ここでは株日記とは別に株式投資の中で感じたことを、多少はまとめて書いてみます。以前は銘柄を挙げていたけれど変更。
ここのページでは新しいものを10タイトルまで掲載しています。以前のものについては下記のタイトルをクリックしていただくとバックナンバーのページにリンクされていますので、興味がある方はのぞいてみてください。10ずつまとめています。
新シリーズ 2003.6〜
初心者講座 株式投資と人間の心理の問題
7 揺れる心 IPO投資の実際
2004.10、8699 HS証券が新規公開となりました。
伏見の光は新光での割当があり、この銘柄、公募価格1500円で400株保有しておりました。この銘柄の取得から売却までの流れを追いながら、その時の心理状態をふり返ってみましょう。
IPOマーケットは、ほんの少し前までは活況を呈しており、バブルっぽい状況も見られました。しかし、少し前から公募割れ銘柄も散見されるような状況でした。この銘柄、ブックビルディングを入れる時点では、その前の公開銘柄、電源開発と興銀リースが、公募株は取れたけれど、まだ公開されていない状況でしたので、やや先行きの不安感がありました。
まずIPOのブックを入れる時点で参考とするのはフィスコの情報です。銘柄の基本状況の他、ブックビルディングへの参加スタンスも示しており、当たるかどうかは別として、この情報が記載された時点での一定のコンセンサスが反映された情報ではあると思い、参考にはしています。フィスコでのBB参加の妙味度は「アクティブ」でした。積極的にブックに申し込んでいい、大きな値上がり期待があるという評価です。
この時点では、「とりあえず申し込むけど、アクティブかぁ?。興銀リースの方がいいんじゃないか。」という感じがしていました。
さて、新光から割当があることが確定した時点では、電源と興銀リースの公開日は既に経過していたと思います。両銘柄については若干の株数を残しながら、ある程度の利益を確保しました。そうなった時点でHS証券についても、基本的にはこれと同様の売買で対処しようという基本方針を決めています。
つまり、既に直近の銘柄で一定の利益を確保したが、HSについても同様の方針で行こうと考えたわけです。このあたりは人によって考え方なりスタンスの違いがはっきりと出るところでしょう。既に利益を確保しているのだから、ここは強気で攻めるという考え方も当然ありえます。しかしながら、基本的にディフェンシブ志向の伏見の光は、いつもの売買どおりの形で行くと考えていました。
公開前の時点では、初値予想は1700−2000というところ(公募1500に対して)で、ヤフーの掲示板などではかなり強気な発言も目立っていました。無論、それぞれがなんらかの意図をもって発言している場合がほとんどであろうと考えて、掲示板のコメントで自分の方針を変更するようなことは最初から毛頭考えていませんでしたが。公募割れという予想はほとんどなく、そうした想定は私自身もこの時点でできていません。
さて、公開日です。朝に新光のサイトにアクセスして売り注文を入れようと思いましたが、入りません。「売却可能銘柄はありません」と表示される。しかし、保有株にはHS証券は入っている。これはどういうことなのか、ちょっと理解ができませんでした。携帯からもアクセスしてみましたが、同様です。
この時点では、初値が公募割れとなるような事態はほとんど想定はしておらず、そのため、「ま、いいか・・・」と仕事にでかけたのでした。仕事となれば、当然、ザラ場の値動きを見るようなわけにはいきません。昼頃に手が空いた時に株価を確認してみたら、なんと、初値は公募割れという事態。しかし、そこから1600円台の後半まで上昇し、下げて1550円というあたりの株価でした。
ここでは「これはここから下げれば利益が出ない、含み損となる可能性も十分にある。期待感はあるが、400株も保有している意味も必要性も感じないから、即刻売却」と考えました。で、証券会社の支店へ電話。なんと、ヘラクレスには新光のシステムが対応していない(ネット注文が)ことがこの時点で判明。「なんじゃそりゃー」というあきれと怒りが相半ばしつつ、担当不在でしたが、1550円で300株の売りを出しました。折り返し、担当から電話が入り、コールセンターでの注文の方が売買手数料が安くなるとの連絡。そのため、支店注文を取り消して、コールセンターの注文に変更。
で、後場の寄りの株価で300株は売却できました。この時点では、薄利とはいえ、時価でわずかに利益が出ており、株数は100株となっています。とりあえず、初日は100株を残して終了。100株残したのは、直近の電源や興銀リースでも同様の形をとっており、こちらは自分の想定の範囲内の状況となっており、とりあえず成功と考えていたため、同様の対処をしたということになります。無論、この時点で全株売却が結果論的には正解でしたが、それは後講釈。
で、自宅で売買手数料を確認してみると、100株を1357円で買ったという計算になりました。終値は1481円。わずかですが、含み益ではあります。ネットトレードが可能であれば、約定したよりももっと安い指し値での売り注文を出していたはずで、その場合と比較して、結果的に実際の約定の方が高くなったということで、ちょっとした「怪我の功名」というようなことを感じました。
このあたりで、「個別銘柄の損益にこだわる心理」というのがちょっと出てきます。「もう少し戻す可能性もあるだう」との、根拠のない期待感が先行し、翌日、確実に売れるような株価での注文を入れようという意識にはなりませんでした。もし、新光のトレードがヘラクレスに対応していたとしたら、売値よりもやや高い指し値の売り注文を出していた可能性が高いです。
