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KNIGHT 

第一章 逃亡

 

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1月16日()

 

「うん…もうちょっとお味噌を入れようかな。」

シンジはお味噌の入った袋から味噌を少量お玉で取り、その味噌を

箸でかき混ぜながら少しずつ鍋に入れていく。

手馴れた手つきである。

「さて…あとはアスカとミサトさんを起こしに行かなくちゃ。」

シンジはまず奥にあるミサとの部屋へと足を進める。

コンコン

一応ノックはして見たものの返事が無い。

「ミサトさん、入りますよ…」

中は異常なほどの酒の臭いで充満している。

飲み残しのビールやら散らかった服やら挙句にネルフの重要書類までもが

部屋の塵と化している。

「ミサトさん、起きないなら朝御飯抜きにしますよ。」

「う〜ん、シンちゃんもうちょっと寝かせて…」

「僕達は今日、日曜で休みですけどミサトさんはネルフで重要な会議が朝一からあるんじゃないんですか?」

「何でシンちゃんがそんな事知ってんの…?」

「だって昨日ミサトさんが酔っ払って愚痴をこぼしてたじゃないですか。」

「分かったわよ、起きるわよぉ…」

シンジは渋々布団から出るミサトにいささか呆れながら部屋を後にする。

しかしミサトの気持ちも解らないでもない。

何せ1月の第三東京市は寒い。

以前は1年中夏だったため1月でもこんな事は無かったのだが…

シンジはアスカの部屋の前で立ち止まり、ノックをしてみる。

が、当然の事ながら返事は返ってこない。

「アスカ…?朝だよ、起きてよ…」

先程のミサトの時とは偉い違いである。

まあ同棲しているとはいえ流石に好きな人の部屋にそうそう入れるものではない。

では何時もシンジはどうやってアスカを起こしているのか。

簡単である。アスカの部屋に入るのである。

とは言ってもアスカに見られたら命までもが危うい。

だから間接的に起こすのである。

そっと部屋へ入り…目覚ましを5分後にセットしてステレオを音量MAXで

5分後にかかるようにセットして部屋から出る。

そして5分後…

「きゃあ!!!」

アスカの部屋から悲鳴が聞こえる。

が、シンジは動じない。

いつもの事なのだから。アスカが目覚ましとステレオでビックリしただけである。

「シンジ…」

「おはようアスカ。」

「あたしの部屋に入った?」

(ギクッ)い、いや、入ってないけど?」

シンジは最近嘘の対処が上手くなった。()

「おっかしいわねえ、あたし目覚ましなんてセットした覚えないんだけど…」

「寝ぼけてたんじゃないの?」

「う〜ん…」

「ほら、あと少しで朝御飯できるからその間シャワーでも浴びてなよ。」

「うん…覗かないでよ。」

「はいはい、いってらっしゃい。」

「じゃあシンちゃん、今日はちょっと遅くなるからねぇ〜」

「はい、解りました。何時ごろですか?」

「11時くらいで終わるんだけど…今日はリツコや加持と飲む約束してるのよ。」

「じゃあ解らないんですね。」

「物分りが良いじゃない〜じゃあね♪」

「あ、そうそう、私が居ないからって、アスカと変な事しちゃダメよぉ。」

「しませんよ!」

「あんた達まだ中学生なんだから…あ、ヤバイ、遅刻しちゃうわ!」

「はいはい、ムダ話してるからでしょ、全く…」

「シンジ〜上がったわよ−」

「御飯できてるよ−」

「今行くわよー」

「アスカ、目玉焼きにかけるのは醤油とソースどっちが良い?」

「醤油」

「解った。」

「ねえシンジ」

「?」

「今日の目玉焼きはちょっと焼き加減が過ぎたわね。」

「そう?」

「私は半熟が好きなの!」

「じゃあ今度から半熟にするよ。」

(コイツ最近物分り良くなってきたわね)

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お昼頃

 

「…(アスカ)

「…(シンジ)

「……(アスカ)

「……(シンジ)

