JKC入会、犬舎号申請、血統書申請手続き等について



子供を産ませた後の、諸手続の方法等に関する情報を紹介します。

素人ながら、子供を産ませた方にご参考になれば幸いです。 なお、記述に関しては

不正確な点があるかも知れませんので、この情報を鵜呑みにせず、詳細はブリーダー

さんか、直接JKCにお問い合わせ下さい。




2001.6.8 

<犬舎号申請>

ブリーダーの王さんのご指導で犬舎名、血統書を申請しました。ブリーダーさんのところの

犬として、登録申請も可能ですが、我が家で生まれた証として、正式に犬舎号を取ることに

しました。 

犬舎名は日本を表すJPを含めて20文字以内です。 一応、申請が早いもの順に登録され、

同じ名前は認められない制度で第一、第二希望を書くようになっています。 申請名は正式に

登録されるまで、公開できませんが、第一希望はパピヨンのブリーダーなら、考えそうな名前

なので、既に登録されていないか心配です。 ただ、英語以外にしてひねってありますが・・・。

さあ、わかりますか?????  ピーーーンと来た人は、掲示板かメールで。 7/20頃

には血統書が発行され発表しますので、それまでに考えて下さい。 もし正解者がいれば

何かプレゼントしますよ。

<血統書>

犬舎号が***とすると、血統書名は2種類の記述方法があります。

長女の例では、名前「MARIA」に対して、

1.MARIA OF *** JP

2.*** JP MARIA

(2’.*** JP's MARIA)

となります。 最初は1.で登録を考えていました。 キャティーの血統書を見ると犬舎名が前に

来る、2.のスタイルになっています、実は初めて血統書を見たときに、素人の目から見て、

違和感がありました。 2.のスタイルは極めて日本的だと思いませんか? 

名刺でも日本語では○○会社が先に来て、名前××が後ろにきます。 欧米スタイルの名刺は

××が上に来て、下に会社名○○が来ます。 すなわち、個人で勝負が欧米式、会社名でそこそこ

判断するのが、日本風です。 犬舎名はマイナーでもMARIAという犬がどんな犬か、個犬で評価

してほしいと思い、1.のスタイルを指向しました。

しかしながら、王さんに止められ、断念しました。

2.のスタイルが今や世界標準になりつつあることを考えると、確かに逆らうメリットがありません。 

また、犬の世界では、個々の犬より、まず犬舎名で一次判断するのも事実であるのが分かってき

ました。

日本式の「○○会社の人なら、信用できる」とか、「悪い人はおらんやろう」の考え方です。 

すなわち***犬舎の犬ならば、「そこそこの犬だろう」とか、「たいしたことないだろう」と考えられる

というのが現実みたいです。 確かにそういう判断が働くなら、2.のスタイルが便利です。 

うちのキャティーの血統書を見ても、PIEROSAS、 GOLDEN LEAF、 WONGと個々の犬の名前は

さておき、有名犬舎名が並んでいるので、「まあ悪い犬ではなさそうだ」ということが、即座に

分かります。 さらにロードスレークあたりが入っていれば・・・、てな感じ。

ということで、結局2.のスタイルで登録申請しました。(フー、long long story)

<余談>

まっ、会社をリストラされれば、無名***犬舎を一流犬舎に仕立てて、食べていけないかな?

と言ったら、王さんに「ブリーダーでは食べていけんよ」と言われてしまった(笑)。

<余談その1>

名門犬舎号はそれだけで価値があるそうです。 某有名イギリス犬舎号は日本人が買ったとか。

当然、相続できるらしいです。 犬も「のれん」が大事なんですね。

<余談その2>

名門ブリーダーなら今度は経費がかかり過ぎ、結局は儲からないらしい。

確かに、CHを創出し続けないと、ダメだし、時には高額(百万単位)の犬を買うことも必要とか。

名門ブリーダーの道はギブアップ。 所詮、町の素人繁殖家ってとこかな。

<余談その3>

今回、キャティーが出産して、血統なるものに興味が湧き、パピヨンのスタンダードとはどういう

ものかも少し分かってきました。 今回3匹産んで、3匹の良い所取り、すなわち、この子の体に、

この子の顔と、この子の性格を合わせれば最高のパピヨンができるのにと言ったら、王さんに、

「年間数十頭産ませて、残すのは1〜2頭、残さない年もある。それでも満足できなくて結局よそ

から犬を買うこともあるんだよ」と言われてしまった。 カイザー君の子供ということで、期待が大き

かったけど、やっぱ完璧な子は難しいことが良く分かりました。 

でも、うちの3パピについては、ミスユニバースはちょっと難しいけど、町のミスコンには出場できる

クラスだとお墨付きをもらい、安心しました。