"Gehen wir"!
3000000Hit Gedächtnisroman!!
Gehen wir! 3000000Hit記念小説!!
ー第壱中学校ー
バレンタインで誰がチョコを貰ったかあげたかなどの話題が授業中にもかかわらず、チャットやメールで飛び交う。
B組のなんとか君にあげたとか、C組のOOさんがくれたとか。
教師達もちゃんとわかっているらしく、これがまたどうでも良い話とかをしている。
もっとも根府川先生ではないので、セカンドインパクトの話ではないのだが。
休み時間はもっとそうだ。
あんまり、そういうことに縁のないと思われている3バカトリオは、席に座りながらことの流れを見ていたりする。
「ったく、しょーもない話題で盛り上がってんのー」
バレンタインデーと言えども『終わりなき夏』の2月なのだ。
トウジはうちわをパタパタと忙しく仰いでいる。
「まったくだぜ。なぁ、シンジ?」
シンジに話を振るケンスケ。
「うん・・・そだね。」
アスカから何も無いので、不安なシンジ。
ミサトの言葉が嘘とも思えない。
からかってるだけだったのかも知れないが、そうにも見えなかった。
「シンジはどーせ貰えるからなぁ。尻にしかれてても、貰えるんやろ?」
「あ、アスカは関係ないよ!」
思わず大声で反論するシンジ。
言ってから、はっとして周りを見渡す。
いつもなら、周りの視線が一斉に向く所だが今日に限ってはそういう心配しなくて良い事に気付く。
「おやー?ワシは惣流とは一度も言ってないで?ほほぉ、惣流から貰えるのか、幸せもんじゃなぁ、相田はん?」
これを良い事に、もっとおちょくるトウジ。
もはや、ミサトレベルだ。
いつもならココでケンスケも加勢するのだが、今日は少し、いや大分違った。
「トウジだって、委員長がいるだろ?」
思わぬところからトウジにツッコミが入る。
既にケンスケの顔には「裏切り者どもめ」と見えなくても書かれているのがオーラでわかる。
「な、な、なんで、ここでイインチョがででくんねん?」
平静を保とうとしているが、どう考えても顔が赤くなっているトウジ。
「いっつも、手作り弁当作ってきてくれるんだぜ?そんな委員長がバレンタインデーのチョコを欠かすわけないだろ?」
「あ、確かに・・・」
シンジが頷く。
「あーあー・・・チョコ貰う事ができないのは俺だけかよ・・・」
その後に幸せが一か月分は吹っ飛びそうな溜息をするケンスケ。
「・・・」
ケンスケの呟きには誰も答えれなかった。
もっとも、シンジもそれに近い心情だったが、まだつてがあるあたりがマシだったのかもしれない。
逆にツテがなく、最初から諦めてたほうが精神的には楽だったかもしれないが。
・・・
ーお昼
ー
「あ、鈴原!お、お弁当・・・」
もぞもぞした感じでヒカリがトウジにいつものお弁当と、小さな小包を渡す。
「あ、ああ、いつも、ありがとな・・・」
「うん・・・」
周りなど気にせず少しの間、恋人ワールドにいっている2人。
それを暖かい目つき・・・というより、呆れたとでもいうだろうか。
見守る3バカの残り物2人。
「かー・・・まいったねー・・・なぁ、シンジ?」
ケンスケが両手で頭を覆う。
どう見てもオーバーリアクションだ。
「うん・・・」
頷くくらいしかできない、シンジ。
「まぁ、覚悟はしてたけど、実際にトウジなんかが貰うとショックだな。うん。まるでアイオワ級の40cm砲を生身で食らったみたいだぜ。」
「うん・・・」
例えはどうかと思うが、まぁ『3バカ=モテない』の完全公式が「≠」となった瞬間のケンスケなりの表現なのだろう。
だが、シンジはシンジで、アスカからチョコをもらえないので、頭の中は不安の文字で埋め尽くされている。
ミサトさんの話によると、アスカは・・・僕のことが・・・
期待したのがバカだったのかな・・・
「いちいちうるさいわ!なんで、ワシがチョコもろうたらあかんねん!」
恋人ワールドから無事もなく(あっては問題だが)帰還したトウジが不満そうに怒鳴る。
