム(合板)を取り付ける。


取り付けたキール部分から外板を張り始める(プランキング)。 後にキールは完成した船殻ハルとともに、モールドから分離する。


Photo No.2

このA級ディンギーでは、外板を片側12枚張り重ねる、独特の クランプ(万力)を多数自作して固定、接着している。 市販の合板は寸法が足りないのでスカーフして必要な長さにします。


内部の工作:新世代のGL工法だが、外見上は昔ながらの構造と変わらない。船底中央から出ているのがセンターボードケース、左右に渡されているのがスォート


97年初夏1号艇、博多湾にてデビュー進水、ハルクリンカーのラインの美しさが陽光に栄える。


冬の博多湾の冷風をものともせず、新艇による練習と調整が行われた。自分で造った艇は、どんなときでも信頼できるし、改良すべき点はすぐに直せる。


98年夏、前年に続いて改良型の2号艇が博多湾で進水した。進水式当日から豪快な帆走を披露した。


博多湾での1号艇(後方)と2号艇(手前)、博多美人姉妹のテスト帆走風景、レースが迫っているので、調整と練習に明け暮れる。


クラシックで、居心地の良さそうな艇内部。木造艇の感触は‥‥暖かくて、心が安まる気がする。


98年夏函館湾、2号艇ははるばる福岡から遠征し、公式戦に初登場し、堂々の準優勝!

準優勝した函館遠征チームです。
また、古くなりますが、ヨット雑誌「KAZI」1997年10月、11月号にも詳しく掲載されています、ご覧ください。


博多湾から函館湾への遠征には、独特のカートップ装置が活躍した。この装置でシングルハンド(大人ひとり)で手軽にカートップすることが可能になります。