翌日です。平日は当然仕事ですので、ザラ場の値動きなど見ていられません。昔だったら、こういう時はひどくドキドキしたものですが、さすがにそういうことはなくなりました。まあ、下げたところで損失は知れているという意識があります。で、昼頃に株価を見ると、1300円台の後半。
ここで見切りをつけます。というのは、この株価で売却できれば損失は出ないだろうと考えたからです。意識的に既に「逃げ」の体制です。で、コールセンターへの売り注文→即座に約定という形になりました。
最終的に計算してみると、売買手数料が割高な分、1000円ちょっとの損失が出ました。
しかし、ここで、いわゆる「合理化」という発想が出てきます。「自分は間違っていない」という自己正当化の発想ですね。
「利益は出なかったが、自分のIPO投資へのスタンスどおり、基本的には自分の方針どおりに売買でき、ほとんど損失が出ることはなかった。この売買はなかなかよかった。」という考えになりました。が、同時に「もう少しうまく売買すれば、多少の利益は確保できていただろうに・・・」という思いも残ります。
全体の意識の流れを簡単に示してみると下のようになります。
ブック参加時→若干の不安感と多少の期待感
公募株取得時→不安感と期待感が相半ばしつつ、期待感の方が大きい状態
公開日→公開前の期待感と公開後の落胆、しかし、スタンスにそった売買
2日目→戻りへの期待感と実際の値動きを見ての見切り、合理化、自己正当化
まあ、非常によくある典型的な意識の流れのように思います・・・(^_^;)。
2004/10/16
6 銘柄ごとの損益と「ただ株」の心理とは?
売買記録を銘柄ごとに整理していると、その銘柄の売買による損益も明確になります。記録をきちんとつけるというのは、自分が今、どれだけ利益が出ているのか、損失が出ているのかをきちんと把握するために非常に重要ですし、自分自身の売買をふり返って今後に生かすという意味でも、経験的に言うならば、ぜひともしておきたいことだと思います。
まあ、実際、習慣としてそのようにしています。長くネットのお仲間と運用レースメルマガを発行していますので、この原稿をまとめるために必然的に週単位でのパフォーマンスは出すことになります。これは、自分自身にとって、やはりかなり有益だと思います。その時々でドッタンバッタンと売買し、結局、時価評価でどう損しているのか、利益が出ているのかが自分ではっきりわからんという状態は最悪に近いと思います。
ただ、前述したように、あまり個別の銘柄ごとの損益にこだわらない方がいい場合もあるように思います。
同じ銘柄をずっと追いかけていると、その銘柄の売買で利益が出て、現在保有している株については、その銘柄の売買で得た利益の範囲内で買えている計算になる場合があります。単純に言うと、2000株買った銘柄を株価が倍になった時に半分売却すれば、、売買手数料などを無視すれば、残った1000株の買いコストは「ただ」です。この残った買いコストが0かそれ以下の株を「ただ株」と言いますが、こうなると、気持ち的には非常に楽ですね。だって、こうなると、その銘柄がいくら下落しても、その銘柄の売買的には損失が出ることはないわけですから。
自分の精神状態を楽な方に持っていくための発想というのは意味が大きいと思います。例えば、伏見の光の場合だと、ソフトフロント1株の買いコストは200円です。つまり、時価−200円がその銘柄の売買での含み益ということになります。中長期的に有望感がある、あるいは「一発」の可能性はあるのだけれど、短期的には株価が大きく下落する、新興市場系などに多いですが、ボラティリティの大きくなりがちな銘柄の場合は、「ただ株」状態になっていると、ビビって安いところで売ってしまったりすることがなくなります。あー、下げているけど、どうせ「ただ株」だし〜、という感じです。
しかーし!。
時価からの変動ということで考えるならば、株価が下がれば、それは損なのです。「ただ株」ということで、逆にその銘柄に対する感覚や意識というのが鈍くなってしまう可能性がないとは言えません。つまり、その銘柄に対する有望感、期待感が薄らいだのであれば、「ただ株」だろうがなんだろうが、そんなことはこっちの都合にすぎないわけですから、株は売って利益を確定した方がいい場合もあるということです。
つまり、気楽に考えるための発想法として「ただ株」という考え方は有効ではあるのだけれど、かといって、その銘柄が、今、あるいは、今後の展望として投資を継続する意味があるのかどうかという判断は常に必要、意識の中から「ただ株」銘柄を、「これは私はただ株だから」という理由だけではずさないようにしないといけないと思います。
ちょっと考えると矛盾?。いや、そうでもないです。視点としては、このことはかなり重要となる場合があると思います。
2004/08/25
5 他人の儲け話がうらやましい心理
ネット上の掲示板をのぞいていると、「株価爆騰で1000万円の利益確定」だとか「仕手株、火柱高値で売り抜け」だとか、まあ、なんだかんだと調子のいい話題がいっぱいでてきます。yahooの掲示板とかね。そういう真偽もわからない情報ではなくて、信頼できるネットのお仲間でも「数百万の利益確定」といったような話が出ることがあります。