顔が真っ赤だったりするのだが。
「だってなぁ?」
ケンスケはシンジに同意を求めようとするが、シンジはぼーっと第3新東京市の街並みを見ているだけだ。
「そうや!シンジ、おまえは惣流からもろうたんやろ?あ?」
トウジがシンジに聞く・・・と言うより、味方に引き入れようという魂胆か。
「・・・まだ、もらってない・・・」
重い空気を漂わせて呟くシンジ。
「まぁ、あの惣流だからな。渡すタイミングとか掴めてないんだろ。」
ケンスケが笑いながら、楽観的な意見を出す。
やはり、3バカの中で一番大人びたケンスケである。
ちゃんと仲間のフォローも忘れない。
「なるほどなぁ・・・そういやな、きょうの惣流、授業中、シンジの事見てわ笑ろうて、見ては笑ろうて、寝ながら笑ろうて・・・ワシはあいつが女だっていうの始めて自覚したわー。」
トウジがちゃかしながらも、シンジの元気が出そうなことを言う。
「なるほど、いつもに増してシンジをねー・・・ならシンジ、安心しろよ!」
ケンスケがシンジを励ます。
「なんで?」
怪訝そうにシンジが聞く。
「「だって、お前と惣流は・・・一つ屋根の下じゃんか(やんけ)!!チャンスはいくらでもあるぜ?」」
もしこの後、アスカから貰ったら、思いっきりネタにされそうな雰囲気だ。
貰えたらだけど。
昼休み、5・6時間目、放課後・・・とシンジは不安を胸にアスカのチョコを期待していたが、結局何ももらえなかった。
アスカもアスカでずっと、シンジの方を見るだけだった。
・・・
一方アスカは――
なんでよ。
なんでシンジはアタシに何にもくれないのよ?
まさか、アタシ、なんかした?
それとも、シンジはアタシの事が・・・ま、ま、まさかファースト!?
そんな事無いわよ!
第一、あの鈍感バカにファーストなんか・・・
うん!そうよね!
バカシンジがファースト・・・ファースト・・・ファースト・・・
アスカは自分の導き出した答えにいつも絶対的な自信を持っている。
それが、数学や物理、語学・・・学問の世界ならば、天才所以の才能が正しい答えを出すのだが、恋は生憎学問としては心理学、アスカの専門外なのだ。
「アスカ・・・アスカ?アスカってば!」
「あ、ヒカリ?」
急に現実に戻される。
「どうしたの、急に考え込んじゃって?歩いてる時に考えてると転んじゃうよ?」
「・・・ううん・・・なんでもないの。」
「アスカは碇君にチョコ渡さないの?」
「え?チョコ?なんで?」
唐突に聞いてきたヒカリに不思議そうに聞き返す。
なんで、チョコレート?
「だってお世話になってるじゃない、それに今日はバレンタインデーなのよ?」
当然とばかりにヒカリは続ける。
「バレンタインデーは知ってるわよ。でも、シンジが何もくれないんだもん。」
「碇君は男の子だもん。バレンタインデーは女の子方からあげるものでしょ?」
やはり当然とばかりに言うヒカリ。
んん・・・?
いまヒカリ、なんて言った?
イカリクンはオトコノコダモン。ばれんたいんでーはオンナノコからアゲルモンデショ?
正確に、アスカは脳内のレコーダーでもういちどヒカリの言葉を再生する。
―――――ええええっ!!!!????
その3へつづく。
☆あとがき☆ 2008ねん8がつ22にち きんようび
ども。WISでしゅ。ヽ(´ー`)ノ
さてさて、その2です。
なんて楽な小説でしょうか・・・もう殆ど出来たモノを適当にカット・編集してるだけですからねΣ(´・ω・`)オィオィ
複雑な気分ですね・・・また小説を沢山書けるようになれば、こんな気持ちにはならないんですが;w;
やっぱり、学校はいいなぁ〜
自分で書いたのに何なんだと思われるかもしれませんが、学園モノは大好きです。
こういったほのぼのな流れに、恋の関係したドカーンとした事件が発生するのがw
WISもいつか書きたいですよんw
意見、ご感想、大歓迎です〜。メールをくださったらいまでもガチで泣きますよ(´ー`)