アタシはアンタが大っ嫌い・・・最近まで・・・いや昨日までそう思ってたハズだったのに。
いちばん大嫌い
By:PON
最初会った時は、「冴えないヤツ」ってのが第一印象。
こんな平凡なヤツがエヴァのパイロットなんて信じられなかった、信じたくも無かった。
だいたい、外出の時にわざわざ学校の制服なんて着てくる?
日本ではそんな変な事がジョーシキになってると勘違いしたくらい。
しかもそんなヤツと一緒に成り行きとは言え、一緒にエントリーする事になるなんて、アタシも後から考えてみればなんて最悪な選択をしたんだろうと思ったり。
でも、あの時は何か違和感とは違う物を感じた気がした。
その後も、成り行きで日本の学校に通う事になったけど、学校でもやっぱり冴えないヤツだった。
成績も中の中。何にもいいとこなんか見当たらなかった。
クラスもバカな男子達とファーストも一緒なんて。
・・・唯一の救いはヒカリが居た事だけね。
それからも、確かに助けてくれた事も有ったけど、やっぱりアタシの実力には到底敵わなかった。
・・・ハズだったのに。
いつの間にかシンクロまでアタシに迫ってきた。
何で?あんな冴えないバカがこのアタシに近づいてくるなんて信じたくなかった。
だって、どう考えてもよ?アタシに敵う訳無いじゃない?
でも・・・最後にはアタシを追い抜いた。
それは事実だった。信じられなかったけど。
本当は声も聞きたく無かった。話なんかしたくなかった。
ワタシノココロガコワレハジメタ
でも、いつも近くに居たのはアイツだった。
誰かさんのせいで同居させられて、ほとんど一緒に居る羽目になって気がつかなかったけど。
アッチに居た時は誰かと一緒と言うのはもちろんドライな関係。
エヴァに乗る為の、エヴァを動かす為の訓練。
その為だけにしか必要無かった事。
それに気が付き始めたのが最近だった。
最近、一緒の部屋に居るとなんかドキドキする。
ただ、一緒に食事をしてるだけなのに。
ただ、TVを何となく見てるだけなのに。
自分の部屋に戻っても、
「アイツ今、何考えてるんだろ?」
なんて思ってみたり。
アタシ可笑しいよね?
なんでそんな時までアイツのこと考えるなんて。
だって、エヴァとのシンクロ抜かれ始めたんだよ!
それなのに・・・それなのに。
アタシアイツノコトバカリカンガエテル
コレってもしかして・・・そんな訳無いよね?そんなはずある訳無いじゃない。
そうよ、ただの勘違いよ。
そんな訳無いわ。
アイツの笑顔思い出すと嬉しいなんて。
アイツの寂しそうな顔思い出すとアタシまで寂しい気持ちになるなんて。
絶対ありえないんだから。
そんなハズは絶対無い。断言しても良い!
だって・・・。でも・・・。どっちなんだろう?
いや、そんな訳無いよね。
アイツはアタシとファースト、どっちの方が好きなのか気になるなんてね。
そんなの気にする訳無いじゃない。
だってアタシの方を好きに決まってる。
えっ?アタシ、今何を考えてたの?
アイツがアタシを好き?嫌い?
そんな事考える必要なんて無いじゃない。
そんな意味の無い事・・・。
嘘。
アタシ自分に嘘ついてる?
だって、そんな事が気になるなんて。
それって・・・アタシ、アイツの事・・・好きなのかも知れない。
だって、アイツの事を考え始めると眠れなくなるし、隣でどうせ音楽聴いて寝てるだけのはずなのに、何してるのか考えてみたり。
でも、そんな事考えてると、ぐっすり眠れるんだから不思議。
やっぱりアイツが隣で寝てるからなのかな?
まぁ良いわ。その内きっとハッキリさせてあげるんだから。
アンタとアタシの気持ち。
アタシとアンタの気持ち。
同じ様な感じで違う物。両方ともハッキリさせなきゃ気が済まないわよ。
アタシとしては両方でひとつのモノなんだから。
どうもPONでございます。
えっと・・・SSSに近いと言うか殆どSSSですが(^^;)
SS書くの・・・約4年ぶりですね
えびさんに怒られそう(たまに怒られてたり)ですが、何とか生存だけはしてますね(ヲイ
最近好きなマンガを一気に読破して、夜中に思いついたままに書いてみました。
スキとキライってちょっとしたきっかけで変換してしまう気がしてまして・・・。
そんな感じで読まれる方のお好きな様に採って貰えればと思います。
まぁこんな話でも感想いただければ嬉しいです。
それではかな〜りご無沙汰のPONでした。
PONさんに超〜久々に作品を投稿していただきました!
これも「新劇場版:破」の影響でしょうか。とにかくこうして古参の方が戻ってきてくださるのは嬉しい限りです。
PONさんありがとうございます〜。いやもう本気で久しぶりでしたねw
アスカの視点で綴られた今回のこの作品。今話題の式波ではなく、惣流のアスカさんですね。
「嫌いなんだけど好き」という、TV版のアスカの複雑な心境が非常に丁寧に表現されていると思います。
PONさんが後書きでも書かれていますが、「好き」と「嫌い」って些細なタイミングでコロっと変わったりするんですよね。
好きなのも嫌いなのも、少なくとも相手に大して何かしらの関心があるわけですから。全く眼中に無ければ「無関心」「どうでもいい」になるはずですし。
作者のPONさんに作品のご感想をっ!
感想は作家の元気の源、是非お願い致します。
いあいあ、別に怒ったりはしませんってw ネチネチ言ったりするだけです;
しかしこうして久々にPONさんの作品を拝見&掲載できて、本当に嬉しい限りですよ。
これでまた執筆熱に火が付いて、今後も作品を書いてくださることを期待してます!
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