株式投資を始めた頃はこうした話題を聞くと「いいなぁ・・・」「うらやましいなぁ・・・」「なんで俺は儲からないのかなぁ」といった発想になりがちでした。それで随分と気持ちが動いたものです。どんな考えのもとで、どんな方法で、どう利益をあげたのかという、利益の゛ハックグラウンドの部分には目がいかず「儲かった」というところだけを見て、聞いて、うらやましく思ったものです。
逆に損した話は、嬉しいということはないけど、なんとなくホッとしたり、共感したりしたものです。これも同様に「損した」という結果のみに着目していたわけですね。
で、何年か株式投資を続けてきました。と、どう変わってきたかというと、儲けたという話を聞くと、そりゃ「いいなぁ・・」とは思うのですけれど、それで本当に気持ちが動くということはなくなりました。なんでそうなったかというと「人は人、自分は自分」というのがはっきりしてきたからだと思います。
どういうことかというと、まあ真偽がわからん話は、それはそういうことを書く意図、売り煽りだか買い煽りだか知りませんが、があるのだろうと思うようになりましたし、そうではない場合は、どうしてそういう利益が出たのか、その人の投資スタンスなり売買方法に目がいくようになったということがあります。
つまり、自分は自分の売買方法なり投資スタンスというのがあるわけで、人が儲かったという話を聞いたところで、自分がその方法をすぐに実行できたりするわけではないということです。自分は自分の環境なり性格なりに合う方法で取り組んでいるのであり、他の人には他の人のそれがあるわけです。
結局、裏返して考えれば、人の儲け話で気持ちが動いてしまうのは、自分の投資スタンスなり方法論が定まっていないということになるのではないかと思います。今はネット上のお仲間が儲かると、素直に「お、そりゃよかったね」と思えますし、損した時は「残念やったねぇ、なんでかな」という感じになります。皆さんはいかがでしょうか。
自分のサイトをあちこち開いてみていたら、「あ、そういえばこういうのを書いていた」と思い出しました(^_^;)。続きをちょっと書いてみましょうか。
以前に「含み損」の心理というのを書きましたけど、その逆。「含み益」の場合です。株を買って、そこから株価が上昇した状態、逆に空売りしてそこから下落した状態は含み益になりますね。まあ、売買手数料がありますので、ごくわずかな上昇では実質的には含み益とならない場合もありましょうが。
株価の変化は、それぞれの投資家の立場や性格によって、それが及ぼす心理的な影響というのは当然異なってきます。含み益の場合ですが、
とりわけ素人個人投資家の場合は、この含み益のある状態というのを長く保つこと難しい場合がある
ように思います。含み損の場合だと、もう株価も見ない、意識的か無意識的か、嫌なものを見ないようにする心理がはたらき、含み損銘柄は意識外へと押し出されます。ところが含み益の場合は、利益が出ている状態というのは当然望ましい状況ですから、株価を見て上がっていれば嬉しいし、下げればどうしようかなぁ〜と考える。つまり、よほどしっかりとした長期投資のスタンスを持っているような場合は別でしょうが、
その銘柄の株価の変化が常に意識の中にある
ということになりがちです。
となると、「あー、上がるかなぁ・・」「下がるかなぁ・・」「もう売って利益を確定しようか、どうしようか」と色々考えることになります。含み損の場合は、比率的に大きな含み損になると多少株価が戻したところで含み損状態であることに変わりはないため、そこで「売ろう」といった発想、意識にはなりにくい。
含み益の場合は逆です。以前に欲張って持続し、株価が多少下落しても、また上昇すると思って持ち続けた結果、含み益だった銘柄が含み損になってしまったり(買値を下回ったり)、あるいは含み益が大きく減少したりしてしまたような経験のある投資家(ほとんどがこうした経験そのものはあると思いますが)の場合は、「売ろうか、どうしようか」と悩むことになります。そうした悩みの種という意味では、含み益銘柄は含み損銘柄よりも「つらい」思いをすることになりがちです。逆の場合もあります。かつて、利食いで売ったはいいが、その後にその銘柄の株価が大きく上昇して、保有を継続してさえいれば得られたはずの利益を得られなかった経験がある投資家も多いでしょう。となると、「いや、ここで売ると、また上昇していきそうな気がする」などと考えてしまいます。
じゃあ、どうすりゃいいのよとなります。これは自分の方針なり、あるいはその銘柄とか相場環境全体についての自分の判断に従うしかありません。印象としては、ウダウダ考えているよりも自分の方針どおりにスパッと割り切った方がよい結果につながることが多いような気がします。
一つの方法は、逆指し値的な発想を生かす
ということです。つまり、上昇トレンドにある銘柄を買った場合であれば(逆は下降トレンドにある銘柄を売った場合で、これも基本的には同様ということになります)、「株価がここまで下落したら売る」というのを決めておくわけです。この「ここまで」というのをどこに設定するかというのがまた大問題ではありますが、この方法を取ると、株価が上昇を続けた場合(多少の押し目があったとしても売りの逆指し値までは下落しない場合)は株は保有を継続することになります。
つまり、上昇傾向が続く限り、それについていけることに考えの上ではなります。そうした時は、株価の上昇に従って順次、売りの指し値もあげていけば、その分だけの利益は最低限確保できるということになり、「あーら、含み益がとんだわ・・」という状況には陥らないですむということになります。リスクを限定し、かつ、株価のトレンドについていく方法としては、私自身はこれよりも売買金額や売買時期を細かく分割することによりリスクを下げる方法を取っていますが、有効性があるように思います。
