新・株式投資のすすめ 基本編
2008.1に部分改訂(現在、改訂中)

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12年になります
 株式投資を開始してから2008.2で12年になります。

 現在、株式に限らず、外貨、債券などの売買、運用も行っており、中国株など外国株も保有していますが、時価評価額が大きいのは日本株になっています。時価評価額でおよそ1400万程度でしょう。。

 この10年ほどで、通信はテキストベースのパソコン通信からインターネットの時代になり、株式投資もインターネットを利用しての売買注文が一般的になりました。売買手数料も大きく値下がりし、デイトレードなどでも利益をあげられる可能性が高まりました。


 この10年程度で、株式だけでなく外貨や債券等の運用も含めての損益は、正確には計算できないのですが、多分3000万以上の利益になっている(含み益もいれて)と思います。まとめると金額的には大きいという感じがしますが、これは12年弱でのものですから、これを月平均になおすと20万程度ということになりましょう。うちの場合は夫婦で同じような仕事をしていて賃金もほぼ同一ですので、この資産運用効果によって、現在の自分自身の給与水準で考えると大雑把にいって2人分の給与所得が2.5人分弱に増加しているというような計算になります。つまり、毎月、半人分は資産が稼いでくれているという形です。

 金額的には、その利益の多くは新規公開株の売買から得たものです。内容は別のところに整理していますが、ただ公募で買って初値で売却しただけで500万以上の利益が出たこともありました(下の方に書いてあります)。

 まあ、こうした運にも恵まれましたが、株式投資を始めた頃の平均株価は2万円以上で、現在(2008.1)は、1.4万台ということになっていますので、個人投資家としてはIPOの部分を除いたとしても、成績はそれなりに健闘はしていると評価していいのではないかと思います。

  別に私自身、特別な知識や技術を持っているわけでもなんでもありません。ただの給与所得者で、平日の日中は仕事をしていますから、ずっとマーケットの動きを追いかけていることもできません。それでもこの程度の利益は出ています。

 株式投資をしたことがない方は「こわい」「損をするかもしれない」という先入観がある方が多いようです。実際、株式投資に限らず投資全般については、方法によっては自分の投資額以上の大きな損失を被る可能性はあります。また、株式の個別銘柄など個々の投資についてはしょっちゅう損失を被っています。しかし、自分なりの方法を確立し、リスク管理、ポジジョン管理をしっかり行えば、そんなに大損するということは考えにくいですし、逆に大きなリターンに恵まれることもあります。

 もし株式投資を考えているのであれば、とりあえず少額でいいですから、最初の一歩を踏み出すことをすすめたいと思います。10万円あれば、いくつかの上場企業の正式な株主になることができます。株主優待のある銘柄もあります。できれば20万程度で業種の違う2銘柄ぐらいを買ってみるところから始めてみてはどうでしょうか。1万円、2万円でも可能ではありますが、できれば最初、20万程度の資金を貯めてからがいいのではないかと思います。

 以下、私自身のこれまで、及び現在の状況、考え方等について書いておきます。参考になりましたら幸いです。

日々の生活の流れの一部として定着
 12年という期間が長いのか短いのかよくわかりませんけど、この期間で自分なりの株式投資についてのスタンスや方法が定まってきた感じがしています。無論、課題も非常に多いのですが。

 株式投資を始めた時というのは、日々の値動きが気になってしかたがありませんでした。

 今も気にならないということはないのですが、時間がある時はネットで朝に売買注文を出し、仕事が終わったら夕方に株価や売買成立状況を確認。

 IPO(新規公開株)のブックビルディングがある時は証券会社の支店へ電話。自宅でサイトに日記を記載し、23時〜24時ぐらいに、NYの動向や為替を見ながら必要な場合は株式ミニ投資の売買注文を出す。週末に一週間の状況を原稿にまとめる。

 およそ、毎日、及び一週間の流れはこんな感じで、これが定着した感じがします。日々のルーティーンの動きの一部という感じです。平日に在宅しているような時は、朝からマーケットの状況を見て、デイトレードを少し手がけるような時もあります。

 現在、買いのポジジョンしかありませんので、株価は上昇してくれるにこしたことはないのですが、「ま、騰がるときも下がる時もあのますわなぁ・・・」ということで、気楽に日々の状況を見ていられるようになりました。これが、ある意味、経験ということでしょうか。
日本株売買は3つのスタンスで 
 日本株の運用については、単純な長期運用ではなく、3つのスタンスを使い分けるようになりました。

 それは

・(超)短期運用
 IPO・新規公開株とデイトレードの場合。

 新規公開株については、公募で取得し初値近辺で売却するというのが基本。損切りもします。公開後のところで買うということは原則としてあまりありません。一度利益を確定したあとで、小さなポジジョンで買い戻し、売買繰り返し銘柄や長期運用銘柄になる場合はまれにあります。
IPOは一発当たれば大きな利益につながる場合があり、短期的な運用成績に影響度が大きいです。複数単元の配分があった場合は分割売買によってリスクを下げつつ一定の利益を確保することも考えます。銘柄によってはしばらく持続するようなこともあります。

 平日でまれに在宅している時はデイトレード、スイングトレード的な売買を行うことがあります。
小さいポジジョンで、多少でも利益が出れば売却するような形です。これは、楽しみ的な部分が大きく、本格的にデイトレに取り組むつもりは今のところはありません。ただ、「老後の楽しみ」としてはこれはなかなかいいものではないかと思います。ボケにくいと思いますね。

