ひとまず、4号櫓までの 実験結果まとめ‥‥顛末(速報)

 一部重複するかもしれませんが、これまでの実験結果をまとめてみます。

これは飽くまでも個人で楽しんだ上での見解で‥‥学術的なものではありません。

実験では比較のために短い櫓(3号櫓)、長い櫓(4号櫓)、オール(195センチ1対)

を使って、何度も静かな水面を往復して(^^;)、データをとりました。

       左が3号櫓、右が4号櫓

 

オールの場合はいつも取り付け状態は同じで、漕ぐパワーが変わるだけですが‥‥

「櫓」は早緒(櫓腕のロープ)の長さによって水面に入る角度が変化するので、データ量が

多くなって、収拾がつかないところがあります(^^;)が、大雑把に扱います。

 

☆まず、もっとも興味あるのは、最大?速度でしょう (^_^)

 50メートルほどをかなり一生懸命(ダウンしない程度に‥‥)漕いでみました。

 速度はノットではなく km/h で示します(ノットでは数値が小さすぎるので)。

短い櫓:3.3〜4.3km/h

長い櫓:3.5〜4.5 km/h

オール:4.3〜5.5 km/h

 「櫓」の性能を発揮できていない(練習不足または品質不良?)かもしれませんが、

ここで見る限り、明らかにオールで漕ぐのが速いです。 

特に加速力(ダッシュ)では圧倒的にオールが優ります。

 

☆次に、持続的に(弱い力で)漕いだ場合ですが‥‥この力の入れ方が難しいのです。

短い櫓:2.5 km/h 前後

長い櫓:2.5 km/h 前後

オール:3.0 km/h 前後

 ‥‥やっぱりオールの方が速い (^^;)

また、長い櫓でも短い櫓でもほぼ同じ速度になるのが面白いですね。

 

こうして速度だけをみると、オールの一人勝ちのようですが、実は他の要素があります。

・オール漕ぎは後ろ向きで、漕ぎにくい。 ストロークがぎくしゃくして疲れやすい。

 両手が塞がっていて、余裕がない。 長く漕ぐのは嫌になる(奴隷みたい)。

・櫓は‥‥斜め前向きに構えて漕げるので、見通しがよく、ストロークが滑らか。

 片手でも漕げるので余裕だ(飲み食いできる)。 楽しい(珍しいだけかも?)。

 座っても立っても漕げる(オールは立っては漕げまい(^_^))

 「櫓」には、オールにない「自由度」が感じられます。

 

長い櫓と短い櫓の違いは‥‥

 最大速度は長い櫓が速いが、ヨー(偏揺れ)が大きいので、取り扱いは難しい。

弱い力で漕ぐとき、速度は同じでも、長い櫓はゆったりと動き、上機嫌。

 

早緒(櫓腕のロープ)の長さを延ばすと、櫓脚が深く水に入るのでスピードが増す。

 しかし、この角度を増しても約40度(眼見当で)を越えると漕ぎにくくなる。

櫓腕をもっと曲げれば、漕げるかもしれないが‥‥櫓の返しに無駄が出そう。

 

それから‥‥お約束の「ローリング(横揺れ)」についてですが‥‥

櫓を漕ぐとき漕ぎ手の体重移動が、フネを櫓の動きの反対方向に傾けます。

これはあたかも櫓の動きを、フネのロールが加速する様に働きます\(^o^)/

 つまりフネのローリングによって櫓の横方向の水中スピードが増す。

このために、より大きな推力が発生して、フネは速度を増す‥‥???

 

実は↑この仮定?の理論はある詳しい方から聞いたばかりだったので、実験で

確かめようと、必要以上にローリングを与えて(櫓は動かさないで‥‥)みました。

しかし、体重移動だけして櫓を動かさないというのは無理でした(@_*)☆\(^^;

 

高速で櫓を漕ぐとき、ストロークを小さくするなどして漕ぎのテンポを変化させていくと、

艇のローリングの固有振動数とぴったり合うところがあります。 そのテンポを持続すれば

有利に働くことが予想(期待?)されます。

固有の振動数はフネの重さや船型によって異なるでしょうが、実験艇は小型で振動数が

高い(細かく揺れる)ので、櫓の動きもちょっと慌ただしいです(^^;)。

 そして今回、この推論を証明するデータは得られませんでした (@_*)☆\(^^;

気長にやりましょう。

 

 結局、長い4号櫓がすっかり気に入りました、長い距離をゆったりした気分で進むには

これが一番と感じられます。 徳治郎さんに教わったように、支点(オールクラッチ)部分

を海水で濡らすと、ギーギー音が消えて、ついつい調子を上げてしましました。

突然「櫓」が軽くなって‥‥(@_@;??  櫓が折れました〜〜〜っ (;_;)

折れたのは接着延長した部分で、水中だったので「バキッ」は聞こえなかったみたい(^^;)

                           (2000/10/11)

   接着不良が原因でした(@_*)☆\(^^;

  これを修理したら、少し短くなっちゃうなぁ (^^;)

 

   今回実験に用いた人力推進装置の数々

  左から櫓腕(2号腕;1号は破損した)、3号櫓、4号櫓、パドル、オール(1対)

 なお、パドルはここでは補助的な道具なので、データはとりませんでした。

 

  破損した接合部を、修理しました。

 左端のV型の木片は、切り取った破損部分です、新たな接合部はサンダーで仕上げます。

 この結果、長さが約4センチ短くなって、全長3.0メートルになりました(新4号櫓)。

 

  ちょっと短くなった新4号櫓は‥‥

 前より扱いやすくなりました \(^o^)/      (2000/10/15)

 

   この写真では前のページの横からの写真と比べると、櫓がかなり深い角度で水に入っています。 深い角度だとスピードは出しやすいですが、反面やや漕ぎにくいと感じます。 その理由は‥‥?? 検討中です (^^;)

 

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