逆指し値が有効なのはデイトレだけではないということですね。
人間はなかなか欲深いものですから、ベストのタイミングかそれに近いタイミングで売買できないと満足できません。また、タイミングがよくても、投入した資金が少なくて利益も少なかった場合なども満足できません。「あー、あそこで売っていれば」「なんで売ってしまったんだろう・・・」「もっといっぱい買っておけばよかった」等々、こうした「たら・れば」はきりがないです。しかし、まあ、そんなにうまくベストの形で売買できることなど元から無理と考えておけば多少は気楽になると思います。私自身、そのように考えることにしています。
2004/02/01
3 個別銘柄の損益にこだわる心理
私自身もこの傾向がまだありますが、株を買った場合、あるいは空売りでもいいのですけれど、自分の買値なり売値にこだわる心理、あるいは、その銘柄の損益にこだわる心理というのがありますね。
まあ、例えば価格帯による出来高なんていうのがありますけど、こういうのが一定の意味を持つのは上記のようなことが関係していると思われます。つまり、ある価格帯での出来高が非常に多い場合は、その価格帯で売り買いした投資家が多いということに一般にはなります(元から出来高が非常に少ない銘柄で、特定の投資家がそんなに多くない株数をまとめて売買しただけで、その銘柄としてはその価格帯での出来高が多い方になってしまううな場合はあまり意味がないかな)。
とすると、その出来高が多い価格帯が一つの基準というか、上記のような心理がはたらく節になるというのは、一定の意味があることだとは思います。つまり、その価格帯から株価は下落し、下落したところからまた株価が戻り基調となったような場合、損をしたくない投資家は自分が買った株価、あるいは、それを上回った株価のところで売りを出してくる可能性が高いということになりますね。いわゆる「やれやれ売り」というやつです。こういう「節」を超えて株価が上昇するのであれば、その上昇力は強いということが一般的には言えるのでしょう。
ま、それはそれとして、あまり個別銘柄の損益にこだわりすぎるのもどうかと思います。全体として、株式投資の目標が利益を挙げることであるとするのであれば、別に一つや二つや三つや四つの銘柄で損したってかまわないわけです。とりわけその銘柄に対する投資が相対的に自分の株式投資全体の中で占める割合が小さい場合などは、あまり細かなその銘柄のみの損益にこだわることは意味が薄くなります。大事なことは立ち直れないほどの大きなダメージを受けないことです。
含み損の場合と同様に、損をするのは誰しも嫌なわけですが、株式投資全体、資産運用全体の中で損益は考えるべきもので、意識的に個別銘柄の損益にこだわらないようにすることも大切かと思います。
といいつつ、同時に自分の売値、買値を基準として、そこから株価がどう動いたかによって、いわば機械的に値幅をきざみながら売買していくような手法は、リスクを限定するという意味では有効な方法でもあると思います。
あー、ちょっと意味の違うことを一緒にしてしまってるかな・・・・。
2 「含み損」の心理
さてと、保有している銘柄の中で含み損の銘柄はありますか?。株式を保有している多くの投資家は含み損をかかえているはずです。中長期的にこれだけベタベタと株価は下げてきているわけですから。私も多いです。保有銘柄の数でいえば、含み益なのは10/30程度で、20銘柄は含み損です。まあ、ミニ投資で細かく持っている銘柄が多いため、でかい含み損をかかえている銘柄が少ないのが救いではありますが・・・・。
時々「含み損は売っていない(損失を確定していない)から損ではない」と言われる方がいます。まあ、どういう視点から見るかということですから、これはまったくの誤りということではないのですが、多くの場合、これは「負け惜しみ」の理屈にすぎず、いわゆる「合理化」という発想によるもののように思われます。
買った株が買値から下がれば、その時点の時価評価で言えば、これは事実として損失になっているわけで、時価評価という視点で見れば「含み損も実損も損は損」なわけです。当たり前。
で、「合理化」というのは、昔、心理学の教科書かなにかに出ていた例でいけば、「あのぶどうはすっぱい」というやつになりますね。
手の届かないところにある(けれど、本当はほしい)ぶどうに対して、「どうせあのぶどうはすっぱいんだよ」と負け惜しみを言うというものです。これを「含み損は損でない」というのにあてはめれば、買ったところから値下がりした株(本当は値上がりしてほしい)に対して「売ってないんだから損じゃない」と強弁しているということになります。
買ったところから値上がりした株を売るという行為は、利益を確定することによりその後の株価上昇により得られる可能性のある利益を放棄することであり、同時にその後の株価値下がりによる利益の減少、あるいは損失の可能性を回避することですね。これは値下がりした株を売る場合も結局は同じことでして、、損失を確定することにより、その後のリスク・リターンを回避・放棄することです。
誰でも、損するのは嫌ですから、値下がりした株を売るのは気分的にはよいものではありません。しかし、その結果、さらに損失が大きく拡大し、資産評価額が大きく減少した場合が多いと思われます。なので、本来、短期的に上昇すると思って買った銘柄が値下がりしたということは、これは投資・投機の失敗(投資と投機を厳密に区別するようなことはあまり意味がないと思っていまのす)なわけですから、その損失を最小限にくい止めるために、「損を確定」してしまう事も必要な場合が当然ありましょうし、そのような場合に単に希望的観測なり、気分的な嫌気なりで値下がり銘柄を保有し続けるのは適当ではないことがありましょう。