「………あ〜もうっ!なんか喋ったらどうなのよ〜!」

「そんな事言ったって…」

「もう!たまの休日なんだからもうちょっとテンション上げなさいよ!」

「無理な話だよ…」

「暇なのよ!とにかくこの暇が諸悪の根源なのよ!」

「じゃあデパートでも行く?」

「それもいっっっっっっつもの事じゃない!」

「じゃあ何すんのさ。」

「キス」

「え!?」

「冗談よ。」

「あ、そう、そうだよね、ハハハ…(バ、バカだな、何を期待してるんだ僕は)

「もう、じゃあ近くのスーパーに夕食の材料でも買いに行かない?」

「それなら良いよ。今日のリクエストは?」

「ハンバーグ。」

「かしこまりました(^^)

こうして平凡な日曜が続く…はずだったのだが、

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午後5時

 

冬だからと言う事もあってか、街はもう薄暗い。

近辺の住宅にもそろそろ灯りが灯り始める頃である。

しかし人々の活気は今だ衰えの兆しを見せず、それどころか

バーゲンタイムとあって熟女の激しい(買い物)争いが繰り広げられている。

で、こんな場面があると言う事はもちろんあの2人もここに居るのだが…

なぜ2人がこんなに遅くなったのかというと…

「もう!なんでこんなに暗くなるまで行けなかったのよ!」

「仕方ないだろ、近くのスーパーが臨時休業日だったんだから…」

「もう…寒いわねえ。」

「だからあれほど厚着して来いって言ったのに。」

「だってこんなに遅くなるなんて…っクシュン!」

「もう、風邪でも引いたらどうするの?」

そう言ってシンジは自分の着ているコートをアスカにかけてやる。

シンジの着ていたコートはフリースで覆われているので少しの寒さなら

このコート1枚で凌げるほどのものである。

シンジは取りたて厚着をしているわけでもなく、このコートがあるからこそ

寒くなかったのではないのか。

まあそれをアスカに着せてやらないシンジなど想像も出来ない。

そこがシンジの良いところでもあるのだが…

「でもこれだとシンジが…」

「ああ、僕なら大丈夫だよ、結構寒さには強い方だから。」

強がっていても、体が小刻みに震えているのが解る。

しかし、これを返す事は出来ない。

シンジだから…である。

それを知っているからこそ、アスカは今1番自分が出来る事をする。

「あ、ありがと…」

アスカのプライドの高さはシンジが1番良く知っている。

だから、その言葉の重みがわかるのである。

「そうだ…シンジ、ちょっと手、出して。」

「???こう?」

「もうちょっと上…そう、そのぐらいね。」

そう言うとアスカはシンジの腕に自分の腕を滑り込ませる。

「どう?これなら暖かいでしょ?」

「うん、ありがとうアスカ…って、へええええ!?」

「何素っ頓狂な声だしてんのよ、恥ずかしいわねえ」

「どどどどどっちが恥ずかしいんだよ!だってこここれ…」

「腕組んだら何か悪い?」

「だって…」

「さあ、早くしないと本格的に冷えるわよ。」

「は、恥ずかしい…」

結局腕を組んだまま買い物をする事になってしまったシンジ。

(でも、ちょっと嬉しいかも…)

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午後8時

 

「ふう〜もうこんな時間かあ」

「あ、そっか、ミサトは今日居ないのね。」

「うん。じゃあすぐに夕飯の仕度するよ。」

「そうしてよ、もうお腹がペコペコだわ〜」

シンジは買ってきた物を冷蔵庫に入れ、その中から挽き肉を取り出す。

(ハンバーグ♪ハンバーグ♪)

(今日は照り焼き風にして見るか…)

