6号櫓(すごいだ「ろ」)、実験レポート (2001/01/09)

 お待たせしました、21世紀最初の実験レポートです。

 2000年年末に実験艇をお借りすることに決定しました、ご協力のHさん、ありがとうございました。

 そこで、Hさんの20フィート艇の船尾の形態にに合わせて櫓腕を造りました。 (2000/12/29)

  

 櫓腕は、市販のタモ材から削り出しました、長さ130センチです。 横の小さな木片↑は櫓柄です。

 櫓腕が微妙に曲がっているのが判りますか? 曲がりの理由はこちらをご覧ください。

 櫓脚の材料はヒノキだったので、カンナ屑はとても良い香りがして、重宝しました。

 しかしタモ材のカンナ屑は‥‥使い道がありません。

 

    ← 櫓腕 完成、ずいぶん細腕ですね (^_^)

 伝統的な日本の櫓は重くて、分厚いので漕ぐときに抵抗が生じ、曲げモーメントが大きいですが、

6号櫓(現代櫓?)は薄身(スレンダー?)なので、それほどの太腕は必要ないと判断したのです。

 

  

 ↑ 櫓腕(下)と櫓脚(上)を約10度の角度で接合し、 ↑ 20フィート艇の船尾に備えました。

 20フィート艇の船外機をエンジンブラケットから取り外し、そこに金具を取り付けました。

 取り付け金具は、5号櫓のものと同じオールクラッチです。

 

  

 取り付けた状態を、真横から見る。 バックスティやラダーと接触しないよう取り付け位置には注意が必要です。

 「6号櫓」は軽くてよく浮くので、静止状態でこんな感じになります、これでは水面との角度が浅すぎますので、

 櫓脚の凹部分まで水面に沈んでくれるよう、早緒(ロープ)の長さを調節します。

 

         

 20フィート艇と、6号櫓の全景:櫓の全長は約4メートルあります。 こんなに細い櫓で大丈夫かなぁ (^^;)?

 

       

                   櫓漕ぎ実験中 (2001/01/07)

 

 実験結果の速報です‥‥(詳しくはまた後ほど)

・おおむね良好でした \(^o^)/ 軽くて漕いでも結構速く(時速3キロ程度)進みます。

・急激な力を加えると、強度的に危なげなところがあります(^^;)、

 滑らかに、優しく、しかも大きく漕ぐのがよろしいようです。

・もう少し強度を増せば、スピードも上げられそうです、しかしそうすると漕ぎ手の体力が続くかどうか?

・特に櫓腕と、櫓脚の接合部が心配です。 第1の解決策としては接合部を支点から離すことでしょう。

 この部分には最大の曲げモーメントが働いているので‥‥。

・水中で櫓が、驚くほど大きく撓(しな)ります (@_@; 恐ろしげでもあり、頼もしくもあり (^^;)

 徳治郎さんのレポートによると、この撓りがとっても大切なんだそうです!

・櫓が軽いので、止めると浮き上がってしまい、早緒がゆるむ (^^;)、そうすると難しくなる。

 櫓の先に重りを付けて沈めたら‥‥? 重くなるので避けたい (^^;)

 

         以上取り急ぎ、ご報告でした。

 

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