ただ、これはそれぞれの投資スタンスによるところがあります。
例えば、「配当利回りで電力株を買い、株価が下がってもあわてて売ったりするつもりはないし、値上がりしても売るつもりはない。」というような場合です。本気でこのスタンスを取るのであれば、時価評価の含み損は「損」ではあるけれども、その人にとってはまったく問題にならない、どうでもいいことになります。むしろ、株価が大きく下がれば、その分、その時の時価で購入すれば配当利回りは(配当が同額で維持され続けると仮定すれば)向上するわけですから、買い増ししてもいいということにもなります。
つまり、ただ「値上がりすればいいな」「値上がりしそうだ」と漠然と(漠然じゃなくて、その人なりのもっともらしい理屈があたとしても)考えて買った株が、思惑と違って下がった時に、都合のいい理屈で放置するのはちょっとどうなのか・・、ということになります。
株価は上がるか下がるか変わらないかです。その場合、どういう状況になったらどうするのか、その時々の状況で判断するということも当然必要な場合があるでしょうが、あらかじめ方針は考えおく方がよいですし、その方針を立てた前提条件に変化がなく方針そのものに大きな誤りがないと信じるのであれば、そのとおりに実際に売買していくのがよい結果につながるように思います。まあ、このあたりはなかなか難しいところではありますけど・・・・。
2003/06/15
1 「一喜一憂」感覚
てなことで、2003年6月上旬、相場は全体にそこそこ戻してきました。しかし、実体経済がよくなっているという実感はまったくありませんなぁ・・・。なんですか、「強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観と共に成熟し、幸福の内に消えて行く」っていう言葉の「悲観」から「懐疑」に向かいつつあるというところでしょうか。
相場へのアプローチにはファンダメンタルズ的手法とテクニカル的手法があると言われます。私はテクニカルはちゃんと勉強したことがなくてよくわからないですし、指向としては個別企業のファンダメンタルズ的な面から素人なりにあれこれ考えてみるのが好きな方なので、どっちかといえばファンダメンタルズ重視なのかなと思います(といっても、チャートぐらいは見ることは見ますし、決算書をちゃんと読めるのかといえば読めませんので、いつまでたっても「素人」の域から進歩がありませんが(^_^;))。
ただ、実際の売買ということになると、心理的な面の問題というのが結構重要というか、ポイントになってくるというのが、この7年ちょっとの間での実感でもあるのです。以前をふりかえりながら、このあたりのことをちょっと考えてみましょう。
19996.2に証券会社に口座を開設して株式投資というものを始めました。
この時の発想というのは「当面は使わない余裕の資金が若干はあるし、この低金利だから、ちょっと株式投資でもはじめてみようか」というものでした。今からふりかえれば、当時の日経平均株価は2万円を超えており、ここから今に至るまで、全体としては右肩下がりの相場になってます。また、金利も今よりはずっと高かったわけです。まあ、それは結果論ですけど、最初の発想はこうだったということです。バブルで大儲け、そして大損といった「トラウマ」がない分よかったとも言えますが、株式投資を始めるタイミングとしては必ずしもよい時期ということではなかったかもしれないと、あとから考えれば思いますが・・・。
で、この時に買ったのが富士重工1000株、アルパインをミニ投資で200株、北陸電力200株、オリンパス光学をミニ投資で100株でした。これとほぼ同額だけ、TAA200という大和の投信も買いました。
さて、以前は預貯金しか知らなかった者が株式投資を始めるとどうなるか。多くの場合は、中長期のスタンスでとか思っていても、日々の値動きに一喜一憂ということになります。
アルパインはミニ投資でしたのて、実際に買えるのは注文した翌日の寄りの株価ということになります。で、なぜか、前日比でかなり安いところでの寄りとなりました。買う方としては株価が前日から「急落」(というどでもなかったのですが、感覚としてはこうだした)すると非常に不安になりまして、「なにかあったのでしょぅか」と証券会社に電話して聞いたりしました。特定の証券会社からややまとまった売り注文があったということで、特に業績等のニュースなどはないですといった回答で、なんとなく安心したのを覚えています。実はこの下げは買いのタイミングとしては悪くなかったのですが、最初はそういう発想にはなりませんでした。
また、TAA200という投信は株式や債券の組み入れ比率を適宜入れ換えるという投信で、当時はいわゆる先物運用で現物株の値動きの2倍前後の値動きをするブル型と同じような運用をしていました。実際、相場全体の動きの2倍前後の値動きをしていました。これは結構ドキドキもので、個別銘柄だけでなく、市場全体の値動きがどうなのかも気になってしかたがなかったものです。
こうした「一喜一憂」感覚というのは、まあ、初心者の心理的な傾向としては非常に一般的なものだと思います。最初から「相場というのは騰がることも下がることもあるわいな」てなことで悠然としていられるという人は珍しいでしょう。