・売買繰り返し運用
 株式ミニ投資の活用も含めて、小さいポジジョンで、上昇すれば売り、下落すれば買いを繰り返す。売買時期と資金の投入額を分散することによりリスクを低減。配当収入なども含めて、中長期運用で「負けない」売買を基本とする。場合によっては損切りすることもあります。が、まれ。
 
・長期運用
 配当・分配金利回りを勘案して、債券感覚で長期保有する銘柄と、成長性期待でバイ&ホールドする銘柄があります。

 前者は信金中金優先出資証券、J−REITなどが具体例になります。

 後者はソフトフロント、メディシノバなどです。

これらの分類は銘柄ごとに必ずしも厳密なものではなく、長期運用の銘柄をデイトレで売買してみたり、相互に入れ替わったり、また、重なったりすることがあります。
リスクを低減し、指数を上回ること、あるいは、マイナスにならないこと
 これは株式に限ったことではありませんが、短期的にも中長期的にもベストのタイミングでの売買を連続して行うことなど到底不可能です。

 失敗もあれば成功もあって当然です。性格的にはあまり大きなリスクを取ることは得意でないし、好きでないので、結局のところ、売買方法や銘柄選択によりリスクを低減するような投資方法を取ることになっています。リスクを低減するということはリターンも低減されるということです。

 その上で、全体として、上昇相場ではTOPIXや日経平均の指数以上のパフォーマンスをあげること、下落相場にあっては絶対値でプラスを保つことを基本的な目標としています。一方では相対的なパフォーマンスを目標とし、一方で絶対値を求めるというのは、実は目標としては一貫性がないのですが、感覚としてはこんな感じです。

 四半期ベースで見ると、この目標は達成されている時もあればそうでない時もあります。全体として見れば、含みも含めた損益は+1500万以上で、現在の持ち株の評価額は1200万程度ですので、現状では、なにがどうあろうと、金額的に損失を被ることはありません。言い換えれば、

 

なぜ株式投資を行うのか?
 なんで自分は株式投資をしているのでしょうか?。

 きっかけはなんだったかといえば、株式投資を始めた時は低金利で(今と比較すればよほど高金利ですが)、余裕資金が300万ほどあったため、銀行の定期預金ではさして増えもしないので、ここはちょっとリスクを取った運用でもしてみようかと思い立ったということでした。

 当時の日経平均は2万円強。株式市場全体はそれなりに堅調な地合いの時で、ご多分に漏れず、スタートは順張り、相場が上昇している時に買い始めています。まあ、いきなり超ド素人が、思い切り下げている時に「ここが底」とか言って株式投資をはじめられるかというと、それはまあ、まず難しいでしょう。

 つまりは「儲ける」「利益をあげる」ために株式投資をはじめ、それは今でも変わっていません。

 まあ、簡単に言えば金儲けの手段です。これが本質です。じゃあ、競輪・競馬やパチンコでもよかった?。そうかもしれません。しかし、実際は様々な生活上の制約や自分自身の興味関心から、そういう方向へは行きませんでした。宝くじも含めて、こうした類のものは一切いませんし、今も興味がありません。

株式投資を行う二次的メリットは?
 じゃあ、単に金儲けの手段ということだけなのか?。感覚的にはそうではありません。以下のようなことが二次的メリットとして挙げられます。

・社会の様々な事象への興味関心が広がった

 株式投資を直接行う以前は日経平均がど゜うなろうが、為替がどう動こうが、別に気持ちは全然動きませんでした。「あー、そうですか」というだけのことです。それが株式投資を行うようになってからは随分と変わりました。なんでかというと、これらの変化が自分自身の金融資産の増減に直結するからです。

 株式投資は、大げさに言えば、世の中の森羅万象すべてのことが関係してきます。フィールドが非常に広いと言えましょう。

 関係する本を読んだり、ウェブサイトを探してみたりと、自分で色々としてみるようになりました。その事により素人なりにある程度知識は広がりましたし、興味関心の対象も広がりました。

・人との関係が広がった

 家庭と職場の往復、狭い地域社会の中では出会える人というのは限られており、なかなか広がりができません。

 しかし、株式投資を行い、自分でこのようにウェブサイトを開設したり、また、ネット上の様々な場で発言したりすることを通して、人とのつながりが随分と広がったと思います。まあ、普通ではつきあいのできないような皆さんともお知り合いになることができました。これは、金額には換算できませんが人間としては随分と大き財産になっていると思います。

ポジジョン管理をきちんとしながら長くマーケットとつきあう 
 大儲けは難しいが、大損はしない。自分自身のポジジョンの管理は厳格に行いながら、長くマーケットとつきあっていきたいものだと思っています。

 株式投資のよいところは一発勝負ではない方法が取れることです。時間を味方にし、売買方法も工夫すれば、大きな損失を出すリスクはかなり低減できます。まともな方針を立てて丁寧に長期で運用していけば、それなりの利益はついてくるだろうと思います。

 とにかく、少額でいいからまず何か一つ買ってみること。そこから新しい世界が広がると思います。「習うより慣れろ」、今、迷っている方はまず最初の一歩を踏みだしてみることをおすすめします。無論、損しても儲けても、それは自己責任であることは十分に自覚はしてね。

理屈はわかった。じゃあ、実際、どれだけ儲かるの?、損するの?

→次、いってみよう。新・株式投資のすすめ 実践編 へ 


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