DVDをテレビで#3

Cinema Sound 801に付属の「WinDVD」は「ATI ALL-IN-WONDER 128 (Rage128GL)」に対応していない(らしい)、パッケージで購入した「PowerDVD Ver.2.0」は6スピーカに対応した「Pro.6」ではない、というドツボ状況になってしまった。


PowerDVD Ver.2.0 Pro.6

サイバーリンク社のWebサイトには、6スピーカをサポートした「Pro.6」の宣伝が派手に行われており、情報を辿るとその費用は1,500円+税等であった。1,500円を高いと見るか、安いとするかは何とも言えないが、インターネットで購入する場合、一番安全そうなコンビニでの料金支払いでは、郵便が届くのを待ったり何かと時間がかかりそうである。

ビデオカード選び

サイバーリンク社では、各ビデオチップのDVD再生支援機能に関する情報を公開している。

これによると、まずハードウェアアクセラレーション機能(MC/IDCT)が無いチップも、以下に示す通り結構ある。

で、PowerDVD Ver.2.0でハードウェアアクセラレーションをサポートしているチップは以下の通り。

次に、WinDVDが対応しているビデオカードは次の通り。

両方を満たすものとなると、ATI Rage Pro、ATI Rage Pro LT、S3 Savage 3D、S3, Savage4となる。しかし、どうも最新のビデオカードではないものばかりで、しかもテレビ出力機能を持っていないと意味が無い。

しかし、Webを探すと、Rage ProとSavage4はテレビ出力機能を持つビデオカードが発売されているようである。あとは古いので在庫があるかと、価格次第だ。

Savage4をゲット

ショップを数軒彷徨き、Savage4搭載でメモリ16MB仕様のGainwardのCARDEXpert SG4を見付ける。\6,980也。この値段なら失敗してもいいかぁと軽く購入。

ATI ALL-IN-WONDER 128を外して、CARDEXpert SG4を取り付ける。Mystique220は違うが、ALL-IN-WONDER 128がそうであったように、このカードも最初のBIOS起動時から画像がテレビに出力される。ただし、メモリテストから始まる接続機器のスキャン時に画像が乱れるので、PCモニタには繋がずテレビだけという訳にはいきそうにない。どっちにしても、ビデオカードによらず、手持ちのテレビでは文字が非常に読み辛く実用には耐えない。

さて、DVD再生であるが、これがイマイチである。

下の画像では分かり辛いが、テレビに出力された映像は少々右により、結果、左側に黒い空きができ、右側が若干グネグネと歪んでいる。最新のメディアのDVDでも、これではVHSビデオ以下だ。

さらに、映像が少し縦に伸びている。TV調整なるものがあるが、思うようには調整できない。

CARDEXpert SG4 Mystique220
Mystique220

念のためディスプレイドライバを、購入時に付属していたものから、http://www.gainward.com/driver/81025.zipにバージョンアップしてみるが、結果は同じである(4.11.01.8007-8.10.10 → 4.11.01.8100-8.10.25)。


ふ〜む、これではねぇ.....「この値段なら失敗してもいいかぁと軽く購入」してホントに失敗した。

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