いわゆる日々、値動きのある金融商品というものに慣れていないわけですから、これはしょうがないという感じがします。さて、この「一喜一憂」はどう変化していくのでしょうか、あるいはしないのでしょうか。
さて、さきほどの最初に買った4銘柄は投信はどうなったのでしょう?。
まず、富士重工。これは約3ヶ月の保有で15%程度上昇し、利食い売り。以後、富士重工は好きな銘柄としてミニ投資で100株、200株、あるいは1000株というような形で、基本的には「安ければ買い、高ければ売り」を繰り返す売買となり、現在、ポートフォリオの中で時価総額比で最も高い保有比率となっています。
オリンパス、アルパインは、これも100株ずつ売り買いを繰り返す形で、利益につながっており、今は保有はしていませんが、株価はずっとウォッチしています。
面白いのが北陸電力で、ここは配当利回りに着目しての買いという面が強かったのですが、結果的には損切りで売却し、最初の4銘柄の中では唯一の失敗銘柄となっています。
投信の方は3ヶ月保有で0.5%程度ほどの実益で売却しています。以後、これまで、日本株でアクティブ運用する投資信託は買ったことがありません。今後も多分買うことはないでしょう。
株式投資の入門書などを見ると「日々の株価の動きで一喜一憂しないこと」などと書いてあります。それができれば苦労はありませんが、まあ、最初はそれは人の自然な感情としては無理、とまで断言はできなくても、なかなか難しいです。
だったら、別に気持ちの面では一喜一憂、右往左往してもいいと思います。ただ、それで実際にドタバタと売ったり買ったりを繰り返すと、売買手数料もかかりますし、あまりよくないとは思います。また、理屈としては「株価は変動して当然のもの」ということを充分に理解、というか認識しておくことは当然重要でしょう。
「あー、下がった」「あー、騰がった」と気持ちの上でバタバタとしているうちに、だんだんとこの値動きに慣れてくると思います。
まあ、私自身、今でも株価の動きで「一喜一憂」はしているわけです。ただ、なにかそれが当然というか、このことでえらく興奮して盛り上がったり、逆に落ち込んだりということはなくなりました。「おー、騰がってますねぇ」「あーら、下がってますねぇ」というような、どちらにどう動くにしろ、なんていうのかなぁ、フラットな気持ちで相場を見ながら「一喜一憂する」という感じになりました。
2003/06/10
−タイトル一覧−
| 番号 | 日付 | タイトル | 一言 |
| 53 | 01/06/03 | ポートフォリオ構成の考え方 | リスクは低く、長期で楽しく |
| 52 | 01/04/12 | どんな投資方法が適当か? | 人それぞれ |
| 51 | 01/03/05 | 「株価対策」への期待 | 最低投資可能単位を引き下げてくれぃ |
| 50 | 01/01/03 | 2001年の課題と展望 | 空売り? |
| 49 | 00/12/30 | 2000年回顧 | 健闘した? |
| 48 | 00/12/19 | 大和の不満点、評価点 | 情報提供以外は不満点多し |
| 47 | 00/12/06 | ISP・DTIの展望を考える2 | 雑誌の広告が以前と変わったけど |
| 46 | 00/10/26 | ミニ投資のライバル登場と各社の印象 | ジェット証券のミニ投資 |
| 45 | 00/10/07 | 全然リスクを取ってないじゃないか・・ | しつこくいきます でも無理はしまへん(^_^;) |
| 44 | 00/10/03 | リスクを減らすとバフォーマンスは? | ミニ投資と銘柄分散でリスクを低減 |
| 43 | 00/10/03 | ミニ投資最強の今川三澤屋 | 弱点が改善されます |
| 42 | 00/09/17 | ローソンの間違い | 結果論でなくスタンスをきちんと持たないと |
| 41 | 00/09/13 | だったら自分でしなさい | 売られている予想は2流以下か? |
| 40 | 00/09/06 | ISP・DTIの展望を考える | 今後も期待している |
| 39 | 00/09/03 | 「勝率9割のセオリー」を読む 4 | 自分の心と闘う |
| 38 | 00/09/01 | 「EB債プロッケン伯爵論」 | なんでそんなリスクを取らないといけない? |
| 37 | 00/08/31 | 「勝率9割のセオリー」を読む 3 | 買い方、売り方 売りが難しいですなぁ |
| 36 | 00/08/29 | 市場の方向性を予測しない | 当たりはずれの確率は1/2 |
| 35 | 00/08/28 | メールアドレス載せるなら・・・ | 気が短いのです、実は(^_^;)。 |
| 34 | 00/08/26 | 「勝率9割のセオリー」を読む 2 | 仕手株でそんなに勝てるとは思わないです |
| 33 | 00/08/25 | 「勝率9割のセオリー」を読む 1 | プレゼントでサイン本をいただきましたので |
| 32 | 00/08/25 | 大和を利用する意味が薄くなってきた | 一発、いいのを当ててくれぃ・・・。 |
| 31 | 00/08/18 | 「ただ株」戦法 | 気楽にのんびり投資しましょう。 |
| 30 | 00/08/13 | 「たこつぼ」の住人にならないために | うちの業界、どうも「タコツボ」傾向あり・・ |
| 29 | 00/08/13 | シュミレーションはシュミレーション | 損したくないし、儲けたいし。自分との心理戦。 |