…40分後

ジュ−、ジュ−

台所から良い匂いが漂ってくる。

それを嗅ぎ付け、何処からともなくアスカ様がやって来る。

「はい、アスカ。今日は照り焼き風にして見たんだ。」

「ふん、はいはわわふふまいひゃはい」

「アスカ、口のものを全部食べてから喋ってよ。」

「ごくっ…結構甘いのね。」

「うん。でもカロリーはあんまり変わらないようにしてあるから。」

「ソースが美味しいわ。」

「そのソースは醤油ベースでとろみをつけた照り焼きソースなんだ」

「たまにはこんなのも良いわね」

「そう?アスカが喜んでくれて嬉しいよ」

(嬉しいこと言ってくれるじゃない)シンジの分はどうしたの?」

「あ、僕は良いんだ。あんまりお腹すいてないから。」

「…じゃあ私の少し上げる。」

「え、良いよ。だってそれはアスカの…」

「遠慮しないの。男の癖に」

「え、じゃ、じゃあ少しだけ…」

そう言ってシンジは食器棚に手を伸ばす

「何で皿をもう一つ出すの?」

「え、だって…」

「良いわよ、あーんして」

「え!?」

「食べさせてあげるっていってんのよ!」

「いいいい良いよ!そんな…」

「このあたしが食べさせてあげるっていってんのよ!?嫌だとでも言うの?」

「え、あ、その、い、いや、嫌じゃないけど、あの、その」

「それっ!」

ずぼっ

「アアアアスカ!あふい、あふい!」

「こら!口に物入れたまま喋らないの!」

「…ふぁい。」

こんな状況でもおとなしく従うところはシンジらしい。

「もぐもぐ…あ、ありがとアスカ、もういいから。」

「何いってんの!それだけじゃお腹がすくでしょ!」

「い、いや、あ!僕洗濯物畳まなきゃ…」

そそくさと逃げ出そうとするシンジのシャツを鷲掴みにするアスカ。

「食べる…わよねえ?」

「…はい(TT)

こんなラブラブムードが後1時間ほど続いたと言う…

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午後10時

 

シンジはアスカの部屋の前に居る。

「アスカァ…居ないの?ノートだけ貰ってくよ?」

シンジは昨日貸した国語のノートを返してもらいに来たらしい。

「入るよ…」

ちなみにアスカはお風呂に入っているのである。

そしてシンジは今だまともには入った事の無いアスカの部屋に入る。

「あ、あった。」

シンジはノートを取ると早足で部屋から出て行こうとする。

そのときだった。1冊の本がシンジの目に止まった。

「ダイアリー…ア、アスカの日記…?」

シンジは「見てみようか」と言う心の誘惑に誘われる。

そして恐る恐る日記を開いていく…

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1999年12月23日

 

今日学校で3バカの1人(トウジ)に「アツアツやのう」といわれた。あたしはそれを否定した。シンジも必死になって否定した。胸が痛んだ…なんでだろう?もしかして私はシンジに恋をしているのか?

 

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12月24日

 

今日はクリスマス・イヴ。でもシンジはネルフへ行って遅くまで帰ってこない。思えば、私はずっと前から気がつけばシンジの方ばかり見ている。シンジの事ばかり考えている。

 

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12月26日

 

とうとう自分でもシンジに対する想いが解らなくなってきた。あたしなのに、あたしが考えてる事なのに…歯痒くて、その夜は泣いた。

 

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12月31日

 

大晦日。遂に私は自分の気持ちがわかった。私は…シンジが好き。これで1000年代の締め括りは十分ね。自分の気持ち、解ったもの。

 

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1月10日

 

今日はやけに冷えた。こんな日に、シンジがそばに居てくれたら…そして私は1人、冷え切ったベッドに身を任せた。泣いてしまった。ダメよね…こんな私。

 

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1月11日

 

始業式。今日から学校が始まる。そして、シンジとも…所で、今日私にピッタリの本を見つけた。ドイツ語で書かれている部分もある本だった。良い言葉だったので、ここに記しておきます。

 

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ドイツ語で書かれた文字は、日記の隅の方にあった。

そのとき。

「…見たのね…」

「!?アスカ!」

「もう…終わりだわ…!」

そう言うとアスカは玄関へ走り去った。

己の涙で跡を煌かせ…

「アスカ!アスカ!」

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知らなかったんだ。

片思いだと思ってたんだ。

だから言い出すのが怖かったんだ。

拒絶されるのも怖かった…だけど、何より

その事がきっかけでアスカとの生活を失ってしまうんじゃないかって

アスカが好きだから!だからこの楽しい時間を壊す事が怖かったんだ!

許してくれ…アスカ!!!!!

