NIC 認識障害

症状

2.2.x 系の Linux カーネルは、 EPIA-E533 の NIC を自動認識しないことがあります。

NOTE:実際には "カード" では無いので "NIC(Network Interface Card)" という表現もナニですが、 "ネットワークインタフェース" とか "OnBoard LAN" とかいうのも長いので、 "NIC" と呼称します。

少なくとも Vine Linux 2.1.5 では自動認識できなかった NIC が、 2.4.x 系カーネルを利用している Vine Linux 2.5 では、 via-rhine モジュールを用いるべき NIC である、と認識できました (結局新しいドライバモジュールを入れちゃいましたが)。

原因

自動認識に関しては様々な要因があるのでしょう、多分。 個人的にはあまり深く追求したくないので、 知らん振りを決め込んでいます。

対処

VIA の Red Hat 系 Linux 向け情報ページ から対応情報一式のアーカイブをダウンロードし、 手順に従ってドライバモジュールの作成/設定を行うことで、 EPIA-E533 の NIC が利用可能になります。

但し、 インストール用に添付されている Makefile が、 2.2.x 系/2.4.x 系の両用を目指しつつ中途半端にリリースされた、 という体のもののため、 余計なディレクトリが作成されてしまいます。 Makefile の記述内容自体は簡単ですから、 気になる人は手を入れた方が良いでしょう。

関連情報

Red Hat Linux Application Notes

VIA による Red Hat 系 Linux 向け情報

Vine Linux Home Page

Red Hat 系の Linux ディストリビューションの Vine Linux のホームページ。