| 28 | 00/08/11 | 欲をかきすぎると・・・ | 信用期日って、どうしてそうなる? |
| 27 | 00/08/06 | 単位株引き下げとマネックス公開 | ベンチャーほど少額投資の工夫を |
| 26 | 00/07/02 | 野村、大和、メリル | どこも、もうひとつ・・・ |
| 25 | 00/06/11 | IRを軽視する企業の株価は・・・ | ちゃんとせい! |
| 24 | 00.05.28 | 今川三澤屋のめざすべき方向性 | 株式投資ではメインで使っているので |
| 23 | 00.05.28 | 個人としての今後の金融機関への希望 | インターネットバンキング、早くして〜。 |
| 22 | 00.05.28 | 株式投資に大切な資質とは? | 自戒もこめまして・・・ |
| 21 | 00.05.18 | 4年でわずか5万円。でも・・。 | これでいいと思っています。 |
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| 18 | 00.04.15 | 日本株投信を買わない理由 | プロの運用を信じない |
| 17 | 00.04.09 | 話が違う!大和累投 | 社内体制、どうなってる?? |
| 16 | 00.04.01 | 今後の運用方針 | 基本的には今までどおりです。 |
| 15 | 00.03.30 | 機動的累投開始 | 累投を始めることにしました。ちょっと変則。 |
| 14 | 00.03.27 | 「ご都合」本があふれている | なんか調子いい本が多い。「順張り」出版界。 |
| 13 | 00.03.24 | どこが「マザー」なのか?、マザーズ | 1000万もいきなり出せるか! |
| 12 | 00.03.11 | 「めんどくさがり」でそんなに勝てるはずがない | やれることはやらないと・・ |
| 11 | 00.03.08 | 家庭人は株に強い!? | 視点は大事にしたいけど・・ |
| 10 | 00.03.05 | 投資クラブは広がるのか? | お金がからむから難しい |
| 9 | 00.03.01 | 「どっと混む」バブル | いっちょかみで儲かれば嬉しい(^_^;) |
| 8 | 00.02.25 | 中・長期的な展望に確信を持って | 信じる者は救われる? |
| 7 | 00.02.15 | 消費者金融のイメージ戦略が嫌いだ | 楽しいCMの裏の高金利 |
| 6 | 00.02.13 | 証券会社は使い分け | 特徴をつかんで。ネットはつながらないかも。 |
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53 ポートフォリオ構成の考え方
下の52とも関係があるのですが、私のポートフォリオ構築の考え方について整理してみましょう。
ここでいうポートフォリオとは日本株運用についてのものです。本来は資産全体をどのような構成にするかから検討することが重要であり、それを考えずに日本株だけの事を考えてもあまり意味はないのですが。
株式運用は短期で、銘柄を絞り込み、タイミングを見てズバズハと売り買い(空売りも含めて)すれば効率はいいでしょう。ただ、これは相場観が当たればという話でして、確度を高めることはテクニック的には可能なのでしょうが、そうそう連戦連勝とはいきません。ここでは、損切りなども含めた売買方法についてのテクニックが重要となってきます。
私自身は短期的には株価はどちらに動くかはわからないと思っています。ランダムウォーク(千鳥足)というのでしょうか。と同時に、中長期的に成長する、あるいは成長するという期待の高い会社の株価は中長期的には上昇すると考えています。
短期的な株価の動向てせ目先のパフォーマンスは左右されますが、中長期的には個々の保有銘柄の成長性の評価が問われると思います。
日本株のポートフォリオ構成について、特定の業種などに集中すれば、そのパフォーマンスの動向はその業種の株価動向によって大きく動くことになります。価格変動の可能性を考えれば、これは「リスクの高い」(ということは、同時にリターンも高くなる可能性もある)状態と言えましょう。
反対に、投資評価額の観点から(株数ではない)、様々な業種の銘柄に分散して投資をすれば、その分、リスクは低くなる傾向にあります。ただ、これも買いのほポジションだけでは、株式市場全体の動向と基本的にはパラレルに動くことになります。しかし、上昇するにしても下降するにしても、その価格変動の幅は小さくなる、とりわけ日経平均などはハイテク指数的な意味が強くなっている現状では、と言えましょう。実際、私自身のポートフォリオの値動きを見てみてもこうした傾向が強いです。
つまり、業種の分散なども考慮しつつ、中長期的に有望である、成長する(または割安でもよい)と思われる銘柄でポートフォリオを構成するということです。
売買的には短期的に株価が大きく動いた場合には、ミニ投資などで部分的に売却したり買ったりしてリスクを低減していくという方法をとります。
但し、個々の銘柄によってスタンスが違うところがありますので、どの銘柄についても一律に上記のような形で売買しているわけではありませんが。
家計の状況がどのようになるか、ちょっと見通しがつきにくいところがあるのですが、基本的には運用額はもう少し増やしていこうと思っています。
01/06/03
52 どんな投資方法が適当か?