「アスカァァァァァァァ!」

そう言えば、アスカは何時も落ちこんだりするときはあそこへ行っていた。

それは、僕達が学校の帰り道にときどき休憩する場所でもあり…

 

「アスカ!」

僕がいったのは、スーパーの近くにある公園だった。

「シンジ…!」

案の定、アスカはここに居た。

ブランコのゆれる音が響く。

「アスカ!どうして逃げるんだよ!」

僕はアスカの手を少々乱暴に掴んで無理矢理引き戻す。

「嫌!あたしを…あたしを見ないで!」

アスカが涙を流しながら後ろを向く。

「…ふふ…笑っちゃうよね…あたしはただ…シンジとの生活が壊れるのを恐れて…夢でも良い、シンジが何時かあたしに“好きだ”って言ってくれる日まで待ってただけなのに…」

今までのアスカからは想像できないほどのかすれそうな声でささやく。

「何時もあたしはシンジをバカにしてきた!それは自分が何時までも強くありたいから!あたしなんて本当は気の弱いただの女なのよ!強くなんか無いのよ!」

「…アスカ…」

「今の事だってそうよ!あたしは…シンジが好きなのに!それを伝える勇気が無いが故に日記なんて物に思いを綴ることにしたのよ!辛かったのよ!シンジを見て、シンジと話して、シンジと遊んで…全てが愛しかったのよ!だからこそ壊したくなかったのよ!」

「……」

「嫌でしょ!?こんな女!うじうじと何時までも想いを伝えられずに!いっその事嫌なら嫌って言ってよ!あたしはあんたの言葉をずっと…ずっと待ってたのよ!今考えたらバカみたいだわ!早く…だから早く返事を頂戴!シンジがあたしのこと嫌いならあたしは潔くどっかへ消えるわ!もう嫌なのよ!こんな事で迷ってる自分も嫌い、だけど、返事をくれるのが怖くて逃げ出す自分はもっと嫌いなのよ!この恋に終止符を打ちたいのよ!」

アスカはその場に崩れ落ちる。

「早く…早く…」

僕は、その言葉を聞いて2、3回深呼吸をすると言った。

「僕が…1番好きなのは…アスカなんだ。」

途端、アスカの動きが止まる。

「う…そ…でしょ…?アンタは…優しいからあたしに気を使ってくれてるの?」

「アスカ!」

僕はアスカをきつく抱きしめ、キスをする。

「…僕は…臆病だから…アスカに想いを伝える事も潔く諦める事も出来なかった。だから…今、アスカの想いが解ってとても嬉しい…僕の…最後の勇気だ…………アスカ…君の事が好きなんだ。ずっと前から見てた。想い始めたのは…そう、浅間山の頃…アスカを失いたくなかったから、そう、失いたくなかったんだ…だから捨て身でマグマに突っ込んだ。それからずっと僕はアスカを見ていた。アスカはただの同居人としてしか見ていてくれなかったけどね。アスカが壊れた時だって…アスカは僕が同居人だから看病してくれると思ったかもしれないけど、僕は悲しかったんだ…何度もアスカの名前をよんだ。願ってたんだ…好きだ!アスカ!こんな僕だけど許してくれるなら是非…僕と付き合って欲しい。僕は…僕の気持ちに素直になるから…アスカ、今だけは君も…素直になって欲しい。」

全部言い終わると、アスカは言った。

「ありがとう…嬉しかった。」

そしてアスカの身体から力が抜けた。

「アスカ!?アスカ!?」

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僕は、パジャマのまま走った。

アスカは風呂上りなのでタンクトップにTシャツ1枚だ。

こんな格好で外に出るから…!

…いや、僕が悪いのか。

僕が日記を見たりしなければ…アスカ!

