メランコリック少年シンジの憂鬱 01

メランコリック・クリスマスがやってくる

作者:ごまめ

[419] 題名: メランコリック少年シンジの憂鬱 つづき? 名前: ごまめ MAIL URL 投稿日:2010年12月18日 (土) 01時05分

何処さんの「メランコリック少年シンジの憂鬱」の続きを考えてみました。自己消毒に狩り出してすみません。
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シンジに贈る今年のクリスマスプレゼントを何にしようか頭をひねってる。
でも、シンジったら「アスカのくれるものならなんだって嬉しいよ」とか笑顔で答えちゃってさ!ぜーんぜん頼りにならないのよね!全くもう!

「…それは有り体に言えば、所謂ノロケというものね…」
冷たい視線のレイがお茶をすすりながら厭味をたれた。

「なによ!違うわ!ほんとーに困ったやつよね!って嘆いてるんじゃない!」
「そうやってニタニタニタニタ笑いながら言われても説得力がない…」
「ニタニタって言うなあ」

「何よアスカ、シンジ君の欲しいものを知りたいの?」
唐突にミサトが現れた。

「…ま、まあね。だってあいつ、言わないんだもん。」
「そーかそーか!では特別にお姉さんからヒントをあげましょう」
そういって、白いメモ用紙にさらさらとボールペンで何か書き付けた。

「はい。さあ、この謎をとくことが出来るかな?天才アスカなら問題ないわよねん!」
「?」

メモを見た。
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ダキ

進み

お願い

耐えられない
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「この文にある共通のワードを組み込めば、今年のクリスマスに、シンちゃんが本当に欲しいものがわかるわ!」

「面白そうじゃない!やってやるわ!」
レイと謎々に取り組んだ。

「烏賊かしら?ヤリイカっているわ」
「シイカ?ネイカ?ダキイカ?ススミイカ?」
「…違うか」

「…槍といえば、ロンギヌスの槍…」
「…そんなものもあったわね…」

「シは、間違いない。使徒ね」
「では、ネはネブカドネザルの鍵のことかしら」
「ネルフのことかもしれない」

「ダキは何かしら」
「唾棄すべき人間の所業…」
「そうね…それもまたヒトの一面だわ…」

「進ミは?」
「ヒトの進化…」

「お願い」
「私は碇くんに尋ねた…『何を願うの』と…。そしてその結果が、今、こうして目の前にある私達の暮らし…」
あたしとレイは微笑みあい、手を握りあった。

「耐えられない…?え?」
「あのとき、碇君は全てに絶望し、それ以上耐えることなど到底出来なかった…わたしが呼ばれたのは、耐えられないという彼の絶望の叫び…」

「まさか、シンジは、今また絶望しているというの!?」
「毎 日アスカを起こし荷物もちをし、お弁当朝ごはんは言うに及ばず、炊事洗濯掃除ゴミ出し、休日にはデートと称してその実は人間ATMと化しアスカとわたしに ご馳走してくれて夜は夜で遅くまでアイロン掛けに明日の料理の仕込み。そんな毎日に耐えられなくなっているのかしら」

「あんた…よく喋るようになったわね。それにしても、ああ、まさか…」
「まさか…碇くんは今またサードインパクトを望んでいる…?」
あたしとレイは息を飲んだ。

*
「ただいまー」
ドアを開けて、重そうな食料品の入った袋を下げたシンジが帰ってきた。

「…シ、シンジィ!」
「碇くん!」

「わ!?何なに?どうしたの二人とも!」
突然二人に両側から抱き着かれた。

「あーん、ごめんっ…ごめんなさいシンジ!あんたの気も知らずに、いつもこき使って!」
「碇くん、絶望してはダメ。私はあなたの希望…。わかりあえるかもしれないということの…」
「???」

「あたし、あんたの苦労がわかるように努力するわ!なんでもする!だから…」
「…!アスカ…嬉しいよ。君の口からそんなことを言って貰えるなんて…」
感動した。

「ところで、どうして急に?」

「この、葛城三佐の謎々を解いた結果、碇くんの今年のクリスマスの願いはサードインパクトを再び起こすことと結論がでました」

「はあ!?」

綾波がシレッととんでもないことを言っている。

「ちょ、ちょっと見せて」
レイが手に持ったメモ用紙に目を通す。

「そこに隠されてあることが、今年のクリスマスに碇君が望む願い」
「………」
シンジの顔がみるみるうちに赤くなる。

「ミ サ ト さ ん !!」
こっそり逃げようとしていたミサトがシンジに捕まった。

「なんてことをするんですか!」

「…毎日そのことばっか考えてるから、さっすが!すぐに答えがわかっちゃうのね〜!」
「ぐっ。げ…下品ですよ!僕の男心を踏みにじらないで下さい!」

「???」
シンジとミサトの二人だけで答えがわかったみたいにわーわー言いあっている。

「一体答えはなんなの!?教えてよ!やっぱりサードインパクトなの…っ?シンジぃ…」
不安げにアスカが尋ねる。

「そ、それは絶対違うよ!むしろ真逆っていうか…。答えは…魚かな。お頭つきで食べるやつ…」
「謎々の答えをまた謎々で返すのってありー!?」


こたえ※下品注意※
最後の二つを除いて文末に「たい」をつけたら彼の切実な願いがわかります。ああ下品。でもきっとここでは達成されることはない。


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何処さんのネタに、私がのっからせていただいたという訳です。<ごまめ>

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