ニフティーサーブに株式貯蓄ステーションというところがありまして(GO SMONEY)、そこで「短期投資か長期投資か」みたいな「論争」がありました。私も面白がってちょっと参加しておりました。
ただ、なかなかかみ合った話にはならないのですね。
なんでかというと、まず「短期」「長期」という場合の期間、あるいは、どういう投資を「長期投資」といい、どういう投資を「短期投資」というかの概念規定、語句の意味の既定がきちんとできず、それぞれのイメージを元にしているため、なにについて議論しているのかが明確でないこと。
また、こうした議論に参加するのは、それぞれ自分の方法にそれなりの自信を持っておりその考え方を主張するため、議論がかみ合わないことによるように思われます。
私自身の結論はというと、投資方法は個々の投資スタンス、投資目標、許容できるリスクの度合い、性格や特性、興味・感心、おかれている社会的な立場、家計や投入できる資金の額等々の状況によって、とりうる最適の方法は異なっているため、「こういう方法が適当」というような一般的な「正解」を導き出すことはできず、どんな方法でもそれぞれに特徴があり、各個人がとるべき方法も色々であるという、なんとも、なにも言っていないのと同じようなものです。しかし、これが正解だと思っていますが・・・・。
大切なのは自分の方法の特徴や意味を理解しておき、時には柔軟に対応するということではないでしょうか。
私自身の方法は「ある程度の相当数の銘柄で構成するポートフォリオのポジションは常に維持しつつ、ミニ投資での売り上がり、買い下がりを繰り返す」というものです。この特徴は、まずリスクは比較的低く、同時にリターンも低くなります。また、ボラティリティは業種等も考えたポートフォリオ構成を意識しているため、市場全体の動きよりも低くなる(あまり上下に動かない)傾向にあります。
長期的にポートフォリオを維持するという点では投資期間は今のところ特に期限を定めない長期になると思っていますが、個別銘柄の株価が20%程度動けば部分的にミニ投資での売買をしていきますから、短期ででもこの程度株価が動けば売買することになりますので、そういう意味では短期の売買になることもあります。
つまり、「細かくアクティブ運用する株式運用の投資信託を長期に保有する」という形に近いと思っています。
ま、これではそんなに大きく利益が挙げられることは、方法的にはまずありませんが、その分リスクは低くなりますので、ぼちぼちとやっていきます。
01/04/12
51 「株価対策」への期待?
株価低迷ということで、なんじゃかんじゃと「株価対策」なるものが議論されているようですね。源泉分離の延長に始まり、金庫株だの、配当二重課税見直しだの税率変更だのと、なんか細々とごちゃごちゃと出てきている印象です。
「金庫株」なんていうのは、結局どういう意味があるのか。自社株買いで償却してしまうのであれば、一株の価値は上がりますが、買われても市場に出てくるもので発行株数が変わらないのであれば、基本的には一株の価値というのは変わらないのでは?。なんか不明朗な部分が出てきそうな「対策」のように感じているが、誤解があるかな?。
個人的に一番望むのは、単位株制度の抜本的な見直しです。これにより少額投資が可能なようにしてもらいたいものです。まあ、企業としてはこれを待つことなく、1000株→100株といった単位株の見直しはどんどん進めてもらいたいものです。
例えばセコム。これ、だいたい株価7,000円ぐらい。単位株が500株ですから、一発単位株投資となると、350万。ふつーの個人はこりゃきついでしょう。ミニ投資で50株だと35万。伏見の光的にはこれでも高い。もし単位株が100株であれば、ミニの10株は約7万。これだと20株ずつぐらい売買するのは、「いつもの伏見の光のペース」ということになります。
企業としては面白いし可能性も感じるのだけれど、最低投資単位が大きいために買いに至らないケースというのは個人の場合はわりとあるのではないかなぁと思うのですが、いかがでしょう?。
01/03/06