そしてまでやっている病院を探し出すと、一目散に走りこむ。

「すいません!すいません!」

僕は誰も居ない診察室の窓に向かって大声で叫ぶ。

「はい?」

「この子が急に倒れちゃって…診てください!お願いします!」

「なんの騒ぎだ?」

その声を聞きつけてここの医長らしき人がやってきた。

「急患です!先生!」

「よし、患者を診察室へ」

…1時間後

「どうですか?」

「肺炎を起こしているね。まあ命に別状は無いよ。」

「ふう…」

今までの疲れがどっと出たような気がした。

「まあ家で安静にして薬を毎日飲めば直に治るだろう。」

「ありがとうございます。お代はいくらですか?」

「いらないよ、。」

「え?そんなわけには…」

「良いんだよ。それより君…」

医長さんは僕の耳にこう囁いた。

「彼女大切にしなさいよ(ボソッ)

「え!?」

「あの子うわごとで“シンジ”って言ってたからねえ。君、碇シンジ君でしょ?」

「え?でもどうして僕の名前を…」

「ハハハ、それは秘密だよ。」

「???そうなんですか?じゃあありがとうございます。」

「あ、それと君、その子にコート貸してあげるから着せてやりなさい。」

「え?い、良いですよ。悪いし…」

「良いんだよ。今度また来たときに返してくれれば。」

「あ、じゃあお言葉に甘えて…」

「気をつけなさいよ。」

「それじゃあ。ありがとうございます。」

がちゃっ

「…碇か…まさかあの男にあんな子が産まれるとはな」

なんとこの医長さんゲンドウの親友だったのだ。(ゲンドウは覚えていないが)

「さて…碇に知らせるかな?いや、まだ早いか…」

などと医長さんが呟いたかは定かではない

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それから2週間が過ぎた…

 

アスカの体調もすっかり良くなり、遂に明日から学校にも行ける。

これはそんな日だった。

「ねえシンジ…」

「何?」

「あの時の言葉、本当?」

「あの時…ああ、あの…」

僕は想わず赤面してしまう。我ながら大胆な行動だった。

「本当だよ。嘘であそこまで…言えないよ。」

「まあアンタは嘘付けないからね。」

「…何であたしの日記見たの?」

「ギクッ!」

「乙女の日記見るなんて…最低」

「ごめん!ちょっと魔に刺されて…」

「問答無用!」

アスカが僕の首をしめてくる。

「苦しいよ、アスカ。」

「…でも、やっぱりあの日記見てくれて良かった…」

「え?何?」

「何でも無いわよ!バカシンジ!」

「く、くるじい〜」

 

あたしの日記に刻んであった最後の言葉

そう、あのドイツ語で刻んであった言葉の意味は…

 

 

 

“優しい人、いつまでも愛しています“

 

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みなさんおひさしぶりです。ぐるですぅ〜(^0^)」

いや〜久々のSSなのにこんな腐ったものを…

皆ごめんね−()

あ、それとね、途中から語り手が作者、シンジ、そしてアスカと

どんどん変わってる事、気付きました?

無意識のうちに変わっちゃったのよ〜

しかしこんなSS中学生が書くもんじゃないよな〜本当に

健全な中学生が…()

あ、それとこのSSは連載物です。

完結したように思えますが、一応連載物です。

だからわざと“第一章”って言う名前にしたの!

なんか雰囲気でてるでしょ?でしょ?(誰に言ってんだ?)

じゃあね〜感想下さいな〜

ぐるでした〜



ってな事でぐるさんの「KNIGHT」第一章:逃亡でしたー。
前作の「Try your best」に続く連載ものですね。新しい連載をGehenではじめてくれてありがとうね、ぐるさん。

さてお話の内容の方は…うはー、シンジもアスカも思いっきり恋愛してる!(w
うんうん、2人共初々しくていいな〜。
一緒に買い物に行ったり料理を作ったり、とここまでは平穏な雰囲気なのですが、シンジがアスカの日記を見ちゃってから物語は急展開。
最後はお互いに「好き」って言えたんだからOKOKっすやね。
でもシンジ君、勝手に女の子の日記を見ちゃアカンよ(w

 作者のぐるさんに御感想を!
 感想は作家の創作意欲の源、是非是非お願いします!

「しかしこんなSS中学生が書くもんじゃないよな〜本当に。健全な中学生が…」。うむ、全くだ(w
しかし毎回書いてるけど、本当にこれを中学生が書いてるのかと思っちゃうよ。最近の中学生がスゴイのか、それともぐるさんが普通の中学生以上の文章能力を持っているのか…(汗
ま、まぁ何にせよ続きを期待してます! 頑張ってぐるさん!


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